今日は特別企画として、ふぞ14のメンバーかつ一次試験の参考書「ニュー・クイックマスター(同友館オンライン)」の執筆にも携わっているしーださんとひろくるさんに記事を担当していただきました!
テーマは「特別企画:ふぞろいOBのイマ」として診断士試験合格から約3年経過した現在の活動について紹介してもらいます。
読者のみなさんに、合格後の診断士活動のイメージを持っていただくことで、一次試験受験のモチベーションに少しでもプラスになれば幸いです!
今回はふぞろいOBのお二人による対談形式!
いつもと一味違うブログをお楽しみください!!
目次
【名前】しーだ
【年齢】ほぼ40歳
【属性】企業内診断士
【経歴】企業向けITソリューションベンダーのセールス→(診断士合格)→マーケ→マネージャー(マーケ&セールス)
【名前】ひろくる
【年齢】37歳
【属性】独立診断士
【経歴】生産設備メーカーで機械設計→電子機器メーカー生産技術部で機械設計・設備調整・設計基準制定など→(診断士合格)→独立診断士
今日は特別企画ということで、いまだに普段から付き合いもあるしーだと対談できてうれしいです笑。早速だけど、診断士試験に合格してからの3年間ぐらいを改めて振り返ってみるとどう?
合格後はひろくるとも一緒にやっている「ふぞろい」や一次試験の参考書「ニュー・クイックマスター」の執筆という出会いもあったけど、診断士登録後は愛知県協会に所属していろいろな活動をしたな~。協会には色々な研究会があるけど、おれは経産省(中小企業庁)が推進している「知的資産経営」や「経営力再構築伴走支援」をテーマにした研究会に参加して、支援者としてのマインド、スキルなどを学んだよ。あとは、気がついたら愛知県協会のシンポジウムの実行委員長になってたよ(笑)でも、シンポジウムのテーマである「人的資本経営」に取り組む企業や支援機関の方々と意見を交わし、参加した経営者や支援者の方々に情報発信できたのはやってよかったと思ったよ。その他にも、事業再生をガッツリ学んだので、今後は支援先が危険な状況にならないように支援ができるようになれればなぁと思うよ。
おー!いろんな活動してるのね!診断士界隈って、色々なバックグラウンドを持った人が多いから、それだけ積極的に協会活動とか研究会とかやっていると刺激とか学びが多いんじゃない?
そーなのよ。たくさんの人と出会って、その分多くの学びがあって、様々な情報も入って…協会活動も悪くないなぁって思ったよ。ひろくるは合格後独立したから、より人との繋がりやインプット活動が大事になっているんじゃない??
そうだね。自分は合格後に協会に入会して行事(研修、勉強会など)に参加しつつ、外部のセミナーにも積極的に参加してインプットしているよ。そういう場では診断士だけでなく、税理士さんや社労士さんなども多く参加していることもあって資格の枠を超えた人との繋がりも増えてきたかな!こういう繋がりによって自分の世界がさらに広がっている実感がありつつも、「自分はまだまだだなー」と凹むことも・・・(笑)
うんうん。診断士合格後も人との関わりや学びを通じて得られるものはたくさんあるよね。独立診断士は切磋琢磨する仲間との出会いがたくさんありそうだし、企業内診断士はそれに加えて本業とのシナジーも期待できそうだよね!
ここまでは人との繋がりや学びの話をしてきたけど、診断士としてのメインの活動である事業者支援について、独立したひろくるは最近どんな感じ?
最近は「専門家派遣」や「経営改善計画策定支援」のお仕事や、「社員研修講師」のお仕事が多いかな。はじめのうちは経営者さんと1:1で話をするだけでも緊張でガチガチだった(笑)けど、最近は結構慣れてきて落ち着いて話を聞くことができるようになってきたよ。会社員時代は「自分がお客さん」という立場で社外の人と話すことばかりだったから、この状況になかなか慣れなくて・・・。でも、何度も何度も経験していくうちに緊張でガチガチになることはなくなって、話に集中できようになってきたよ!何事も経験!
あと、実際の経営支援の現場では訪問前に業界のことを調べつつ決算書の分析をおこなったり、仮説を立てたりしたうえでヒアリングに臨んでいるよ。支援先の会社の目指す姿に向かって事業者さんに寄り添いながら施策を検討・実行していくのは大変だけどやりがいを感じてる。今あらためて振り返ってみると「診断士の試験勉強が実務に役に立っている実感」もあるよ。実は一次試験の受験勉強中は財務会計がとてつもなく苦手だった(笑)けど、そのとき頑張って勉強したおかげで、いまは支援先のお役に立てているんだと思うな~。
まさにリアルな支援現場の話だね!慣れない環境でひろくるが頑張ってきたことが伝わってきたよ!最初の方に言ってた社員研修講師のお仕事はどんな流れでスタートしたの?
社員研修は経営者さんから会社に関するお困りごとをヒアリングさせてもらったことをきっかけにスタートしたよ。経営者さんだけでなく従業員さんとも接点を持って会社の成長に貢献できるのは、個人的にすごくやりがいを感じてる!
専門家派遣も経営改善計画策定支援も社員研修講師も自分にとっては大変なことばかりだけど、支援先の会社の成長を感じる瞬間がとても楽しくてやりがいを感じるな~。診断士ってあらためていい仕事だなと感じたよ。
経営者さんだけじゃなくて従業員さんとも関わって会社の成長をサポートするのは大変そうだけど、それ以上にやりがいがありそうだね!ひろくるは独立して本格的な支援に携わっているんだな~。
ところで事業者支援についてだけど、企業内診断士は事業者支援に関われないと思われがちなんだよね。でも、実際にはそんなことはなくて、自分も「デザイン経営をベースにした新規事業開発支援」や「デジタルマーケティングの設計支援」など、いくつかの事業者支援にも関わってきたよ。企業内診断士にも事業者支援のチャンスがあるということを実感できたのは、とても良かっ
自分の知り合いの企業内診断士の人も積極的に活動してるし、診断士同士が協力して一つの案件に従事する機会もあるから独立・企業内問わず活動の場は広いよね!
今回話してみて自分としーだに共通して言えることは、診断士試験に合格してから人との出会いや学びが激増してるってことだよね。診断士は世界を広げるパスポートみたいな感覚があるね!
受験生のみなさん、本当~~~にお疲れ様です!!体調はいかがですか?1次試験まであと約一ヶ月半です。追い込みの時期ではありますが、試験勉強を続けるためにも体調にはお気をつけください(私は、試験約1か月前に抵抗力の低下で、39度台の熱が出て寝込んだことがあります…)。皆さんの合格を心よりお祈り申し上げます!!
一次試験まで残すところ約一か月半になりました!もし、苦手科目や手を付けていない科目がある方がいれば「頻出論点に絞り、短期集中で合格を狙う参考書“ニュー・クイックマスター”シリーズ」がお役に立てるかもしれません。数ある参考書の中からこの参考書を手に取っていただき、皆さまの合格の力になることができたら我々も嬉しいです!
※ニュー・クイックマスターを活用した一次試験対策は、同じくふぞろい14の執筆メンバーであるアヤカが紹介しています。
<1次試験対策本>苦手科目や未習科目に速攻アタック!1か月前からでも間に合う!『ニュー・クイックマスター』のご紹介 – 中小企業診断士試験 一発合格道場 (rmc-oden.com)
今日は特別企画ということで、このような機会をいただきありがとうございました!合格後の活動イメージが読者の皆様に伝わり、受験勉強のモチベーションにつながりましたら幸いです。あらためまして受験生の皆さまの合格を心よりお祈り申し上げます!
次回は6/17(月)にみやけん更新で、テーマは『苦手科目の乗り越え方』です!
今後は毎週テーマが変わっていきます。
みなさまのニーズにあったテーマを打ち出していけるよう頑張りますので乞うご期待です!