みなさん、お疲れ様です。カバチたれんとやるだけじゃけえ!ストレート合格ナビゲーター mcky(まっきー)です。
4月に入り、桜もきれいに咲いてきましたね。気分良く過ごされている方も多いのではないでしょうか。
さて、本日お話ししたいのは、得点戦略をいかに立てるか?についてです。
中小企業診断士1次試験は、7科目が4割を切らないように、合計で420点を超えれば受かる試験です。
全科目60点取ってもいいし、ある科目は40点だけど、別のある科目で80点取る、というのも成り立つわけです。
なので、効率的にどの科目で何点くらい取るのかという戦略を立てる必要があります。
各科目で大体何点取るかを決めれば、おのずと行動戦略が決まります。
横軸を勉強した時間、縦軸を得点数としたグラフをイメージしてみてください。
このとき、大きくわけて、2つのパターンが考えられます。
①log関数型
これは、暗記科目の成長曲線です。
最初は覚えれば覚えるほど得点は伸びていきますが、例えば80点を90点にしようとした場合、相当マニアックな領域にまで突っ込んでいかなければならなくなります。
log関数にイメージがわきにくい文系の方は、バネをイメージしていただきたいのですが、バネは伸ばせば伸ばすほど、伸びにくくなっていきます。
何もない状態から1センチ伸ばすのと、すでに相当伸ばしてから1センチ伸ばすのでは、かけなければいけない力が違います。
80点取れる科目に100時間かけて90点にするのではなく、30点しか取れない科目に20時間かけて40点にする方が、同じ10点向上させるにしても効率が違いますよね。
具体的には、経営法務や中小企業政策等があてはまりますが、ある程度伸びれば、あとは伸ばすというよりは得点を維持するという戦略が効率的だといえます。
②S字カーブ型
これは、理解科目の成長曲線です。
最初は理解できないのでかけた時間に得点が正比例しませんが、あるときを境に得点が伸びはじめ、ある程度伸びたあとは緩やかになっていくパターンです。
主に財務会計などが当てはまります。ワシも初学者であり、最初は全く分からず、得点が得られなかったのですが、理解をし始めたところから急激に伸び、1次試験の科目の中でも得点源にまで成長しました。
急激に伸びるまではパワーをかけて学習し、ある程度伸びたあとは暗記科目にリソースを割くのが効率的だといえます。
まずは、科目を大きく2つのパターンに分け、ご自身が成長曲線のどこにいるのかを過去問の実績から把握し、いかに時間をかけずに効率的に得点を伸ばすかという戦略を立てましょう。
最短で効率よく合格点を取ることを祈っております。
次回は、「やるときゃやれば何とかなる!」大和の国の2年生合格ナビゲーター たくじが登場です!
じゃあの。