七五三のフォトブックを待ちながら、H28年度事例Ⅰを振り返る

同友館
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おはようございます。2年目生合格ナビゲーターのまなみんです。
合格発表、WEBや協会掲示で確認されましたか?

見事突破された方におかれましては、本当におめでとうございます!

実はどうしても振り返る気になれなくて発表まで一瞬も復習してない、
そんな方もここから怒涛の口述対策で、しっかり完全合格を掴みましょう!

 

一方、残念な結果だったあなた。

今ここでかけるべき言葉がそうそうないことはよく知っています。

だからあえて何も言いません。

ただ一つだけ。最終的に挑戦を続けるか止めるかは、あなた自身にしか決められないことです。

どちらの選択も尊いし、どちらの人生にも素晴らしい続きを作ることは出来るはずです。

 

 

先輩診断士の中には、通知はがきを待つことで「悟る」ことにしたという方もおられました。
合格なら、口述試験のはがきが届くころですね。

実は私も待っています。

微妙に年齢がずれているのに無理やり今年にまとめてお参りした、娘と息子の七五三フォトブックを。

なんか構成がキラキラ過ぎてこっぱずかしいと避けてきたフォトブックでしたが、
今年の見本はシックな感じで、六つ切り写真を台紙に貼るこれまでのパターンから初めて乗り換えました。

今頃A社のような会社が製作してくれているのでしょうか??

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さて今年の事例Ⅰ。

設問数、解答字数、配点、全てがきれいに例年通りのパターン。

出題内容もどこかで過去問にかするような既視感を覚えます。

少なくとも、設問を読んだ時点でパニックを起こすような突飛なものはないという印象です。

 

第1問(設問1)

業績好調の3代目、その成長要因を問う問題。

よくあるパターンですね。

「考えられるか」と類推問題の気配がしつつ、
「これまでの」ことを聞いているので、与件根拠は必ずあるでしょう。
3代目の業績はいろいろ詳しく描かれていますね。
「学校アルバム事業を核に蓄積した高度な印刷技術」が売り上げを立てている、
つまりコア・コンピタンスであることもハッキリ書かれています。

設備・技術面や人材育成面のいいコト、それが差別化につながったことなど、
強みの抽出はほとんどの人がほぼほぼできたでしょう。

 

第1問(設問2)

翻って、3代目の新規事業がうまくいかなかった要因を問う問題。

(設問1)の強みを活かせなかったんだろうなあ~と過去問パターンが思い浮かびますね。

また、5代目の経営改革では「多角化した事業に分散した経営資源を集中する」ことや
「それと同時に組織改革」に真っ先に着手していることから、
その逆張りがうまくいかなかった要因なのでしょう。

これもおそらく、かなりの人がそれなりに書けたと思われます。

 

第2問(設問1)

新規アルバム事業拡大の留意点を、これまでの事業との違いを考慮しながら助言する問題。

このパターンもよくありましたね。これまでは○○だったのを、これからは○○に変える、という視点。

前問の3代目の教訓を生かすには「強みを活かす」ことが必要。
価格競争を回避できるような「他社との差別化」を考えなければなりませんね。
また与件には「これまでの写真館頼みの営業は無理」だし、
「個人向けにも対応する少量・高品質印刷機を導入」したとはいえ
「異なる営業戦略・事業運営体制が必要」だ、
「生産→営業の配置換え」や「大都市圏の潜在需要を掘り起こすための営業所設置」で
「営業体制を強化」している…などなど
「必殺 困ったときの『○○体制構築』」がそのまま使えそうな根拠が転がっています。
これをうまく100字に収められるかが難しいところですが、

全くとっかかりのない雲をつかむような設問ではなかったので、そこそこ書けたでしょう。

 

第2問(設問2)

機能別組織から改変した理由を問う問題。

マトリックス組織の知識が問われているようにも見えます。
改変したということは、
数年続く低迷を脱して売上と利益を確保するという経営課題解消が難しかったからなのでしょう。
なので、目的=期待効果を入れたパターン、「理由は○○して、売上と利益を確保するため」とまとめたいところ。

生産→営業への配置換えなどの具体例にその理由が隠れていそうですね。

 

第3問

有能な人材を確保するために有効な人事施策を問う問題。

すでに採用した人材の管理施策は過去にもよく問われましたが、今回は採用の話?のようです。

新卒や女性の採用に力を入れ、「社員は宝」というスローガンの下、
研修施設まで自前で用意して社員教育に力を入れてきたA社が、
さらに有能な人材を確保するための施策。

優秀な人が「是非A社に!」と思えるような施策を具体的なレベルで挙げればよかったのでしょうか。

ダイバーシティ、育児・介護対応、教育・研修の充実など、
いろいろなことが書けそうで回答が割れていそうですが、
与件根拠にうまく引っかけてあれば大事故は回避できたでしょう。

 

 

いかがでしたでしょうか。口述対策の一助になれば幸いです。

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※東京は満席になってしまいました。

 

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