ギャップ分析の勧め

同友館
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ふぞろい アンケートチームのiwa父さんです。
2次試験まであと2か月を切り、いよいよ直前期と意気込んでおられる方もいらっしゃる
ことと思います。
今日は、ふぞろいを活用したギャップ分析について書きたいと思います。
B答案と聞くと、50%?59%の間ということで、もう少しでA答案=合格答案になるように
感じます。
もちろんもう少しで合格答案なのですが、一方で合格答案とB答案には当然差があります。
その差が合格と不合格の境目でもあります。
もしも、前年の自分の答案がB?D答案だった方は、合格・A答案とのギャップ分析を
されることをお勧めします。できれば自分の再現答案との比較ができればなお良いと
思います。
何故、お勧めするかというと、自分の課題が明確になる効果があるからです。
自分の課題が明確になればそれを克服する勉強ができる可能性が拡がります。
勉強会などで合格者や他の受験生に答案を評価してもらう機会がある受験生は、
そのなかで知らず知らずギャップ分析を行い自分の課題を意識して勉強していると
思いますが、独学の方や予備校に通っていても一人で勉強されている方はなかなか
客観的に自分の答案を見る機会が無い方もいらっしゃると思います。
そんなとき、このギャップ分析は自分の課題をはっきり認識し勉強の方向性を微修正する
機会をくれるものになると思います。
【ギャップのチェック項目 一例】
(記述面)
・一読して内容が伝わるか?(読みやすいか?)
・箇条書きを使っているか?

(読解・思考面)

・キーワードは適切に書けているか?
・論点に漏れがないか?
・多面的に思考し記述できているか?
・すべての解答を通して読んだ時に事例のテーマが分かるか?(一貫性があるか?)
・設問に対応した解答になっているか?
上記チェック項目・視点で試しに今一度自分の答案と合格者答案とのギャップ分析を
してみませんか?
このギャップ分析に「ふぞろいな合格答案」はまさに有効です。
第2章 ふぞろいな答案分析 では、設問ごとに多くの再現答案を見て、ギャップを確認
できますし、
第4章 合格者によるふぞろいな再現答案 では 通しで合格者の各事例への対応を見て、
自分とのギャップを確認できます。
もしかしたら、新たな発見があって自分の答案を合格答案に近づける決定的な課題が
見つかるかもしれません。
もうそろそろ直前期に入ってきますが、2次試験攻略の最後の一押しが見つからず
悩んでいる方はものは試し、貴重な時間を少しだけ割いてギャップ分析をやって
みませんか。
もしかしたら、自分だけの「2次試験攻略最後の一押し」が見つかるかもしれませんよ
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