「分析(事例Ⅳ)」と「再現答案」担当の“ファイト3発!”です。
9月も中旬となり、日増しに夜が長くなってきましたね。
夜が長くなるので「夜長月」とよばれたので「長月」が9月を指す言葉となったそうです。
暑さも和らいで過ごしやすい気候ですので、秋の夜長に勉強時間をしっかり確保し、2次試験突破まで突っ走りましょう!
さて今回は、不要な解答プロセスを「勇気を持って捨てる!」をテーマに書かせて頂きます。
私は、「万人にとって最高の解答プロセス」は存在しないと考えています。
何故なら、各受験生にとって合格のための課題の優先順位が異なるからです。
「キーワードの見落としは少ないが、解答時間が足りない人」と
「時間はいつも余裕だが、後でキーワードの見落としに気付く人」は、
実行すべき解答プロセスが全く違うのではないでしょうか?
「読む」「考える」「書く」を80分の制限時間内に、効率と品質を高次元で両立させるための『手段』が解答プロセスだと考えています。
例えばマーカー等の使用。
複数色のマーカーを使う人、2-3色のボールペンを使う人、マーカーとボールペンを併用する人、逆にシャープペン1本のみ使用する人…
たくさんの使い方があると思いますが、使用目的は「文章の必要な部分の見落としを効率よく防ぐこと」でしょう。
その為の『手段』であるマーカーの使い方で、色の種類が多くて塗り分けに時間が掛ったり、混乱するとなると本末転倒です。
一般的に実行されている様々な解答プロセスは、どれも重要な意味があると思います。
しかし、それらのプロセスは、80分の時間制限の中で確実に実行できなければなりません。
優先順位を付け、本当に自分に合った解答プロセス以外は『捨てる』ことも重要ではないでしょうか?
私の場合、最大の課題は「タイムマネジメント」と割り切り、解答プロセスはスピード重視で固めました。
問題を見て最初に行うのはタイムマネジメントの方針決定。
使うのはシャープペンと赤ボールペンのみ。与件文はスピード重視で読む…etc。
皆さんにとって合格答案作成のための課題の優先順位が明確であれば、おのずと『手段』である解答プロセスの取捨選択も決まることと思います。
本ブログを読んで頂いている受験生の皆さんが、「自分にとっての最高の解答プロセス」を固め、合格を勝ち取られるのを祈念しております!
―――【セミナーのお知らせ】―――
9月15日に「ふぞろいな合格答案」の執筆メンバがお届けする診断士2次試験対策セミナーを開催します。
題して、「試験直前期!ふぞろいセミナー9月秋の陣 合格答案への道@東京」!
150人以上の再現答案を分析した「ふぞろい」メンバだけが知っている、データをもとにした分析結果が満載です。また、受験生と等身大の合格者だからこそ見える、具体的な勉強法をお届けします。 また、今回は直前期でもあるため、単なるセミナーで終わらせず、参加者のみなさんが「ふぞろい」答案の神髄に近づくためのワークショップを予定しています。ワークショップを通じて合格ラインや精度の高い「合格答案」を構築しましょう。
<プログラム>
「試験直前期!ふぞろいセミナー9月秋の陣 合格答案への道@東京」
(1) 平成25年度問題の分析結果と今年の予想。
~ 本で言えない150件の再現答案から見えたもの ~
(2) ふぞろいキーワードで合格答案を知る!
実践的ワークショップ
(3) 直前ワンポイントノウハウ
<持ち物> 筆記用具 平成25年度過去問のご自分の解答(以下の問題をワークショップで行います)
事例1:第2問 設問1 事例2:第1問 事例3:第3問 事例4:第1問 ふぞろいな合格答案7 (あれば)
【開催概要】
日時:2014年9月15日(月)(祝) 13:15開場 13:30スタート
場所:新富区民館2F 6,7号室(東京都中央区新富1-13-24)
参加費:500円
申込ページ:http://kokucheese.com/event/index/212702/
※セミナー後に懇親会も予定しています。