近所の魚屋さんが、「今年の生サンマは小形で身が細いのが多いんだよね、形の良いのは高くてお客さんにすすめにくい」と嘆いています。例年なら今ごろは丸々と太っているのだそうです。地球温暖化とか、日照不足の夏のせい?それとも乱獲のせい?・・何年か後にはサンマも高級魚かな。
今日も訪れて下さってありがとうございます。
のどかな町から応援します=中高年&多年度受験生ナビゲーター、かたじー です。
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私の個人的な経験も、たまにはお役に立つかもしれません。お読みいただけると幸いです。
■ 9/5は、一次試験合格発表でした
■■ 受験番号が確認できた方へ
おめでとうございます。二次試験も走り切って合格しましょう。
今年の合格者の二次試験受験の申込は9/5からです。締切は9/19なので、お忘れなく。
■■ 残念な結果だった方へ
家族や友人とゆっくりコミュニケーションをとりましょう。勉強に時間を割くことを許してくれたことに感謝しながら。
落ち着いて今年の敗因分析して、来年どうするか決めましょう。
■ 今日は、事例Ⅰが不得意な中高年受験生が陥りがちな暴走解答の防止方法です
高得点を狙える方は、以下は時間の無駄なので、スルーして下さい。
読まれる方も、“そんな考えもあるのか”ぐらいのゆる~い感じでどうぞ。
■ 暴走解答の合格確率は小さい
事例Ⅰの点数が伸びない中高年多年度受験生の方は、たぶん解答が暴走しています。
暴走解答とは、設問に対して自分の経験や固有の知識をフル装備した(自己評価では満点の)解答のことです。
何を隠そう、私がよく陥った解答です。
テキストや参考書を見ても一般的なことしか書いてなくて、私は物足りなく思っていました。“社長に寄り添って助言する”ために、私の全経験と全知識を入れ込んで最良の解答を書いた・・つもりなのですが、残念な結果が続きました。
二次試験の意味が分かっていなかったのです。ふぞろいの解答を見直して、この試験では、教わったことだけを解答する、のだと見切れて点数が安定しました。
暴走解答を止めて、60点ぐらいになんとか届くかもしれない方法を言葉にして唱えていました。私が自分の暴走を止めたルールを3つ紹介します。
■ ルール1 自分の経験や知識、意見を解答に使わない
長年の社会人経験で、中高年世代は様々な状況を体験しています。与件文に近い状況の経験があると、設問を冷静に分析できず、経験した時の思いを解答に色濃く反映しがちです。
私は、素直に社長に対応策を助言したつもりだったのですが、二次試験的には大きな空振りだったのです。悪いことに、たまに演習や模試で大当たりした成功体験があるとさらに大振りが続き、点数が伸びない悩みを抱えました。
二次試験の出題者は、
① 与件文の整理・整頓ができているか=基本的理解力や分析能力があるか、と、
② 一次受験の知識を与件文に適応して使えるか、
だけをみているようです。中高年世代の豊富な実務知識や人生経験、意見(考え)を求めていません。
二次試験の出題者の要求に合わせて解答を作らなければいけない、ということです。
これが実感でき、実行できると60点の獲得は近いと思います。
■ ルール2 与件文の文言(ワード)はそのまま使う
解答の制約条件と解答項目数の確認は当然です。これらが入り組んでくると自分の言葉で解答したくなります。
ですが、解答を構成する時に与件文の文言は変えてはいけません。特に解答のキーワードになる文言は絶対です。
たとえば、H28の第2問で、解答要素の文言の一つは、
「学校とのパイプ役=地域の写真館」、ですが、これをたとえば
「学校との仲介役=地域の写真館」と変えても良さそうに思えますが、変える必然性がないため、二次試験的には変えない方が良いようです。
出題者には、必然性のない文言の変更に対して得点を与える動機はない、と思います。
ふぞろいの再現答案を見ても、高得点の解答は与件文のキーワードをほぼそのまま書いています。
■ ルール3 解答パターンは限られている
過去問をやってきた方はお分かりと思います。
設問に対しての答え方は、過去問で経験した解答パターンに従うのです。
「解答パターンに沿って与件文の文言をつないで(一次知識も入れて)解答構成を作る」
二次試験は、教科書通りの解答ができるかどうかが問われています。
試験中に、画期的な新しい解答パターンを思いついたら、残念ですが躊躇なく封印しましょう。
どこかで見たような気がする解答になったら、それが出題者の意図通りかもしれません。
■ 最後まで読んで下さってありがとうございます。
あなたの合格のお役に立てば幸いです。
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