暗記モノ攻略法

同友館
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ふぞろい7企画担当の、なおっちです。

今年の夏はエルニーニョ現象の影響で冷夏と言われていましたが、実は例年並みの暑さとか・・・みなさん、体調管理には十分お気をつけください。

さて、今日は暗記モノ攻略法についてのチョイ技をご紹介します。

心理学者のヘルマン・エピングハウス先生の忘却曲線理論を引用するまでもなく、暗記には繰り返すことが有効な対策のひとつとなります。暗記したい項目に、いかに頻繁に定期的に接触し、いかに脳に浸透させるかがポイントということです。ということで、具体的な接触頻度アップのアイデアを挙げますので、「へー」と思ったら実行してみてくださいね。

チョイ技その1.パスワードに暗記したいゴロ合わせワードを入れる
PCのサインインパスワードって一日何回入力します?3回や4回じゃないですよね?
エピングハウス先生が驚くほどの頻度で、暗記項目に接触することでしょう。
欠点は、入力できる単語が限定的(ひとつ!)なことですね。
毎週変更することで、いま話題の「パスワード使い回し問題」に対応できたりして・・・。
また、繰り返すことで深層心理に影響を与えるので、暗記項目じゃなくても、達成したい目標なんかをパスワードに入れても効果有りです。「zettaigoukaku!」とか

チョイ技その2.PCやスマホのデスクトップ画面や背景に暗記したいキーワードを配置
仕事が一段落して画面を閉じると何が出ますか?デスクトップですよね!
PCで作業画面を閉じたときに、暗記したい項目が自然と目に入ってきます。この接触頻度を逃すのはもったいない!
Windows7やWindows8では、デスクトップの背景を定期的に入れ替える設定がありますので、この機能を使えば複数の項目を入れ替えで暗記できます。
また、スマホではロック画面と背景で2種類の暗記ができますよ。

チョイ技その3 ブラウザのホーム画面で暗記
ChromeやInternet Explorerなどブラウザを立ち上げてすぐに表示される画面をホーム画面といいます。このホーム画面はよく使うページなどに設定されている場合が多いですね。この画面に、「チョイ技2」同様に暗記したい内容を表示させることで、接触回数を増やそうという技です。
ブラウザを立ち上げる度にチラッと暗記項目が目に入るようになります。

私は、中小企業経営政策のゴロ合わせワードや財務分析で使う指標の計算などの暗記で技2、3にはずいぶんとお世話になりました。

では、梅雨のうっとうしさを吹っ飛ばしてがんばりましょう。

 

ふろく
<チョイ技2の具体的な方法>
(WindowsやMacの場合)
1. 暗記したい文章や数式などを「Word」を使って30pointぐらいの大きい文字で入力します。
2. 「Word」で作成した画面を、画面イメージを切り取るアプリなどを使用して、jpegに取り込み、保存します(※1)
3. 3で保存したファイルをデスクトップの背景に指定(※2)します。
※1画面イメージを切り取るには?
Windows7/8では、Snipping tool等のアプリで、
MACでは、[Command]+[Shift]+[4]で、
画面の好きなエリアを画像として切り取れます。
画像イメージさえ作れば、スマホ、iPadでも流用できますね。

※2デスクトップの背景に指定するには、
Windows7/8では、
コントロール パネル⇒すべてのコントロール パネル項目⇒個人設定⇒デスクトップの背景で、画像の場所で「画像ライブラリ」を選択して、3で保存したフィイルを指定します。シャッフルにチェックを入れると「画像を変更する時間(N)」で指定した間隔で暗記内容が表示されます

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<チョイ技3の具体的方法>
1.暗記したい内容をWord等で、でっかく入力。
2.「名前を付けて保存」で、ファイル形式をHTMLに指定。
3.そのHTMLファイルをブラウザの設定から、ホーム画面に設定(※3)します。

※3 ホーム画面に設定する方法
(Internet Explorerの場合)
1.暗記項目を入れて作成したHTMLファイルをブラウザから開く
2.ブラウザ画面で右上のギアのマークを押し、メニューからイン-ネットオプションを選択
2.全般のタグを開き、一番上のホームページの設定で、「現在のページを使用」を選択しOKを押す。
ちなみに、Internet Explore、Chrome、Firefoxと3種類のブラウザに違う内容を入れ、
そのブラウザ毎に暗記する内容を変えるなどといった工夫もありますね。

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