戦い終えて【お疲れさまでした】

同友館
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こんにちは、多年度受験ナビゲーター、「実年受験生の味方」リンフ(lingfuです。2次試験が終了し1週間がたちました。皆さん、タフな一日の戦いお疲れ様でした。概ね自分の実力を出し切ってホッとしている方、想定した対応ができず悶々としている方など、様々な気持ちを抱えていることと思います。当然ながら多くの方は後者に属することでしょう。

試験当日、ふぞろいブログ・メンバ-達は試験の応援と今後のスケジュールの告知のためのビラ配りを東京・大阪の各受験会場で行いました。少し肌寒い秋空のもと緊張の顔つきで会場へ急ぐ受験生の方々の様子を見て、昨年のことを思い起こしました。その後一部のメンバ-は、12月の口述セミナーの打合せに新宿へ。午後に入ると、試験終了科目の試験問題を入手、事例Ⅱの「B商店街」を見て、各メンバ-とも「今年のサプライズだね」と感想を話し合いました。その後リンフは、診断士関係の打合せに参加後、一年間指導に参加してきた勉強会の慰労会に参加し、慌しい一日を過ごしました。

現在、各事例を自分なりに解いています。細かい点の分析はまた次回以降に譲りますが、上記事例Ⅱ以外は概ねオ-ソドックスな内容と問われ方だったのではないでしょうか?などと言うと、「ああ、あんな失敗をした自分はもうだめ!」という方も多いでしょうが、そんなことはありません。模試の添削に参加し、勉強会のなかで数多くの解答に接してきた実感として「初見問題で出題者の意図を見極めた解答を書くことは極めて難しい」ということです。どの受験生も多くの箇所で大小さまざまに解答を外しています。今皆さんが「ああ、あれも外した」「ここも外した」と思っているようなところは、普通に大部分の方が外しています。そんな中で総合点の紙一重のところで勝負が付く試験です。最後まで心を折らさず、解答に立ち向かったと思えるみなさんは皆十分「合格の可能性有り」と言えます。

試験終了後から合格発表までの間は、悩ましい気分で過ごすことになるいやな期間です。しかしながら、既に解答を提出してしまったからには、その結果に自分が影響を及ぼすことはもうできません。そう考えると、いかにこの期間を有意義に過ごすかを考えるべきでしょう。気分転換や仕事のことは千差万別であるためここでは書けませんので、診断士に限定して書きます。

基本は合格後に繋がる対応を行いつつ、万一不合格であっても次に繋がる意味のあることは何かを考えましょう。また、いつかは診断士試験に合格しようと思っているのだから、合格後に繋がる対応に絞っても良いと思います。

皆さんが2次試験合格後に実施することは、口述試験、そしてその後の実務補習です。そのどちらへの入り口としても重要なのは、「自分の再現答案」を書くことです。

言うまでも無く、口述試験は2次試験の事例企業を題材に質問を受けます。口述試験は合格発表直後のため、発表後からの対応では慌しく十分な準備はできません。もちろん、「落ちない試験なので、準備はしなくとも大丈夫」と割り切ることもできるでしょう。しかし今後診断士として「真摯にことに対応」していく第一歩と考え、全力で準備をしたいものですそのためには、「再現答案」を書き、各模範解答との突合せをしながら各事例を振り返ることで、口述試験の準備に繋げることができます。

また、実務補習は、診断士登録に備え実際の診断実務を行い、診断報告書を作成します。もちろん、いきなり一人前のものが書ける訳も無く、指導を受けながらグル-プメンバ-と試行錯誤を重ねながら書き上げていきます。この原点となるのが、2次試験の解答作成を通じた、現状分析、課題抽出、助言・提言の流れです。このように診断士への道を確実に進むための第1歩として、是非記憶を振り絞って、「正確な再現答案」を作成することをお勧めします。

そして作成した再現答案を是非、「ふぞろいな合格答案プロジェクト9」へ送付いただけますよう、何卒よろしくお願いします。そして、12月には口述セミナーでお会いしましょう。

明日はお待ちかねの「詰め込み女王」アスカ先輩の登場です、乞うご期待!

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