まなみんの「事例Ⅲこれだけは」

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おはようございます。2年目生合格ナビゲーターのまなみんです。

1次試験合格のみなさま!おめでとうございます。
私も自己採点でほぼ確信できていたとはいえ、
実際にWebで確認した時は安堵したことを覚えています。

今回突破ならなかったみなさま。こちらもほぼ自己採点で分かっていたと思います。

あらためて現実を突きつけられて、越えられなかった断崖の険しさに立ちすくんでしまうかもしれません。

登るべき山ははるか遠く、雲の中にかすんでいるように見えるかもしれません。
この資格は、取らなければ死ぬわけでもなければ、取っただけで夢が叶う魔法の粉でもありません。

ここで本当に様々な犠牲を払ってまで取得を目指すべきかどうか、勉強を続けるべきかどうか
考える価値はあります。

人生にはもっと素敵なこともたくさんあるし、全ての時間はトレードオフなのです。

あなたにとって、今のタイミングではないのかもしれない。

 

それでも、あらためて見つめ直してなお挑戦する気持ちになったとき、
その時は迷いを捨てて全力で立ち向かってください。
血反吐を吐くくらい頑張って這い上がった断崖のその先には、
次に登るべき山がすぐ近くにそびえ立っている景色が見えるでしょう。

DSC04515(どうやったら越えられるのか、とっかかりもつかめない)

私はまたもや「実務補習」の真っ只中。3回目の今回を乗り切れば、
やっと本物の「中小企業診断士」です。
本当に長い道のりでした。2年目合格でもそう思います。
登っても登っても、次の山が見えてきます。雪山で遭難しそうです。
上京に次ぐ上京、泊まり込みの繰り返し。。
合格後の方が家を空けることが多く、
「いったいあのお母さんは何をしている方なのかしら??」という感じです。

 

くり返しますが、

本当に、子どもの幼児期にこの試験に臨むのはおススメできません。

そのタイミングで挑戦する場合は、様々な犠牲や負担を覚悟してくださいね!

 

さて、本題です。

「まなみんの これだけはシリーズ」、今回は事例Ⅲです。

前回は「事例Ⅳこれだけは」でした。

 

今日は、事例Ⅲで最後の最後に失点しないためのツボをお伝えしたいと思います。

 

このブログでも何度か触れましたが、私まなみんは、ふぞろい8では事例Ⅲの分析担当でした。
平成26年度の事例Ⅲにはとことん向き合った自負があります。

 

そんな事例Ⅲの「これだけは」

 

・強み、弱みは素直に抜き出す

たいてい第1問で問われますね。C社の強み・弱み
○○をする上で、などの前置きや制約条件がある場合もありますが、
ここはややこしく考えすぎず、素直に抜き出しましょう。
生産面、営業面、開発面での強みや弱みが、たいてい分かりやすく与件に書いてあります。
当然、ほぼ全員完ぺきの出来ばえです。こんなところで落とすわけにはいきません。
みんなが書きそうなベタなことでいいのです。
少ない制限文字数に効率よくキーワードを放り込む工夫は必要ですが、
差別化を狙わず、時間をかけすぎずにサクッと処理しましょう。

 

・現状不具合に注目する

これが事例Ⅲの醍醐味といってもいいですね。
生産現場の問題点や原因、改善策が問われます。
与件には明らかに不自然な操業をしている様子が、必ず分かりやすく記述されています。

「生産計画は○○工程のみ」とか「加工順は担当者任せになっている」とか「仕掛品が多すぎて移動が困難」とか。

1つの問題点に複数の原因や結果が紐付く場合もあるでしょう。

必ず、与件文に描かれている現状不具合を因果の因として問題点の指摘や改善策の提言を行いましょう。

「○○が××になっている現状を改め、△△する」という視点ですね。

 

・QCDを強烈に意識する

この設問は、QCDのどこに関係するのか?

強みとかメリットはもちろん、
本質的に何を問われているか迷う場合も、QCDを強烈に意識してみてください。
別の設問でコストが問われていたら、この設問は納期なのではないか?
QCD、QCDと唱えながら与件文をもう一度探しに行きましょう。

必ず与件根拠に引っかけてQCDのどこに問題があるのか、改善すべきなのか、答えましょう。

たとえば平成27年度第4問 今後も国内生産を続けるために強化する点は?という問題。
第1問の強みを活かしたり、与件根拠の弱みを補完するのはもちろん、
さんざん短納期がらみの問題が出ていたので、ココは品質・コストに対する期待効果を書こう!
という方向性を固めることができました。

それが功を奏したのかどうか、私の事例Ⅲは不合格の平成26年50点から、
平成27年は73点と奇跡の大躍進で合格を後押ししてくれました。(得点開示による)

 

いかがでしたか?
強み・弱み問題をパーフェクトに処理して、QCDを強烈に意識しながら現状不具合を改善する。
それだけで10点くらい失点を防げそうな気がしてきましたか??

 

もっともっと知りたい方は、ぜひセミナーでヒントをつかんでライバルをリードしてください!

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明日は、事例Ⅱ分析リーダーさやの登場です☆お楽しみに☆☆

 

 

 

 

 

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