お疲れ様です。急に寒くなりましたね!多年度ズルズルブルブル系のなおふみです。
「弁護士としても診断士としても稼いでブルジョワという意味でのブルブル系になりたいものですね!」
合格後から現在までですが、本業と育児と『ふぞろい17』の活動と飲酒でパンパンでして、秋になってようやく実務従事と実務補習に参加させていただき、現在登録を待っている状態です。
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実は登録の方法を誤って認識していたため、いきなり地元の診断士会に「入会したいんですけど?」と直電してしまい、会長から電話があり「ところで登録って済ませたんよね?」と言われ、「登録ってここでするんじゃないんですか?」というポンコツムーブをかましてしまいました。
これが功を奏したのか、勉強会があることを紹介され、参加を認めてくれました。会長!ありがとうございます!
勉強会やその後の懇親会で、名刺を配るとともに、先輩診断士から有用な情報を沢山聞けたので、とても刺激になりました。
どの業界も勉強会等でいろんな情報を仕入れることが重要ですね!
診断士の各団体が行っている勉強会やセミナーでも、診断士資格を持っていなくても参加できるものがあるかと思いますので、暇余裕がある方は参加されてみてはいかがでしょうか!
一次試験や二次試験の知識が使えるんだけど診断助言できねぇ・・・
お世話になった企業の社長はいずれもかなり勉強をされている方でした。事前資料の開示やヒアリング段階で「アレ?社長もしかして二次試験の知識とか知ってるんでは?」となりました。
「どのように標準化・マニュアル化するか」「標準化やマニュアル化をする際の時間的金銭的コスト」「標準化マニュアル化できたとして、財務上の数値はどのように改善するか」等、企業の具体的事情にもっと突っ込んだ分析をする必要があります。
また、社長の具体的な経営上の悩みを知ることができました。
たしかに、社長:「今からアレ(組織人事戦略の何か)やるぞ!」と意気込んだところで社員:「えー。めんどいぃ。仕事増えるのいや~ん」ってなりませんか?私は多少なりともなります。ここをどのように「よし!やろうぜ!頑張りまっせ!ついていきまっせ!」となるような具体的な提案を、根拠(しかも数値等の客観的な指標が望ましい)をもってできるかが診断士としての腕の見せ所なのだと思いました。
2次試験の勉強で、「与件文→施策の提案→効果(理由)」という回答になることが多いと思いますが、「どうやって実施するか」という観点はあまりスポットライトが当たらないと思います。皆さんも、様々な施策を学ぶと思いますが、頭の片隅で「とはいってもこの施策どうやって実現すんの?こんなんでホントに数値改善すんの?どんくらい改善すんの?」という点は息抜きの時間にでも考えてみたら実務従事と実務補習に役立つかと思います!!
おそらく多くの方がソワソワして、勉強がなかなか手につかないかと思います。
『再生コンサルティングの質を高める事業デューデリジェンスの実務入門』(【出版】中央経済社 【著】寺嶋 直史)をまず読んでみてはいかがでしょうか。実務補習や実務従事ではマストになる本だと思います。コラム欄のケーススタディ見るだけでもイメージが膨らみますよ。
他にも読んだらいいと思う本は「持っている」のですが、積読状態のものが多いため、紹介できません・・・
企業内診断士となる方が多いと思いますが、一応、私自身細々と独立しているので、独立について簡単にお話します。
一言でいうならば
「自由!収入は青天井!ただし一寸先は闇!」です。
自由を手に入れる代わりに安定を捨てます。これぞ究極のトレードオフですね。
まずは「自由」です。勤務時間も服装も休日も仕事場所もすべて自由です!平日の安い、空いているときに旅行に行けます。ゲームもゴルフもジムも好き放題です(行きたいと思っているのですが、貧乏暇なし状態のため行けていません。)。
次に「収入が青天井」つまり限界がありません。稼ぎ放題です。ただし基本的には労働時間とトレードオフですし、仕事の単価にも注意です。なお、税金や健康保険料には気を付けましょう。
ここまで書くと「独立一択!」と思うでしょう。羨ましいでしょう??
しかし、「一寸先は闇」なので。闇しかありませんね。給与所得者であれば、固定給があります。独立すると、基本的に固定給がなくなります。固定給、羨ましいです。正直なところ、売上はあってもキャッシュインがない月もありますので。定年後の退職金や厚生年金もありません。
はい、隣の芝生はいつになっても青いですね。
とはいっても、診断士も弁護士と同じく設備や大掛かりな内装工事は不要だと思いますので、開業資金や月々の固定費は低いです。なので、借り入れが莫大になることもありません。そのため、私は「ダメだったとしても早めに見切りをつければ多額の負債を負うことはないし、すぐに撤退して就職すればよい」というマインドを持っています。そのようなマインドを持っていたからこそ、独立はあまり悩みませんでした。
今はまだ開業3年目ですが、「独立してよかった!」と思っています。
もちろん、診断士は独立している方がかなり少なく、診断士一本で独立するというのは弁護士以上にハードルが高いはずです。ただ、「診断士活動したい、依頼は来ているのに本業に忙殺されて診断士活動全然できてない」等ありましたら、思い切って独立というのもアリかとおもいます。もちろん、開業にあたっての生活防衛資金(個人的には1年間無収入でも事務所経費と生活費が確保できるくらいが安全かと思います。)は確保しましょうね。
以上、何の参考にもならない独立した者からの情報でした。
次回は「オスカル」が担当します!!「ふぞろい」の他にも受験生支援団体に所属して活躍していた彼の合格後1年目、私気になります!!