保険受験しますか?しませんか?

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GW期間の勉強は捗りましたでしょうか?

もし順調に勉強が進まなかったとしても、まだまだこれからですよ!

東北仙台から受験生にエールを届ける!2年生合格ナビゲーター とよでぃです。
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そんな私はGWに茨城の実家に帰省しておりました。実家ではなんであんなに食べ物が出てくるんですかね…。私1人でカツオ1本丸々食べられるわけないのに(・_・;)たまに顔に見せることが親孝行になっているんだろなぁ、と実感したGWでした。

 

そんな話は置いておいて、いよいよ1次試験の申し込みが開始されましたね!
申込み期間は5/2(火)~5/30(土)ですので、受験される方は決して忘れることなく申し込みを済ませてくださいね。忘れてしまったら悔やんでも悔やみきれません。

本日は1次試験の「保険受験」について書いていきます。
「保険受験」のメリット・デメリットを経験者として考察してみました。

そもそも「保険受験」を簡単に言いますと、
2次の受験資格があるのに、1次を受験することです。

具体的例に当てはめて説明しますと、
とよでぃは2016年1次試験に合格するも、2次試験で不合格。2次試験は1次試験合格後2回まで受験資格があるので、翌年2017年は1次試験を受験しなくても2次試験を受験可能です。それにも関わらず1次試験を受ける事、これが「保険受験」です。
※「保険受験」で不合格でも、2次試験の受験資格が失われることはありません

実際私は昨年2017年に保険受験をしました。

その経験を踏まえたメリット・デメリットを以下に書きます。

メリット
・前年に受験した際に記憶していた知識が薄れる前に受験できる
2次試験受験資格消滅後、となると2年のブランクが生じるので、それと比べると知識は比較的覚えているものと考えられます。実際私も知識を思い出すのは比較的容易で早かったです。

・合格すれば「今年また2次試験ダメでも来年も受けられる」という安心感が得られる。
実際にはこうした事態は避けたいですが、受かると一定の安心感が得られることは紛れもない事実です。…ただ恐らく、毎年保険受験を受けることになってしまうだろうな、と思いました。

・改正論点は比較的少ないため、新たに覚える内容は少なくて済む。
改正論点は経営法務で多く見られますが、あくまで2年間のブランクがあるより論点の数は少ないです。対応するための時間や労力は少なくて済みます。

 

デメリット
・2次試験の勉強に充てる時間が大幅に減少する。
何よりもこれが懸念されるデメリットでしょう。実際1次試験前の7月から試験までは、2次試験の勉強は4事例ほどしか解く時間ありませんでした。1次試験後はストレート生も一斉に2次の勉強に注力してきます。それまでに自分はどれほどのアドバンテージを確立できるかが勝負で、そのためには2次の勉強時間が削がれることは大きなデメリットです。

・いざ受験して失敗したときを想像すると恐怖しかない。
保険受験のための勉強をしていた時、「2次試験の勉強を後回しにして、大幅な勉強時間を割いて、これで保険受験落ちたら俺ホントに何やってんだ?」という恐怖に苛まれました。そのメンタルを保つのが結構つらいです。だからこそ何としても保険受験を成功させようと、短期間で集中力高めて勉強しました。

 

以上となりますが、保険受験を検討されている方、参考にしていただけると幸いです。

 

受験される場合は、まず目的を明確にしましょう。
保険受験の目的は、
「2次受験資格消滅後の1次受験の負担軽減」に尽きると思います。
2年間のブランクによる弊害を回避することに他なりません。
色々と検討されたうえで最終的に判断していきましょう。受験料もかかりますし…。

そして保険受験をされる場合、是非以下の3点だけでも意識して行ってほしいです。
➀6月末までに2次試験(事例Ⅰ~Ⅲ)の勉強を固めること。
保険受験の大前提ですね。2次試験に受かることが目標なので、そこは見失ってはいけません。本格的に1次試験の勉強に時間を充てなくてはならない7月になる前に、解答プロセスを固めたり過去問を解いたりなど、一定レベルまでやりこんでおく必要があります。

 

➁予備校の模擬試験受験
「今自分は1次試験でどの程度得点が取れるのか」という現状把握のためには模試が最適です。模試を受けながら知識は勿論、選択肢の取捨選択の手法を思い出しましょう。
そして何より、改正論点が反映されている問題に対峙することが重要です。特に「経営法務」は法改正等によって出題内容が変更されます。予備校の模擬試験ではそうした改正論点も反映した問題作成がなされています。実戦形式で体得していきましょう。

 

➂「中小企業経営・経営政策」の市販テキスト購入
この科目の問題は毎年発刊される「中小企業白書」から出題されます。出題される白書の年度が変われば、当然この科目の出題内容は全く違ったものになります。中小企業の基準以外は、ほぼほぼ違う問題が出ると認識してください。予備校市販のテキストは、ポイントを押さえて内容が分かりやすいので個人的には大変重宝しました。

私が保険受験に向けて1次試験の勉強をしたのは、7月頭の模擬試験を受けて以降、4週間弱です。勉強した内容としては➀模試の復習、➁直近2年分の過去問、➂中小のテキスト熟読です。経営法務や情報システムが易化したこともあり、前年とほぼ同じ点数を取ることが出来ました。もちろん、1年目に相当過去問をこなしまくったのが寄与していることは間違いありません。

保険受験は結果として、私は受けてよかったと思っています。

ただ、1次試験終了後は相当追い込みかけて2次試験の事例を解きまくりました。
1度学んだ勉強の繰り返しだったので相当退屈で苦痛でしたが、保険受験に成功したことで、「1次試験だったら何度やっても受かる!」という妙な自信つきました。いつ終わるか分からない受験生活に勇気を持って向き合うことが出来たと思います。

 

今回、多年度生向けの内容となりましたが、ストレート生にも言えることとしては、

今行っている1次の勉強は決して裏切らないです!

なんやかんや結構後々でも覚えています。頑張りましょう!!

 

次回は、事務局長オクムーの登場です!!お楽しみに!

 

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