独学受験生の4P 3つめのP

同友館
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みなさんGW真っただ中いかがお過ごしでしょうか。AJでございます。安心してください。私もGW返上でセミナーに出席し、経営を勉強しております。皆様の気持ちは痛いほどわかります。

 

さて本日は3つ目のPのお話です。今日のブログは、特にストレートを狙っている方のお役に立てると思います。

 

 

3つ目のP、それは「Pinpoint」です。

中

そう。ピンポイント。これ和製英語じゃないかって、少し不安になりました。ちゃんと英語でよかったです。

 

ストレート生の皆さんは、1次試験合格確定後約11週間で、2次試験本番に臨まなくてはいけません。

 

どう考えても時間が足りません。

 

つまり「全部はできない」のです。

 

もちろんミスターパーフェクトである、うみんちゅのような、完全攻略が理想ですが、ストレート生がそれをやろうとしてもおそらく撃沈するか、会社を辞める必要が出てきます。

 

必要なのは、「捨てる勇気」です。何をやらないかがカギになってきます。

 

私の場合、インプットは「中小企業診断士 2次試験合格者の頭の中にあった全知識」のみに絞りました。

この本を事例毎に豪快に引きちぎり持ち歩いておりました。

細切れ時間を利用し、この本にひたすらメモをしながら読み込んでおりました。

 

そしてアウトプットの学習は、「得点に直結する学習」に絞りました。

 

「得点に直結する学習が分かれば苦労はない。」とお考えになられるかもしれません。

おっしゃる通りです。でもそのために「ふぞろい」があります。

 

 

中小企業診断士の2次試験は、ご存じの通り正解が公表されません。ですので、合格者答案やA答案を分析していく方法が一番の近道であると考えられます。

 

つまり、「考える」という作業よりも、「分析」するという発想が必要になってきます。

 

想像してみてください。同じ文章を読んでも人それぞれ感想は違います。

 

「全米が泣いた映画」で、私は泣いたことがありません。

 

にもかかわらず、合格答案には、共通点があり解答に盛り込まれているキーワードは驚くほど似ています。

 

なぜでしょうか?

 

1次試験の知識があるからです。

 

もはや皆さんが、「製造業の工場で、工具が散乱している、またマニュアルがない」という文章を読んで、「社員の独創性を伸ばそうとしている工場」とは絶対に考えません。

 

さらに言うと、聞かれる内容が限られているからです。

 

もし平成27年度 事例1で次のような問題が出たらどうでしょうか。

 

「A社の成長を支えてきたスポーツ業界における日本とアメリカのトレンドを戦後から50年の範囲で数値とともに500字で述べよ」

 

全滅です。完膚なきまでに、全滅でしょう。

 

なぜか。

 

そんな情報は与件文にも、1次知識にもないからです。

そしてそんな問題やったことないからです。

 

ということは聞かれる内容は、「与件文」と「1次知識」を活用して、「どの業界にお勤めの人でも不公平感なく」答えられる範囲となります。さらに言えば、今まで出てきたことのないスタイルの問題はゼロではないにしろ、とても少数です。

 

どのような問われ方をした時に、合格者はどのような答え方をしているか。

 

これを分析し、自分でも同じようにできるようにすること。これこそ得点に直結する学習だと思います。

 

直前期になった時、焦りから様々な学習法に手を出したくなります。

私も、春秋要約やイケカコなどに手を出そうかと思いましたが、ストレート生は「時間」というリソースが少ない挑戦者です。1年間フルコースで力をつけてきた実力者たちに勝てるはずはありません。

 

弱者には弱者の戦略がある。そう思います。

 

何かの参考になれば幸いです。

 

明日は、得点狩りの鬼うみんちゅの登場です。お楽しみに!

 

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