こんにちは!多年度生合格ナビゲーターのminaです。
(minaの出番は、今回を含めてあと2回となりました)
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厳しい寒さをひしひしと感じる、今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
合格してから2次試験を客観的に振り返ってみると、いろいろと学べたことがありました。
本日のテーマは「2次試験で学べるスキルはこれだ!」です。
皆さん、2次試験にどういうイメージをお持ちですか??
・設問では何を問われているのかが不明確なことが多い。
・制約条件が多く、1つのミスで20点が0点になるなど、リスクが高い。
・時制が前後に入れ替わって出来事が書かれており、与件文を読んでも頭の中で整理しにくい。
・時間制限80分で事例問題に答えるのは至難の業。
・図表が出るなど、毎年「あっ」と驚かされるようなことがある。
・いくら勉強しても、つかみどころがない。
など、マイナスのイメージを持つ人の方が多いかもしれません。
でも、診断士試験でプラスになることもあるんです。
1.因果関係を踏まえた論理的な思考ができるようになる
例えば、問題点と解決策を問われた場合、2次試験は与件文にその両方がそのまま書いてあるわけではありません。
多いパターンは、「問題点は書いてあるが、解決策は書いていない」ことです。
問題点1つ1つに対して解決策を実施していては、解答字数や時間制限もあるため、根本的な原因を突き止めて解決するところまで至りません。
問題がなぜ発生したのか、その原因に着目して、原因を解決しないと真の解決には至りません。
この因果関係を考えることは、診断士になってからも非常に役立ちます。
例えば、「ここ数年、売上が下がっている」という問題があったとします。そこで、ここ数年間で何があったのかを調べるために、なぜ、なぜ、なぜと因果関係を駆使して原因を追究していくことで、問題点の真の原因を解決する策を打つことができるのです。
このように、2次試験を解くことで、コンサルタントの必須スキルである因果関係を正しく捉えることができる論理的思考のスキルを鍛えられるのです。
2.多面的に考えることができるようになる
合格者はどんな状況でも、1つの切り口だけでなく、客観的に様々な側面から捉えた答案を書いています。(※)
※「ふぞろいな合格答案」をご参照のこと。
例えば、事例Ⅰの人的資源管理なら、採用・配置・能力開発・評価・モラール、事例Ⅱのターゲットなら、人口動態要因、地理的要因、心理的要因、事例Ⅲの強みなら、製造面と営業販売面、事例Ⅳの経営分析なら、収益性、効率性、安全性、などです。
合格するためには、複数の切り口で解答する必要があり、1つの切り口を字数いっぱい書いても、高得点にはつながりません。
このような、多面的に考えるスキルは、実際に企業に訪問して経営者にヒアリングして、解決策を提案するときにも役立ちます。
診断士活動をしていく上で必要な思考は、2次試験の勉強を通じて、身に付けられているんですね。(^^)
以上、minaでした。
次回は、2.5年目生合格ナビゲーターの「のら」の新年の目標その2です!乞うご期待ください!(^-^)
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