こんにちわ、大阪チームのぁっです。
今日のタイトル、「That’s race.」これは私がいつも自分の力ではどうしようもないことに直面したとき、頭の中でつぶやいている言葉です。昨年の1次試験でもこれをつぶやき、試験を乗り切りました。
私は三十年来のサイクリングファンであり、この時期になるといつもワクワクしています。
世界最大の自転車レース、ツールドフランスが始まるからです!
昨年の今頃はそんなことを言っている暇もなく、勉強に打ち込んでいましたが。
さてそのツールドフランスですが、全世界で30億人が観戦すると言われ、出場する選手たちは多くのものを犠牲にし、この1年に1度のレースに臨みます。
しかしながら不幸にもレース序盤で体調不良やアクシデントによりレースを去らなければならない選手もでてきます。彼らにマスコミがコメントを求めたとき、多くの選手がこう答えるのです。
That’s race.
並々ならぬ思いで臨んだレースでアクシデントに見舞われたとき、そう口にする彼らの心境はいかなるものなのでしょうか。
ツールドフランスと同じく、中小企業診断士試験も1年に一度です。そして、受験生たちがこの日のために多くのことを犠牲にしてきたのもまた同じです。試験にかける想いは、ツールドフランスを走る選手となんら変わりません(よね?)。それだけに試験でのアクシデントは避けたいものですが、台風が来たり、会場に隣接する施設で祭囃子が鳴りやまなかったりといった話を聞いたことがあります。
そんなとき、ツールドフランスを走る選手のように、「それがレース」と割り切って試験に集中したいものです。
ツールドフランスに出場できる選手はプロ選手の中でも一握りで、これまで多くの勝利をつかんできたエリート選手たちです。
我々は華やかな舞台を走るエリート選手のこれまでの輝かしい成績に目を向けがちです。しかしながらその積み重ねてきた勝利の裏で、彼らはそれ以上の苦渋や敗北を味わってきたのではないでしょうか。
自分の力ではどうしようもないこと、自分ではコントロールできないことを幾度となく経験しながら、勝利を積み重ねてきた歴史が彼らにはある。そしてレースが自分の思うようにいかないことを人一倍経験しているからこそ、大舞台でアクシデントに見舞われたときでも、レースなんてそんなもんと割り切れるのではないでしょうか。
私はそんな彼らをリスペクトしています。だから彼らを見習い、自分の力ではどうしようもないことに直面したとき、「That’s race.それが人生。」と心の中でつぶやくのです。
昨年の1次試験、法務の難易度が非常に高く試験中に足切りを覚悟したほどでした。試験の難易度は自分ではどうしようもなく、自分にできることは最後まであきらめずに問題に取り組むこと。なので前述のおまじないを心の中で唱え、最後まで全力を尽くしました。
試験当日のみならず、これからの一か月間、受験生のみなさんにも自分の思い通りにいかないことがあるかと思います。そんなときは「That’s race.」とつぶやいて乗り越えてください!
明日は私も楽しみにしています、かわともの登場です~