中高年世代の一次試験突破法（その１）

GWが始まりました、今日も訪れて下さってありがとうございます。

■４／２９のふぞろい大阪セミナーに参加されたみなさま、

お疲れ様でした、そしてありがとうございました。きっと、あなたの合格に役立ちます。

引き続き、５／２７（土）には東京セミナー開催です。さらに、６／４（日）には福岡で初のふぞろいセミナー開催の予定です。みなさまのご参加を待っています！

のどかな町から応援します＝中高年＆多年度受験生ナビゲーター、かたじー　です。

自己紹介は　→　（こちら）

私の個人的な経験を書いています。たまにはお役に立つかもしれません。お読みいただけると幸いです。

■５月になりました。いよいよ一次試験の申込みが始まります。

明日、５／２から、５／３１までが受付期間です。
一次試験を受ける方は、早めに申し込むことをお勧めします。後回しにして、忘れそうになった人をよ～く知っています。

 ■今日のテーマは、中高年世代と一次試験

まず、直近４年間の世代別の一次試験平均合格率は下のようになっています。

(Ｈ25-Ｈ28、診断協会発表の統計資料から作成)

二次試験と違って、50,60代と20,30代の合格率の差はそれほど大きくありません。少しホッとします。

でも、一次試験は暗記力や９０秒／問のペースでの解答が必要ですよね。

昔に比べると、記憶力や考えるスピードが落ちている自覚があるのに、合格率の差が小さいのはどういうこと？

・・・私が考えた仮説です。

『中高年世代では、流動性知能（受験技術）は加齢と共に低下するが、マークシート方式の一次試験では結晶性知能（経験知）が流動性知能の低下を補う。』

—　流動性知能と結晶性知能の説明は前々回のブログで　→　（こちら）

マークシート方式の一次試験では、完璧な専門知識がなくても正解できる問題もあります。
また、なんだかよくわからない選択肢の正誤判定なら、多様な経験知を持つ中高年世代は得意ではないでしょうか？
さらに、言葉そのものを思い出す必要がないので、“ど忘れ”　も弱点になりません。
中高年世代は、自分の特性を最大限利用して試験に臨みましょう。

 ■では、経験知でもなんとかなる例題をひとつ

 H27　企業経営理論　第５問　タイムベース競争　（試験問題は診断協会のHPから　どうぞ）

最も不適切な選択肢を選びます。
最初の２つの選択肢を、私の経験知と某予備校の模範解答で正誤判定すると、このようになりました。

例示商品が違いますが、内容は同じですね。

では、次の選択肢。

不適切な選択肢はイでした。

結果的に正解でしたが、私は 規模の経済 を見逃していました。
テキストで確認すると、先発優位性は 規模の経済 ではなく 速度の経済 なので、私の経験知による解答も的外れな間違いではない。（と、思いたい・・負け惜しみ成分あり・・）

いかがでしょうか？　経験知による正誤判定でも正解を選び出せることもあります。

結晶性知能（経験知）は、二次試験では抑制した方が良さそうでしたが、一次マークシート試験ではフル回転させて良さそうです。

■　ところで、保険受験しますか？

二次試験の受験資格があっても、一次試験の保険受験しますか？

昨年、私の勉強仲間とも相談していました。結局、私の周りでは受けた人、受けなかった人、それぞれでした。

私は受けなかった派です。
結晶性知能（経験知）を一次試験ではフル回転させ、3ヵ月後の二次試験では抑制するのは、切替えが難しいと思ったからです。「二次専念派」ですね。
でも、脳内スイッチの切替えは、意識すれば比較的容易にできることがわかったので、受けても良かったかもしれません。

たぶん、絶対的な正解はないのでしょうね。。

ただ、自分で納得して決めて、迷わずに進み、正解にする気持ちが重要だと思います。

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□日　時：5/27（土）13：30～16：30（13：00開場）　17：00～懇親会

□場　所：新川区民館　（東京都中央区新川1丁目26番1号）　

□参加費：1000円（懇親会は4000円）

□詳細と参加申込は、（こちら）

 ■　最後まで読んで下さってありがとうございます。

次回も一次試験の話が続きます。
あなたの合格のお役に立てば幸いです。

明日は、　道中も楽しもう♪多年度生ナビゲーター、そる　　の登場です。

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