こんにちは。
「ふぞろいな合格答案」アンケートチームのNoirです。
チームのトップバッターとして、今年のアンケートのまとめ部分である
第3部・「アンケート分析から見えてきた、これがふぞろいな合格の秘密」
についてつぶやいてみます。
今年も昨年に続き、
200人を超える2次受験者の皆さまからアンケートにご協力いただきました。
どうしても合格者の比率が高くなってしまうのはやむを得ないところですが、
それでもこれだけの数が集まれば統計的に有意差として扱えるデータを抽出できます。
すでに過去3回(平成16?18年度試験)のアンケートから、
「合格者のコンピテンシー」というものが明らかになっています。
今年のアンケートチームは、
これらの具体的コンピテンシーの記述はあえて繰り返さずに、
シンプルで新しい切り口を探し求めました。
その結果、ふたつの重要なポイントが発見されました。
ひとつは、事例攻略のポイントです。
受験生の多くの方々が、
事例?については意識的に攻略方法を思案していると思います。
事例?は、計算問題の配点が高い、経営分析が必ず出題される、等の理由から、
得点差が開きやすい一方で、学習時間に応じて得点を伸ばしやすいからでしょう。
そしてもちろん、事例?に時間を割くのは重要な学習戦略です。
しかし今回発見されたのは、まったく別の統計データでした。
合格者と不合格者との間で、
ある事例についてアンケート回答に大きな差があることが判明しました。
これを知ることで、
新たな課題を発見される方々がたくさんいらっしゃるのではないか、
と思います。
もうひとつは、「合格者のコンピテンシー」の集大成といえるものです。
過去に発見された、
? 合格者は自分のSWOT分析ができている、
? 合格者は勉強のQCDが守れている、
? 合格者は受験対策のPDCAを回せている、
といったコンピテンシーをひとつにまとめたものとは一体何か?
これを知ると、あなたの2次学習方法が、その日から変わるはずです。
これらのふたつのポイントを押さえることで、
読者の皆さまの合格がぐっと近づいてくることを、心から願っています。
次回も、引き続きアンケートチームからのエントリーになります。