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おはようございます、多年度生合格ナビゲーター×プロレスマニアのシローです!
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シローのブログ連載も本日で最終回となりました。最初は「ブログ…、はて何を書けばいいのだろう?」と悩みましたが、「自分の体験談 × プロレスネタ」なら書き手も読み手も楽しめるだろうと思い立ち、なんとか最終回まで持ち堪えることができました。あれから約1年、いろんなことがあったなぁ。
というわけで。
三沢光晴亡き後のプロレスリングノアをけん引し、小橋建太の面影にプロレスファンもおもわずにんまりな潮崎豪選手が生まれた1月21日、今日はひとりの中小企業診断士の転職話を語ろうと思います。やってやるって!
ちょうど1年前に中小企業診断士の試験に合格したシローは受験勉強で苦労をかけた妻や会社への御礼返しも込めて、しばらくは通常の生活に戻ろうと決めておりました。もちろん「ふぞろい9」や「実務補習」、その他の診断士がらみの案件もございましたが、メインは「日常生活に戻り、今後を考える1年にする」、でした。
ただ、これがおもしろくない。
炭酸の抜けたコーラのようになんとも味気がなく、言いようのない「満たされなさ」に酒が進むばかり。仕事も楽しめてはいるが、決して満足してはいない。
うーん、これじゃいけない。
そう思い立ち、夏頃にゆっくりと自分の人生の棚卸しをしてみました。
「満たされなさ」の原因は「理想とする状態に対して現状と大きなギャップがある」ことに所以します。したがって、まずは自分がなぜに中小企業診断士になりたかったのか、を知る必要があります。そうして現状とのギャップを洗い出して、本質的な原因を把握し、問題解決を図ればいいでしょう。
私が中小企業診断士を目指した理由は以下の3点。
★独立中小企業診断士の父に影響を受けたこと
→幼少の頃から中小企業診断士は身近な商売であり、いつか自分も独立中小企業診断士になるんだろうと思っていた。
★今いる会社をよくすること
→創業より参画して数年、一定の成功をおさめておりますが、その過程で発生した諸問題を解決したかったこと。
★顧客の役により深くお役に立つこと
→営業職という立場では顧客の問題解決を行う上で限界があり、より深く役に立ちたかったこと。
では実際に中小企業診断士を取得したわけですが、上記3点を実現できているかというと現状ではいずれも叶えられていないわけです。そりゃ「満たされなさ」を感じるよなぁ。会社(というより自社のサービス)は心の底から好きでしたが、現状で「満たされるか?」というと少々難しいのかな?と思うようになりました。
現状把握を終えて、目標に向かって進むにあたり、中小企業診断士のキャリア形成について検討しました。結果、以下3つの方向性でキャリアを作っていこうと考えました。
①企業内診断士としてがんばる。
②独立中小企業診断士としてがんばる。
③より専門性の強い企業に転職して地力をつける。
私は今回③を選択しました。
①については、定性的な理由となりますが、創業メンバーという立場は少々足かせとなっており、自分のやりたいことを柔軟に行う上では少し弊害となっておりました。会社もいい面で一区切りついていたこともあり、この選択肢は却下といたしました。愛着あるサービスから離れるのはさみしさもありますが、この先ン十年も生きることを考えれば…、最良の選択と考えています。
②ついては、いろんな方から勧めていただきましたが、「診断士に合格したとはいえ知識はあるが、経験はない。今の実力では社長以下経営陣と向き合うにはいささか力不足である」と感じており、この選択肢も却下といたしました。とはいえ最終的なゴールはここであるため、ここから逆算して次の道を決めればいいかなぁと思いました。
というわけで③にしました。②を目指すうえで③を選択します。とはいえ③で十分に楽しめるのであればそれはそれでよし、です。結構ハードな環境ではありますが、知恵をつけるのに3.5年かけ、次の複数年で実地を積む。苦労よ、どんとこい。
こうして違った世界に飛び出すのもまた、中小企業診断士の試験に合格した良い影響ととらえています。今年合格した方も、今後合格される方もご安心ください。選択肢は無限です。自分がやりたいことをやる、というシンプルなロジックで突き進んでいきましょうね。
最後まで当たり前の話ばかりで大変恐縮でございました。この1年、本連載が皆様のお役に少しでも立てていれば幸いでございます。最後までご愛読ありがとうございました。
最後に、敬愛するアントニオ猪木氏の名言を引用して「締め」とさせていただきます。
珠玉の名言でございます。
明日は、読みやすく、身になりやすく、そして合格しやすくなる、そんな3拍子そろったブログが好評の「かおりん」の登場です。
ぜひお楽しみに!
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