読み手に伝わる答案を書けていますか?

同友館
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みなさん、おはようございます。

世界どこでも勉強できる♪ストレート合格ナビゲーターのおかじです。

「2019年版 ふぞろいな合格答案 (エピソード12)」の予約受付がいよいよスタートしました!
平成30年の二次試験合格者が中心となって200を超える合格、不合格答案を徹底分析した渾身の作です。
ぜひお手に取って頂き、直近の試験の徹底分析をし、合格へさらに一歩近づいてください。

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さて、一次試験と違って、二次筆記試験の難しいのは、模範解答が分からないことと、筆記試験であるということではないでしょうか?

筆記試験の難しさを因数分解すると、以下の様になると思います。
①知識の正確な記憶と、その適用
②相手に伝える力

①知識の正確な記憶と、その適用

一次試験のマークシートと違い、正確な知識が頭の中で整理された状態になっていないと書くことができません。
また、知識をベースに与件文から適切なキーワードを抜き出し、答案に落とし込んでいく必要があります。
これがなかなか難しいです。
しかし、知識自体は二次試験で問われる範囲は一次試験よりも狭いですし、また頻出論点もあります。
なので、その知識やフレームワークをしっかりと覚えておけば実は結構な短時間で攻略可能だったりもします。
2019年度版ふぞろいな合格答案にも頻出知識やフレームワークのまとめがあるのでぜひ参考にしてください。
そんなこんなで、結局知識は自分自身が覚えるか、覚えないかです。
自己完結できるので、毎日頑張って移動時間も活用しつつ覚えていけば、何とかなります。 大丈夫です。

②相手に伝える力

厄介なのは、「相手に伝える力」の方です。
いくら頭の中に正解があったとしても、それを文章で相手に正しく伝えられないと、点数に結び付きません。

私は、2019年ふぞろいな合格答案では事例Ⅱ分析チームのリーダーとして参画し、200以上の答案のすべてを拝読させて頂きました。
分析を通し、興味深かったのは、高得点答案ほど文章が上手いことです。
「文章が上手い」というのは、コンパクトに文章をまとめて、より多くのキーワードを詰め込めているだけでなく、一度文章を読むだけで伝えたい内容とキーワードが頭にすっと入ってくるのです。
一方、得点がかなり伸び悩んでいた、とある答案でとてももったいないな、と思ったこともありました。答案で書かれていることは正しそうなのですが、因果が繋がっておらず、制限字数を意識してかキーワードも言い換えられており、結局何のことかが分からず、得点キーワードもあいまいで点数が入らなかった、という答案です。
書かれたご本人はもしかしたら得点キーワードを書けたと思っており、「なぜキーワードは書けたのに点数が伸びなかったのはなぜなんだ!?」、と思われているかもしれません。
結構不幸な展開ですよね。
こういうのも、2次試験は難しい、と言わしめている理由の一つかもしれません。

文章は、普段書いているか、いないか。得意、不得意もあると思います。
でも、訓練で上達します。

ではどうすれば良いのでしょうか?
その対策方法として、先日の私のブログでは日頃からでできることとして春秋要約をお勧めしました。
http://fuzoroina.com/2019/03/春秋要約のススメ/

もう一つは超オススメな方法は他の方に答案の添削をしてもらうことです。

予備校で受験生同士の交流のある方は、添削しあっているかもしれません。

では、独学、もしくは通信の方などそのような機会に恵まれない方はどうすれば良いのか?、と思われると思います。

そのような方は、ぜひ受験生支援団体の勉強会を活用してみてください

ネットで検索すれば簡単に出てくると思います。
私も受験時代、とある受験生支援団体のお世話になっており、そこで自分自身の答案の問題点を認識し、その改善を通してストレート合格に大きく近付くことができました。

特にお勧めしたいのは二次試験突破者から添削を受けることです。

試験に突破できる文章力を身に着け、実際に試験を突破した方からアドバイスをもらうことで皆さんが合格に近付いていく上で得られるものが大いにあると思います。
その意味では、既に通学で通われている方にとっても役立つのではないかと考えています。

自分自身の答案の良し悪しが分からない方はぜひ検討してみてください。

明日は大阪からぁっがお届けします!

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