苦手科目をつくってはいけない理由

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皆さん、こんにちは!事例Ⅳチームメンバーのゆいです。

今日は一次試験で「苦手科目をつくってはいけない理由」についてお話したいと思います。

突然ですが、1次試験を学習中の皆さん!

1次試験の7科目の中で、苦手な科目ってありますか?

頭の中でちょっと考えてみてください。

学習内容はおもしろいけど、問題を解くとなると日本語が難しい、企業経営理論?

製造業の専門ではないからイメージがつきにくい、運営管理?

数字、計算なんて拒否反応しかでない!財務・会計?

横文字、アルファベットが多いし、よくわからないし。となりがちな経営情報システム?

長い文章と暗記が苦手!経営法務?

グラフと計算ばっかり、もう見たくないよ、経済学・経済政策?

こんなにたくさん覚えられない!情報量に圧倒される、中小企業経営・政策?

どうですか?

多くの人は2,3の苦手科目がありますよね。

苦手科目を作ってはいけない理由

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、財務・会計と経営法務が絶望的に苦手でした。

理由は、今までの人生で全く関りも接点もない分野の科目だったから。

そりゃあそうです。自分にとって、全て初見の世界ですから。

難しく感じないわけがないんです。

理解にも時間がかかって、いつまでも問題は解けない。

答練の点数は2,30点台が続く。

勉強しても勉強しても自分ができるようになるイメージがまるで湧いてこない。

できないから余計、勉強を避けようとする。

避けるからできるようにならない。

という最悪な悪循環に陥り、非常に苦しい勉強だったと記憶しています。

ある一定期間までは。

ある期間を過ぎると、

みるみる問題が解けるようになり、

過去問をこなし、

本試験当日には得意科目として自信を持って臨めるレベルになっていました。

何が起きたのでしょうか。

1次試験が3ヶ月前に迫ったある日のこと。

勉強時間を記録するアプリの履歴をなんとなく眺めていました。

すると、苦手意識が強かった経営法務と財務・会計の勉強時間が

他の科目と比べて極端に少ないことがわかりました。

私は、苦手意識から勉強しやすい科目ばかり、学習を進めていたんですね。

これじゃあ、いつまでたってもできるようにはなりませんよね。

さすがに時期的にもこれ以上逃げていられない!

という危機感のもと、苦手科目1科目に対して、通常科目の2倍の

の学習時間を充て、単純に勉強量を増やしました

何回転もテキストの同じ箇所を読んだり、同じ問題を解いていると、

さすがに、少しずつ理解が深まり、少しずつわかるようになっていきました。

ある程度量をこなし、学習を進めていくと、

一定の閾値を超えたあたりからどんどんわかるようになるティッピングポイントを向かえます。

自分のなじみやすい科目は早い段階でこのティッピングポイントを向かえますが、

苦手意識のある科目はティッピングポイントを向かえるまでにかなりの時間がかかります。

また、そこにたどり着くまでの精神的な労力が多大なんです。

ここで、勉強を避けてしまうとさらにティッピングポイントは遠のき、

合格も遠のくことになってしまいます。

だから、いかに早くこのティッピングポイントを向かえるかが大切なんですね。

私は苦手科目の勉強時間を単純に増やすことで、

ティッピングポイントを無事に迎えることができました。

一次試験は理解が伴った過去問演習・問題演習を繰り返すことで、

勉強量が得点に比例しやすい試験だと考えています。

苦手科目の学習量を通常科目の2科目分に増やす

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、ティッピングポイントは一定の閾値を超えたら来るものだ

というのを信じて、苦手科目の学習量を通常科目の2科目分に増やしてください

比較的時間に余裕のある今の時期ならこの単純とも思える方法で間に合います。

また、科目別の特性を知り、勉強方法を工夫することも大切です。

以下は私の科目別の勉強方法でしたが、参考までに載せておきます。

・経済、財務会計は積み上げ科目。

理解をしながらとにかく過去問・問題を解く。

理解できない箇所も、日にちをおいて何度も解いていくことで理解が深まっていくので、できなくても気にしない。

というかできないのが当たり前と認識し、とにかく問題演習から逃げない

これ、超重要だと思っています。

・企業経営理論、経営法務は何度もテキストを読んで、用語と考え方に慣れる。

また、過去問を解きまくり、独特の言い回しや出題方法に慣れる。

・経営情報システム、中小企業経営・政策は理解を伴う暗記を行う。

知識問題が多く、知っていれば対応できる問題が多いため、

直前期の集中的な復習で得点を伸ばすことが可能。

確かに、いろんな戦略があり、

苦手科目を伸ばすよりも得意科目に時間をかけた方がコスパがいい

という論もあります。ただ、私はこの戦略にはリスクがあると思っています。

理由は、診断士試験には

①40点未満の足切り制度がある

変則的な周期でくるドボン科目(激ムズ科目)の地雷がある

ためです。

いくら得意科目を伸ばしたところで、

例えば6科目全てを90点取っていたとしても、

恐ろしいことに1科目でも39点であれば「また来年コース」行きです。

実際に1科目だけ40点に満たず、涙を飲んだ勉強仲間を私は何人も見ています。

また、いつどの科目になるか予想ができない激ムズ科目というのが、

出現する年があり、ただでさえ苦手な科目がドボン科目となった日には、足切りになる可能性が高くなり、目もあてられません。

そのため、いかに苦手科目を作らず、どの科目もまんべんなく得点できる力をつけることが、

1次試験を突破するキーになる戦略だと私は考えています。

特に、2次試験でも学習をしなければいけない

①財務・会計

②企業経営理論

③運営管理

絶対に苦手科目にしてはいけません

その中でも特に、財務・会計ができないと思っている方は

3科目分の学習時間を充てて学習を進めてください。

それほど合否を分ける重要な科目だと思っています。

この理由については、次回のブログでお話します。

以上、苦手科目をつくってはいけない理由でした。

次回は、タンクトップがとっても似合う うえちゃんのブログです!お楽しみに!

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