「R6事例Ⅲ」ふぞ17事例Ⅲチームで読んでみた!!

同友館
doyukan_logo



図.~楽しいクリスマス~(出典:画像生成AIで筆者作成)


みなさん、こんにちはこんばんは!ふぞ17の事例Ⅲ分析リーダーりょちょです。

さて、本日のブログはR6年度2次筆記試験「事例Ⅲ」について、ふぞ17の事例Ⅲ分析メンバーのよしかず、なおふみ、よっしー、かーずにもご参加いただき、それぞれの感想を語っていただきます。(事例Ⅲチームの紅一点‘しず’は風邪を引いてしまい、お休みです。)

では、開幕~

※注意…ここからの感想パートの執筆において、キャラ設定は多少フィクションです。

ハロー!事例Ⅲメンバーズ!皆さん、調子はどうだーい?

事例企業(C社)について

まずはR6年度の事例Ⅲ企業(C社)について、整理整理!

●業 種:搬送機器製造業・特注品であるローラコンベヤ、ベルトコンベヤの受託生産
●創 業:2011年
●規 模:資本金5,000万円、従業員70名、年商約14億円
●社 長:工作機械メーカーで工場設備レイアウト設計に従事した後に、独立

私は製造業に従事していないから、この搬送機器?と言われても某ECモールの物流倉庫とかのイメージしかないねぃ。ローラコンベヤ?…ベルトコンベヤ…?

おらも法律関係だっちゃ、ちょっとイメージが沸かんべぇよ!でも、そんなの関係ねぇ。事例Ⅲはパターンでいけっるしょ!いっちょ、やってみっか!

こらこら、なおふみさん。診断士試験マニアの血が騒ぎ始めてますよ。

創業10数年で年商14億円って…結構、事業運営は順調に回っている?コンベヤだけに…ってか!!(ドヤ顔)

製造業で創業して、社長の手腕で売上14億円まで成長しているのは、すごいことだと思うね。

C社の変遷

C社の変遷についてもチェックしていこう!

 工作機械メーカーX社で経験を積み、2011年にC社を創業
→X社が設計するコンベヤの特注品を受託生産開始
→社長の提案能力によって、X社以外の工作機械メーカーなどの特注品受託生産開始
→受注増に対応するため、工業団地に移り、生産設備・人員補強をして生産拡大
→現在の取引先は8社で、売上比率はX社が6割を超えている

工作機械メーカーとか、物流機器メーカーを取引先として、時代の流れもあって順調に成長しているねぃ。

この事業分野で社長の強みがあって、そこに特化しとるけん。今は受託生産じゃが、事業は堅調みたいの~。まさに、とったどー!!じゃな。

………(しーん)。中小企業ならではですが、特注品の受託生産ってことで小ロットの生産だと思われますよ。かーずさん。

オーダーメイドだからこそ、社長の提案も盛り込めるってことだな!うちも今やってるよ~楽しい楽しい~♪クリスマスの飾りつけ~♪

かーずさん。それは、オーナメントです…

(ズコッ…)

(ズコッ…)

ふ~。今年の冬は一層冷えるね。

令和6年度の設問について

設問の内容を確認していくげんよー!!ジャスティス!!

第1問:C社の強みを80字以内で述べよ。(配点20点) 

私たちが受験したR5年度試験では、生産面の強みを2つと具体的に指示されていたけど、今年はあえて曖昧に聞かれているわねぃ。しかも、配点が20点になっているわよ。んも~今年は初っ端からいけずねぃ。

受験生各々の解答の仕方に違いが出そうですね、よしかずさん。

強みに関しては因果関係をしっかりと記載しところだね(どういうことが要因としてあって~、こういう成果が発揮されている)。

俺の近所で人気のカフェの特徴は、飲みやすさを追求してストローが長いのよ!まさに強みは…「ストローング」。なんつって!

寒い!!ここは、石川の真冬の海岸じゃねぇべぇ…!?

第2問:C社は工程改善によって生産能力の向上を図る検討を進めている。どのように工程改善を進めるべきか、100字以内で助言せよ。(配点20点)

出た出た!工程改善来ましたよ~!バッチコーイ!事例Ⅲを愛し、事例Ⅲに愛された男、なおふみ様の出陣じゃ!診断士試験の受験歴なら誰にも負けねぇ!まさにおいらの解答は「絶景かな、絶景かな」。天下のなおふみにお任せあ~れ~!

ここは冷静に処理したいところだね。

ぽ・い・ん・とは生産能力を向上するから、成果として①生産数が増えたり、②生産効率が高まったり(残業が減ったり)と言ったところかしらねぃ。

第3問:C社では、受注量増加や納期短縮要請などの影響で工程管理業務が混乱している。どのように改善するべきか、進め方を100字以内で助言せよ。(配点20点) 

まず何が問題なのか。それを「誰が、何を、どのように」進めて解決するのかを丁寧に記載する必要がありますね、かーずさん。

与件文の中に「製造部ではIT利用も図りながらその対応を検討している」とあるのも、作問者の伏線なのか。よーしカンパーイ!!…じゃなかった、DRINKか。12月は、俺の肝臓ももう混乱しているよ…

このように忘年会で飲み過ぎたらダメですよ、みなさん。

第4問:C社の顧客企業との契約金額は、現状のコスト高には対応できていない。今後、顧客企業と価格交渉を円滑に行うための社内の事前対策を120字以内で助言せよ。(配点20点)

これは製造業に従事している俺も、同じく直面している問題だな。与件文の中の情報から「価格交渉ができる状態」への課題設定を如何にするのか、考えたいところだね。

うーん。この問題も一見、なかなかいけずねぃ…でも嫌いじゃないわよ。

こんな時は…行きつけの居酒屋でノドグロをつまみに熱燗でも飲みながらさぁ~腹割って、ぶっちゃけトーク全開でネゴするのじゃ~ダメなのかい?いいのかい?どっちなんだい!ジャスティス!!

熱燗飲み交わして、交渉も良い(酔い)感じってか…!ガハハ!!

お後がよろしいようで…

第5問:C社社長は、直接契約で自社企画の製品を設計、製造することで事業を拡大したいと考えている。この新規事業を成功させるにはどのように推進するべきか、120字以内で助言せよ。(配点20点)

来たな最終問題!頂上決戦!R6年度は‘新規事業を成功させるには’っていう制約条件が課されているな。

しかもこれまでは受託生産だったのに、‘自社企画製品’っていうオマケ付きだべ、かーずの旦那!

まぁ、C社のウリは社長の提案力であるみたいですから。自社企画製品を進めたいっていうのも頷けますよね。

この最終問題もポイントは課題設定だよね。「自社企画製品で事業を拡大している状態」に対して今不足しているものをしっかりと汲み取る必要がありそうだ。

最後の問題からは…社長の思いに寄り添って、一緒に伴走できるような診断士の姿が見えちゃうわねぃ。

事例Ⅲリーダーより、~終わりに~

いかがでしたか?一緒に執筆活動を走り抜けてきた個性豊かな、でも皆それぞれ熱い気持ちを持った事例Ⅲメンバーたちとお届けしました。

ここで、全体の感想をご紹介

□メンバーのR6事例Ⅲを一読しての全体の感想

・ムズカシー!!(30代 士業)

・与件文が短い(40代 会社員)

・第2,3問の解答の切り分けが難しい(30代 会社員)

などがあり、R6年度事例Ⅲは簡単だったとは言い難いのではないかと思われます。

この事例を、次世代の(まだ見ぬ)ふぞろい18のメンバー達が、

どのように分析・執筆してくれるのか…非常に楽しみです。

R6年度2次筆記試験「事例Ⅲ」の感想は以上で終了です。メンバーの緩い会話の中にも、もしかしたら口述試験で役に立つ情報が隠れているかもしれません。

そして、もうすぐ年越しですね。体調にはくれぐれもお気を付けください。

合格者の後は、すぐに口述試験がありますので、ご予定の調整などもぬかりなく!!

(ふぞろいの口述セミナーも要チェックですね☆)

私りょちょは、公私ともにこの1年は大きな挑戦や新しい出会いで充実した1年でした。

それでは、よいお年を。

次回のブログは、ふぞろい17の特攻隊長こと‘たく’率いる事例Ⅳメンバーから、R6年度試験の事例Ⅳについての感想をお届けします。お楽しみに!!

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする