1次試験!万全の準備ができなかった場合のラストスパートについて

同友館
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全国の皆様おはようございます。

インプット重視の独学合格ナビゲーターおにまるです。

いよいよ夏本番。私の住む埼玉県でも連日猛暑日が続いています。熱中症にならないようこまめに水分補給をして決して無理をしないようにしてください。特に受験生は睡眠不足気味の方も多いかと思います。意識して睡眠を多くとるように心掛けましょう。

さて本年度の1次試験日両日、私は地元のお祭り運営のため出勤です。小さな規模のお祭りですがとても長い歴史があるようです。スタッフTシャツを着てビールを売っていると思います!!

ところでお祭りつながりですが8月8日に仙台の七夕まつりに行く予定です。念願だったためとても楽しみにしています。この仙台七夕まつりで私が書く短冊はすべて合格祈願。もちろんあなたの合格を祈願するものです。

 

さて、本日のテーマは「1次試験!万全の準備ができなかった場合のラストスパートについて」です。すでに1次試験に対して万全の準備ができている受験生は、きっと新たにすることはもう何もないでしょう。残された時間でこれまで頑張って蓄積した知識をしっかりと整理して合格を掴みましょう。

あとは以下の2点にくれぐれも注意してくださいね。

  • 体調を崩さないようにすること。 ●当日いつもどおりに試験に臨むこと。

 

それではここからが今日の本題です。

万全の準備ができていない(※)受験生はどのようにラストスパートをかければよいかという話です。

※万全の準備ができていないとは、初見の過去問を時間内で解答して7科目合計で420点に達しないもしくは達したものの全く自信が持てないことと定義します。

 

そもそも万全の準備ができていない受験生は、万全の準備ができている受験生と比べて合格の可能性が低いということは恐らく間違いありません。

しかしながら万全の準備ができていなくても合格する受験生が相当数いるのもまた事実。そこで本日は私の個人的なあるべきラストスパートについて書かせていただきたいと思います。

 

ちなみに私は中小企業診断士1次試験においては万全とまではいかないまでもそこそこ準備ができていたと思います。実際本試験では自己採点で512点(全科目60点以上)でした。

そこで過去に万全の準備ができていないにもかかわらず合格した2つの試験のお話をさせていただきたいと思います。ちなみに2つの試験はどちらも国家資格で多くの点で中小企業診断士1次試験と共通していると思います。

 

①宅地建物取引主任者(現:宅地建物取引士)

社会人なりたての頃なので15年ほど前になります。自己啓発のために受験しようと考えたのですが完全に試験をなめておりました。今話題の民法は良くできるものの宅建業法等の専門的な科目が足を引っ張ります。本試験日の2週間ほど前に実施した過去問演習で全く歯が立たず意気消沈します。

ところが諦めることなくそこから苦手科目を短期間で徹底的に暗記します。飲み会(送別会)の後、駅前のサウナでアルコールを飛ばして帰宅し勉強した記憶も残っています。とにかく一心不乱で暗記を行いました。その間も過去問を実施しますが合格レベルには程遠くといった感じでした。

過去問演習を実施して初めて合格基準を超えたのが本試験日前日のことでした。本試験の得点は覚えていませんが結構余裕をもって合格していたのではないかと思います。

 

試験においては、深い学問的な(または法律的な)理解がなければ正答を導くことができない問題も、暗記さえしていれば正答を導くことができる問題も配点は同じです。短時間で結果を出すためには徹底的に暗記をして勢いをつけましょう。

 

②社会保険労務士

10年くらい前の試験だったと思います。当時の仕事と関連性が深かったため受験しようと考えたのですが、この試験は労働や社会保険に関する法律(施行令・施行規則)の細かい点を重箱の隅をつつくかのように出題する試験で、現在は合格率も下がって結構難しいと聞いています。

さて、直前期にさしかかったものの仕事の忙しさにかまけて勉強をしてこなかった私には試験科目によって全く歯が立ちませんでした。

受験するのをやめようかとも考えたのですが、試験の1週間前から夏休みを取り、分厚い教材に黄色い蛍光マーカーで線を引きながらひたすら読み続けます。試験前日、空になった蛍光マーカーが無数に散らばっていました。

そして試験本番。ちょっと面白いことになりました。労働基準法という科目の試験(五肢択一・10題出題)が全くできませんでした。

結果はなんと10題中9題が正解。正直自己採点をしていて震えました。

そんな馬鹿なと!思われると思いますが、これにはしっかりからくりがあります。実はどの問題も正答を2択までは絞れていました。その上で全く分からなかったため全くできなかったと錯覚をしていました。2分の1の確率で正解となる問題で9問連続正解となる確率は2の9乗(512分の1)です。

このケースはちょっとが良すぎですが、正答をしっかり2択まで絞ることができれば確率上5割前後を取ることは十分に可能です。少しが良ければもっともっと点数は伸びるでしょう。

マークシートの試験にはの要素が大きく関わります。420点のボーダーライン上では恐らくそれはより顕著です。今日得点が低かったからといって明日も低いとは限らないのです。自信がなくてもとにかく試験会場に足を運びましょう。

 

おにまるからは以上になります。それではまたお会いしましょう。

 

明日は大阪メンバーの「あきらめたらそこで試合終了だよ」ストレート生合格ナビゲーターよこみーです。よこみーよろしく!!

 

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