『ふぞ17に聞く!診断士1年目のリアル!~かーず編』 

同友館
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みなさん、こんにちは!中年の星(自分で言うな)、かーずです! 

中小企業診断士2次試験後、いかがお過ごしでしょうか? 

私は1年前、2次試験翌日の朝に緊急入院し、半月間も病室のベッドの上で過ごしていました。診断士に合格できるかどうかも全くわからず、モヤモヤする時期でしたが、「合格したつもり」で合格後の自分の歩み方について情報収集や自分の考えを整理していました。 

半月間の入院生活、本当にヒマだったからねぇ~(笑) 

そして年明け1月に正式に合格通知が届き、5月に中小企業診断士に正式登録。2024年は診断士1年目として刺激的な時間を過ごしてきました。 

今回は、新米診断士としての1年目を振り返り、そのリアルな実態を共有します。これから診断士を目指す方や資格取得後のキャリアに悩む方の参考になれば幸いです。 

再現答案提出のお願い

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診断士1年目の『私の属性』 

・企業内診断士(副業で診断士活動) 

・本業:副業の比率 = 9.5:0.5くらい 

完全に本業メインです。副業での診断士活動はまだ本腰が入っていない状況です…💦 

診断士1年目の『主な活動』 

私が1年目に関わらせて頂いた具体的な案件はこちらの3つです。 

❶商工会での経営相談窓口業務 

経営者の方々から商工会・商工会議所の窓口で経営相談を受け、調査・回答する経営支援業務。 

報酬単価(時給)も良く、診断士に登録した人だけが行える貴重な体験をしました。また、中小零細企業を支援する公的機関の存在や役割を理解する機会にもなりました。 

❷「ふぞろいな合格答案17」の執筆 

診断士2次試験受験生向けの書籍出版に携わりました。文章を書くことや、自分のノウハウを人に伝える事が好きな私にはピッタリの仕事で、私の人生において思い出深い貴重な体験でした! 

若くて優秀な仲間に支えられオジサンズの私でもやっていけました!(みんなに感謝(^^)/)

❸某予備校のブログ執筆 

診断士試験に関連する内容のブログ記事を執筆。受験生支援に関われたことがとても楽しかったです!(やっぱり好きだわ教育業…(^^)/) 

診断士1年目の経験を通した『今の所感』 

自分が実際に見聞きした経験の中で感じたことをあえて率直に書きます。完全な個人的意見ですので、ご批判はご遠慮ください💦 

❶自分に合う仕事をやれば良い 

診断士になればみんなが一度は携わると言われる「補助金申請支援業務」。私も挑戦しようとしましたが、事務作業が苦手な私には合いませんでした💦 

一方で、誰かに何かを伝えたり導いたりする仕事には非常にやりがいを感じる性格なので、受験生支援や経営相談の窓口業務は、自分のパーソナリティーにマッチする仕事だと実感しました。 

副業で診断士活動をする方は、時間にも限りがあるので「とにかくなんでもかんでも…」ではなくて、自分の強みや得意を活かした仕事をしていけば良いと思います。 

❷診断士合格だけで独立は難しいかも 

診断士資格合格後、名刺交換した枚数は100枚を大きく超えました。多くの諸先輩方からお話をうかがう機会に恵まれましたが、独立診断士の諸先輩方の現状には正直驚きました。 

「バリバリ稼ぐコンサルタント」として満足に生計を立てられるレベルで稼いでいらっしゃる方はごくごく一部で、多くの診断士の方々は仕事の受注に課題を抱えていらっしゃる状況。昨今の補助金申請業務の激減も収益減につながっているようです。「独立キビシー!」っていうのが、今の率直な印象です。 

❸学びの場が多い 

県の診断士協会、研究会、民間団体である中小企業政策研究会などに入会すれば、多様な学びの機会が得られます。ありとあらゆる勉強会があり、自分の関わり次第ではとても成長できる場であると思います。 

ただし、自分の診断士としてのロードマップを描いたうえで参加しないと勉強迷子になってしまいがちです。「勢いで入会しちゃったけど、じっくり考えたら今の自分に必要な学びはこれではないな…💦」などの紆余曲折を経て、この1年、自分自身を見つめ直す良い機会にもなりました。 

❹本業には良い影響を及ぼす 

中小企業診断士に登録後、会社内での影響力が増したように思います。 

・役員からのリスペクトや信頼を感じる場面が増え、役員会など社内での発言力が向上したり…。 

・社外専門家や取引先役員との出会いの場面で、名刺の「中小企業診断士」の表示から話がふくらみ、関係構築が早く深まるきっかけになったり…。 

・部下たちにも良い影響を与え、自部門の中に自分も診断士を目指そうと思い立つ社員が増えたり…。 

「中小企業診断士」という資格は、会社員という世界の中では一定のリスペクトを頂ける資格なんだ、と実感した1年間でした。 

❺ネット副業を活用できるとますます可能性が拡大しそう 

副業マッチングプラットフォーム(サンカク、ビザスクなど)を活用し、自分のプロフィールや経験値、専門性(無い💦)などがどれほど必要とされるのか?を試してみました。 

書類選考を通過し、専門家を求めている中小零細企業の社長との1対1の面談も何度か経験しました。結局、顧問契約には至らなかったものの、中小零細企業の実態や抱える課題を知る貴重な機会となりました。専門家100名くらいの応募に対して契約ができるのが1名という、非常に高い専門性や実績が求められる狭き門ではありますが、自分の価値を確認できる良い機会となります。時間ができたら再挑戦したい分野です。 

まとめ(今後のこと) 

●自分の意思を明確にして自分自身を見失わない診断士でありたい! 

自分の人生において何を志しどんな成長ルートを描くのかが重要ですね、やはり。同じ資格を持つ診断士でも活躍の仕方は十人十色です。これからも私は「かーず」らしく活動していきます。 

●本業で経営実務のスキルやマインドを磨き続けたい! 

会社員のエンディングはやはり役員を経験して経営陣からの景色を見たいと思っています。その責任を背負う覚悟と実力を高め続けて会社員人生をまっとうします。 

また、診断士としては、引退後も見据えつつ、中小零細企業支援の実績を着実に積み上げ地域社会に貢献していきたいと考えています。 

終わりに

診断士としての1年目は試行錯誤の連続でしたが、自分の道を模索する貴重な時間となりました。何か一つでも読者の皆さんの気づきや参考になれば幸いです! 

次回ブログは「もろ」の登場です!もろはどんな1年間を過ごしたのでしょうか!?お楽しみに!!! 

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