おれの2次試験力はみんな…一段階進化する

同友館
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少しづつ2次試験も近づいてきました。

北海道はひんやりと心地よい涼風が吹く、気持ちの良い季節になってきました。

我が家の猫も快適そうです。

本日のお話は、私けんけんが、一度の不合格を経て、

ひとつ上のギアに覚醒し2次試験合格を掴むまでのお話です。


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ふぞろい16メンバーのブログは2月20日スタート!

どうぞお楽しみに!

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敗北とはいつも、信じがたいものだ…

2020年10月、割と自信満々で2次試験を受験しました。

ふぞろいの10年データブックまで解き、大外ししない答案書けてきたな、

という実感(自己評価)があったのです。

本番は時間不足で、かなり焦って答案を埋めましたが、巨大な空マスを作ることもなく、

正直合格と思い結果を見ました。

が…… 駄目っ!!

かなりのショックを受け、結局合格へ向けた再始動は2021年の8月頃になりました。

得点開示の結果は事例Ⅰ52点、事例Ⅱ43点、事例Ⅲ68点、事例Ⅳ70点
合計233点だったにゃ。

合格は諦めない奴の頭上にしか降りて来ない!

まず昨年度の問題用紙のメモを見ながら、各予備校やふぞろいの解答を見比べ、

何が足りなかったか検証しました。

ここでやっと事例Ⅱの致命的なミスに気付くけんけん。準備不足だにゃ。

第2問、Z社との関係などについての問ですが、書いてあるメモは「X社依存を下げ…」

X社…事例Ⅱには存在してないじゃん。設問はZ社だし、Xは島じゃん…(絶望)

事例Ⅱは終了直前までマスが埋めきれず、特に焦った事例…

当然見直しや文章推敲の時間はなしでした。

ある程度やり切ったつもりでいましたが、試験時の時間の使い方を

根本的に考え直す必要を感じました。

なまじ記述に自信を持っていたため、当日のタイムマネジメントが完全に準備不足でした。

と、いうわけでテキトーだった解答手順を固めることから始めました。

2次試験の記述にはまだ「覚醒」という上の世界があるんだ

ご参考までに、初回受験での手順は

・与件文→設問の順で読む

・設問毎に解答要素を色分けしながら下線を引き、もう一度与件文を読む

・解答下書き        です。細かな時間は一切決めていませんでした。

主な悩みは

①ペンの色多すぎ→持ち替えるだけで時間ロス+線が重複するともう訳が分からない

②時間が足りない でした。

ふぞろい特典の生問題用紙を参考に、解き方を考えに考え、行きついたのは

・ペンは2色+蛍光1色

 SWOTに下線引きながら与件文を読みます。

 SOは赤、WTは青、 と良さそうな話は赤、そうでないのは青、くらいな線引きです。

 設問との対応は考えず、2色ボールペンでとにかく引いていきます。

 蛍光は、社長の思いや、コラボ先候補など見落とし厳禁をチェックするためです。

 結局解答要素はSWOTいずれかに絡むことが多いので、私はこれが大いにハマりました。

・下書きはキーワード

 人脈の活用、意識の醸成、高齢化、など盛り込む要素のピックアップができたら書き始めます。

 試験本番までに、キーワード数に対しての文字数の感覚を準備していく感じでした。

試験前にはすごい量の紙が机にあったけど、勉強はどうしてたのにゃ?

試験前は、1事例30分くらいの高速解答をひたすら繰り返していました。

診断協会のHPから過去問をひたすらダウンロードして、与件文読む、

線引く、解答キーワードピックアップ、ふぞろいのキーワードと見比べる、

これを延べ150事例くらい取り組みました。

キーワードを見比べた後は書き洩らしワードをまとめていきました。

「人事施策→権限移譲、モラル向上」のように

問われている施策→漏らしたワード の要領でまとめていきました。

続けていくと、書けないワードが何回やっても書けていないことに気付いたり、

「顧客愛顧を高め売上向上」のような困ったらこれ書いとけ!的なフレーズが準備できたりと、

これも私にとってはハマった勉強法でした。(コマ切れの短時間でも取り組めたしね!)

この2つ、やり方を変えることで「覚醒」しました。

解き方手順も定まり、過去問を解くことで書けないフレーズがどんどんストックされ、

本番では時間不足で焦らずにすみました。

おわりに

試験前の私の番はこれで最後なので、厳しいコトバで激励をしたいと思います。

日がなくなってくると、不安も募りますが、できないことを心配して不安になっても

点は伸びません、不安なら勉強しましょう、伸ばす方法はそれだけです。

このやり方が良い、という情報を集めただけ入ってくる時代です。

ただ、その中には相反するものががあります。

じっくり解くべき、回数をこなすことが大事、など。

絶対の正解はなく、そのやり方も含め問われているのが資格試験。

私の場合は、解いた回数は裏切らない、

書けるようになったワードの数は点数につながる、と信じて勉強しました。

不安になった時の道標は意外とふぞろいのコラムや特集記事にあったりします。
「手に取ってくださった方々の得点が少しでも伸びるように」
その一心で、ふぞろいメンバーはすべての章と向き合っております。
行き詰ったとき、ぜひ手に取って第2章以外も読んでみてくださいね。

次回はゆーきちです。

ふぞろい15が完成してしまって、打ち合わせの機会も減ってしまったけど、ゆーきち元気かなぁ。

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