令和になって最初の実務補習

同友館
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みなさん、こんにちは!
ブルーオーシャンです。

令和になって最初の実務補習が7月4日からおとといの16日の間に実施されました。
自分としては初めての実務補習であり、不安を抱えながらのスタートでしたが何とか無事終えることができました!

今日はその初めての実務補習で、感じたことをお伝えしたいと思います。私は、東京で参加しました。

診断先企業は、製造業。
しょっぱなから製造業かー。不動産業界ひとすじの私は馴染み無いな〜と思いつつ、受講してる以上やるしか無い状況な訳です。

★1日目★

銀座の中小企業会館で9時から、診断協会より、実務補習の心構えや大まかな内容を説明されました。
10時に実施補習の先生とメンバーとおち合い、挨拶もそこそこにすぐ診断先企業へ移動。本社と場所が離れた工場の見学も予定されており、顔を合わせたら即移動でした。

企業の社長以下担当者と先方の会議室でご対面です。

眼光鋭い社長の表情にメンバー全員ビビり気味。

先生が、最初に趣旨説明を丁寧にすることで、若干社長の表情も緩んできました。
さすが、先生だなぁと感心。

その後、メンバー一人、一人に割り当てられた役割に関する質問を先方に投げかけていきます。

最初に経営戦略全般パートの担当が、これまでの生い立ちを聞くと、結構長々と社長が創業当時から今までの経緯を熱く語ってこられました。

まさに事例Ⅰの与件文を聞かされている気分でした。

私は人事・労務分野の担当だったため、採用・配置・報酬・育成・評価と言った観点から質問していきます。

その後、工場に移動し、内覧をさせてもらいました。

★2日目★

1日目のインタビューや工場見学で見て聞いた事をまとめ、メンバーでSWOT分析していきます。

みんなで意見を、出し合いながら強み、弱みなどの内部環境、機会や脅威などの企業を取り巻く外部環境をまとめていきます。

自主学習期間
実習の2日目から3日目の間の6日間は、メンバーでまとめた内容をもとに自分の担当分野の現状、課題、提言について報告書の本文として記載していきます。
途中で先生に見てもらい指摘を受けながらもなんとかまとめていきました。

★3日目★

メンバーが顔合わせし、各自担当分野で記載した内容のすり合わせをします。すり合わせと言っても5日目には企業に報告しなければならない為、自主学習期間中に担当分野毎の記載内容の切り分けや論点は、ほぼほぼ完成してないといけません。

先生もメンバーが書いてきたレポートの内容を吟味しながら修正や項目の追記をしていきます。

メンバー同士も顔なじみとなり、企業への提言の実施という共通目的でチームとしての連帯感が出てきます。

★4日目★

企業への報告日である明日を迎えるにあたり、作成した報告書の文面チェックなど最終確認をします。

これまで色々と苦労はあったものの、いよいよ明日は報告会というワクワク感と上手く相手に伝わるかという不安感が募ります。

★5日目★

社長らをはじめ経営幹部の面々の前で、担当分野の報告をそれぞれのメンバーが行なっていきます。

最後は、先方から感謝と報告書の内容をもとに今後の組織運営に活かしたいとのお言葉をいただきました。
今まで頑張って良かった!  と思った瞬間です。

報告会が終わったら、メンバーで、打ち上げ兼反省会です。
報告書作成までは大変だったけど、最後は、晴れ晴れとした気分で終わることができました。

初めて出会ったメンバーが、協力しあい、短期間でこれだけの成果物をつくったことに対する誇りや診断士の凄さを感じました。

他社の診断をするのが、診断士の役割ですが、翻って自分は、組織の一員として、理想的な思想を持ち、動けているかと考えるきっかけにもなりました。

多彩な経歴を持つメンバーとの出会い、短期間ではあるものの1人の先生と6名の小グループで、実際に一気通貫で物事をやりとげた経験が得られたと思います。

作業の中でメンバーそれぞれの業界経験などで得た経験や知見も随所に反映されている気がしてました。

他のメンバーならではの経験談もさることながら、自身の経験を披露するとメンバーから反応があったりと、自分にしかない知見もあるんだと認識をするきっかけになりました。

みなさん、1次試験まであと少し、試験後の展望もちょっと想像していただきながら頑張って下さい。

明日は、ほっしー  お願いします!

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