駆け込み勉強派の貴方の為に、最低限押さえるべきポイントとは(注:真面目な受験生は読むべからず)

同友館
doyukan_logo

三連休最終日ですが、皆様、勉強ははかどりましたか??

昨日のちーたーの記事 で思わず例の歌(笑)を歌いだしてしまった
まったりゆっくり独学派★多年度生合格ナビゲーターのかずさ です。

「ご機嫌斜めにゃんこご機嫌斜めにゃんこ」のフリー写真素材を拡大

ノリがいいのが、われら事例Ⅱチームの強みです( *´艸`)
にゃんこさんもつられて歌いだす~♪

そう言えば、この直近3日間、
まっすー、ちーたー、私と3人連続で事例Ⅱチームからの更新ですな。
そこはかとなく、ここ数日のブログの雰囲気が濃ゆい!?

 

さて、雑談はこのくらいにして。
前回の記事でも予告しましたように、
今回は私のゆるゆるな2次試験対策についてご紹介する企画の2回目です。

お題は
駆け込み勉強派の貴方の為に、最低限押さえるべきポイントとは
(注:真面目な人は読むべからず)」
と銘打っております。

前回は事例Ⅳの重要性と対策について書いたところで、今回は事例Ⅰ~Ⅲの対策についてです。
ざっくりひとまとめにしているところに、雑な感じがぷんぷんしますね(笑)

妙に事例Ⅳ押しなのは、別にちーたーに洗脳された訳ではありません。
これから紹介する「2冊の本」の内容がしっかり頭に入っていれば、
事例Ⅰ~Ⅲは時間をかけなくても何とかなると思っているからです。

この勉強法の結果としてこれくらいの点数が出ましたよ、というのも最後にご紹介。
自分の恥を晒すようで、内心びくびくですが…

 

では本題に!!
まず1冊目はこちら。超有名な本なので、ご存知の方も多いのでは??


別にこの本である必要はないのですが、、、
(あくまで世の中的に代表的な本を持ってきただけなので)

1つ目のポイントは、世にいう
「ロジカルシンキング」
の考え方を使いこなせているか、否か、
診断士試験の難易度は相当変わると思っております。

しかも、ぶっちゃけな本音を言わせてもらうのであれば、
「ロジカルシンキング」と言うほど複雑なレベルでもないような気も…
(若干アレな発言なので、文字色を薄くしておこう。。。)

まぁ、あくまで自分の私見ですが。

次に2冊目はこちら。


通常のふぞろいや、総集編1~4でももちろんOK! なのですが、
本当に時間がない方にはこちらがオススメですね。
ふぞろいの過去10年分のデータが詰まった一冊です。

 

では、これらの知識を活用して、
実際どのように解答をしていったか、という話に入ります。

先述のように、わたくしは事例Ⅱチームに属していたので。
去年の事例Ⅱの問題を使って解説を進めていく事にしましょう。

設問1は強みや競合といったベタな話になるので割愛し、
まずは設問2を図解してみます。

(画像が微妙で申し訳ありません…  見にくい方は、スマホのように小さな画面でご覧下さい。)

赤の背景の部分が「ロジカルシンキング」の領域
オレンジの背景の領域が「ふぞろい」の領域ですね

まずは、赤の背景の部分について説明します。

設問2では「予約会の成功」についての施策提案が求められていますが、
そもそも「予約会の成功」とは何を指すでしょう??

と考えた時、企業活動なので「売上の最大化」を目指せばいい、
というところは、ほぼの人が思い至る流れでしょう。
(再現答案を確認しても、ここから趣旨がずれている答案はほぼ有りませんでした)

では次に、「売上」を構成する要素は何でしょう??
「来店数 × 客単価 = 売上」
この公式も、1次試験を突破したレベルの人達なら難なく浮かぶでしょう。

そして最後に。
「来店数」をあげる為には、そもそも予約会を知ってもらう事はMUSTですし、
せっかく来てくれた人が確実に入店できるようにしなくてはなりません。

「客単価」をあげる為には、購入品の単価が高く、買った点数が多いほど売上は上がりますね。
また、そもそもの話として、実際に顧客が陳列されている商品を買ってくれなくては売上につながりません。

実際に、自分が店に行って商品を購入するまでの流れを思い浮かべれば
これらの図で挙げた要素は、難なく浮かぶものばかりでしょう。

「ロジカルシンキング」なんて偉そうなワードを使用しましたが、
赤の背景の部分で行った事は、ただシンプルに状況を整理しただけです。

 

で、お次にオレンジの背景の部分について説明します。

まぁ、見ての通りかと思いますが、
赤の背景の部分であがってきた要素を「ふぞろい」でよくあがってくる施策と紐づけただけです。

で、ここの施策部分を解答用紙に記載すればOK、と。
解説、以上!!!

 

以前、うちのブラック社長・まっすーの記事でも、
「とにかく施策・戦略のレパートリーを増やしましょう!」
とありましたが、まさにその為に!この10年データブックはあるかと。

いきなり、事例Ⅱ定番の
「誰に・何を・どのように」
論法で施策をぶつけてもいいのですが、それだけだと要素の抜け漏れがでるリスクもあるので。
(この問題だと、機会損失防止とかの要素が抜けそう)
施策を羅列する前に要素を整理しておくと、よりMECEな解答に繋がると思います。

 

ちなみに、他の設問ですが、、、

設問3は「顧客生涯価値(LTV)の最大化」が論点ですので、
そもそもの公式(LTV=単価×接点回数)で簡単に要素に分解できますね。

 

設問4は解答が多岐にわたりそうですが…
私は次期社長の「地域の繁栄」をゴール(上の図での左端の四角)に設定しました。

では「地域の繁栄」とは何ぞや? と考えた時に、
その地域に常に人が溢れている状態をイメージしました。
べったべたなイメージですが。

その為には、まずは1回でもその地域に来てもらい知ってもらう事、すなわち「接点形成」と
その接点が継続され何度も利用してもらえる事、すなわち「継続性」と2つの要素に分解しました。

「接点形成」の為には、次期社長のノウハウでセミナーとか開けそうですね。
「継続性」の為には、現状の井戸端会議のような老人世代向けではなく、
若い世代向けのコミュニティ作りが求められますね。

ここまで来たら、あとは様々な施策が浮かんできませんか??
浮かばないという貴方は、10年データブックを熟読してみましょう!!

 

あと、事例Ⅱで使える小技として…
施策が浮かばないときは、身近な人を「ペルソナ」として設定して
その人が喜んでくれそうな施策を考えると浮かびやすいですよ。

スペースの関係で「ペルソナマーケティング」についての説明は割愛しますが、
「それって何ぞや??」という人はグーグル先生に聞いてみて下さい。
事例Ⅱでは、絶大な効果を発揮する考え方です!!

あと、一応補足として、
先述のように、身近な人を「ペルソナ」に設定した方が、
時間制限のある診断士試験ではスムーズに施策が浮かぶと思います。

 

まぁ、こんなゆるゆるな勉強「しか」せずに試験に臨んだ訳なのですが、
(何やら自分の恥部を晒しまくっておりますが。。。)

事例Ⅰ:61点
⇒試験時間を90分と間違えた為、ちゃんと解答用紙を書ききれず点数を伸ばせなかったのですが、、、
何とか合格ラインは確保 。過去問は最低限やるべきだな、と痛感…((+_+))
事例Ⅱ:70点
⇒一番の得意教科だったが、難易度軟化の波でこちらも点数が伸び切らず。。。
一応、ふぞ11メンバーでは2番目に高い点数だったりする。
事例Ⅲ:59点
⇒逆に一番の苦手教科。ま、この程度の失点で抑えられたらOK!?

という結果なので、ちゃんと事例Ⅰ~Ⅲで合格ボーダーは確保。
(もちろん、勉強時間の9割を割いた事例Ⅳでも合格ボーダーは超えている)

N数が1での結果なので、なんとも言い切れない部分も大きいのですが、、、
一応、この勉強法で結果は出せましたよ、という感じです。

ちゃんと時間を確保して、予備校に通って、過去問を分析して、等々
王道の勉強方法が、個人的には一番の「安全ルート」だと心から思っておりますが、
なかなか勉強時間が確保できない方には、こんな勉強法もありですよ??
というご提案です。

ま、ロジカルシンキングについては、
診断士試験だけでなく、お客様への企画書、社内の稟議書、等々
様々な場面で使えるので、何かの機会で触れておく事をお勧めしますよ (‘ω’)ノ

 

さて、明日の更新ですが、昨日は仙台セミナーお疲れ様★な
東北仙台からエールを届ける!2年生合格ナビゲーター とよでぃです。

今度、東京に来るとの事なので、是非お祝飲みをしようぜい (=゚ω゚)ノ

いつもクスリと笑わせてくれるとよでぃの更新をお楽しみに!!

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする