失敗とこだわり

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みなさん、こんにちは!
ナンシーです。
「ふぞろい」を片手に勉強されている方をみかけると、うれしくて仕方ありません。と同時に、自分の再現答案がどのように活用されているのか、気になってしまったりもします。
ということで、普段は心の中でやっている(いえ、勉強会では披露していますが)自己ツッコミのポイントを1つ書いてみたいと思います。
自己採点によれば ←これは大前提です!
4事例の中で、最も間違った方向で考えてしまったのは事例?です。
試験終わった少しあとに、間違ったことだけは自覚してましたので、合格発表後は、生産と財務に絞って口述対策をやっていたくらいです(笑) 
(ちなみに財務は計算問題、撃沈でした)
では、何がいけなかったのか、一言で言うと「顧客志向の欠如」です。
この点に気づいたのは、なんと口述試験開始直後です。
2次試験で解いている最中は、「代理店対策どうしよう、設備導入どうしよう、新規事業どうしよう???」と、目が回ってしまってて・・・。 ←言い訳!
でも、逆に「顧客志向」を大切にしていたら、あんなに迷ったり、結果として違った方向で解答を書くことになはならなかったかもと思えてきます。
そして予想通り、口述試験では事例?と?が問われました(予想的中!)
最初のお題がまさに、「なぜ代理店の売り上げが伸びているんですか?」でした。この時点でもまだ題意を把握していなかったので、質問の意図が理解できずに、「え?」という表情をしてしまいました。心の中で「そんなこと与件文に書いてあったかしら?」と直前まで読み込みしてた与件文を思い出そうと、半分パニック。
その後、「なぜ、お客様はC社ではなく、代理店に注文すると思いますか?」と言い換えてくださりました。この瞬間、顧客志向を失っていたことに気付きました。頭をガツンと殴られたかのような衝撃を感じました。
ちょっとひねくれてますけど(笑)
Go Easy Nancy解答の活用法のひとつとして、”顧客志向が欠如しているとこんな解答になる参考例”として捉えていただくとよいかもしれないです
「じゃ、顧客志向で考えたら、どんな解答になるんだ?」
というのは、みなさんお一人お一人の中で考え、答えを準備して、是非当日の武器にしていただければと思います。そんな意味で、再現答案をたたき台に使っていただければ、うれしいです。
あと、この事例の中で、こだわってよかったなと思う点も1点だけ・・・
第3問(情報問題)で、1年前H18年の事例?を応用できた点です。
毎年のように出題される情報問題に対しての、ナンシーの作戦は、データ管理項目は、C社特有の項目を必ず見つけて、それだけを指摘して、説明するというものでした。
文字数に関係なく、大切そうな項目は何もかも列挙する方法はとらないと事前に決めていました。
採点基準がよくわからないからこそ、自分が診断士として社長さんに何を言うか?言えるのか?にこだわって、2次試験に向けてたてた作戦でした。作戦を考えるとき、過去問はとてもいい材料になると思います。といっても、この作戦内容がよかったどうかは今もわかりませんが、こだわって作った作戦を、実践できた点がよかったかなと思っています(笑)
これから、超超直前期に突入ですが、効き手が痛くて字が書けないときなど、休憩がてら、作戦を考えたり、いつもとちょっと違った視点で自分の解答にツッコミをいれてみたりされては、いかがでしょうか。
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