『ふぞろいな1次試験攻略法!かーず編』

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こんにちは、かーずです!中小企業診断士1次試験まで残り2か月となりそろそろ直前の仕上げ期に差し掛かってきましたね!合否を決める重要な時期ですので、くれぐれも体調管理には気を付けましょう!

今回の記事は、私が挑戦した1次試験について、全7科目一発合格までのロードマップ、活用した教材、および超オススメ勉強法をシェアしたいと思います。皆さんの参考になれば幸いです!

1次試験結果

【合計点】504/700点(自己採点) ※1科目平均:72点

【経済学・経済政策】76/100点

【財務・会計】92/100点

【企業経営理論】72/100点

【運営管理】62/100点

【経営法務】72/100点

【経営情報システム】64/100点

【中小企業経営・政策】66/100点

経営情報システムの手ごたえがなく自己採点するまで生きた心地がしなかった…💦

1次試験合格までのロードマップ『急がば周れ!大作戦』

【ロードマップ策定のきっかけ】

診断士試験に挑戦しようと決意したのが、子会社への出向辞令をもらって仕事環境が大きく変わった2022年3月頃。ターゲットの1次試験は1.5年後とまだまだ先。しかし、目先の新しい仕事を全うするためにも「関連資格を段階的に取得しよう!その積み上げの先に診断士1次試験がある!」と考え、『急がば周れ!大作戦』が誕生しました。

【もともと保有していた資格】

日商簿記2級、ITパスポート、英検準1級の3つ。

中でも日商簿記2級の知識は中小企業診断士の1次・2次試験どちらにも非常に役立ちました。持っていて損は無いオススメ資格です!

【診断士試験の学習過程で取得した資格】

2022年4月 ビジネス会計検定 2級

2022年7月 ビジネス実務法務検定 2級

2022年9月 ファイナンシャル・プランナー 2級

2023年1月 FASS(Financial & Accounting Skill Standard)検定 レベルA

【診断士1次試験の学習】

診断士1次試験対策を本格的に開始したのは、2022年9月FP2級の試験後です。そこから1科目1ヶ月かけてじっくりやっても試験年度の春には一回転が終わり、8月の試験までの残り2~3ヶ月を過去問反復期間に充てられる理想的な計画でした。

私は、何かに挑戦する際、このようなロードマップ(計画)を立てることが大好きな人間です。大きなロードマップの中で今自分がどこにいるのか?を常に把握し、「進捗が遅れた場合はどのように軌道修正するか?」や「今後の計画はこれが最適なのか?」などを常に考えています。自分の頭上、数十メートル上空から自分を俯瞰し監視しているような感覚で…笑。

そんなもう一人の自分に監視されながら、この計画通りに勉強を積み上げていきました。

1次試験攻略に活用した教材&絶対オススメの勉強法ベスト3

【7科目共通で取り組んだ教材】

全科目にほぼ共通して取り組んだのが以下の3つです。TAC出版『スピードテキスト』、『スピード問題集』で基本知識を習得し、同じくTAC出版『過去問題集』で仕上げを行いました。工夫したのは、あまりテキストに時間を掛けず、問題集でアウトプット中心の演習を行い、不足知識を補うために部分的にテキストを読むようにしたことにより非常に効率よく学習できたと思います。

(※経済学・経済政策だけは、『スピードテキスト』を使わず別の教材を使いました。詳細は↓で)

【絶対オススメの勉強法:ベスト3】

これから受験する方に向けて、私が自信を持ってオススメする勉強法をランキング形式でご紹介します。


<3位> 『速習!マクロ経済学・ミクロ経済学』& YouTube解説動画(石川秀樹先生)

40代半ばにして経済学を勉強するのが初めてだったため、私は少し苦手意識を持っていました。初学者にとって「経済学のテキスト読むだけではよくわからん!」という人は多いかと思います。そんな初学者に超オススメです。この『速習!経済学』の内容はすべてYouTubeにて動画講義形式で丁寧に解説してくれています。通勤電車内の勉強のお供に最適です!マクロ経済学とミクロ経済学で合計350動画もあるのですが、私は日々電車内のルーチンワークと課してすべての動画を視聴しました。1動画10分程度ですし、1.5倍速や2倍速で聞くと細切れ時間を活用して効率的に勉強することができます。経済学が初学の人でも得意科目にすることができる超優秀な勉強ツールです!

完全な初学者だった私が経済学・経済政策で76点の高得点が取れたのは、石川秀樹先生のおかげです!




<2位> YouTube『ダンシ君のサブノート_中小企業診断士合格Channel』

こちらは全科目対応の最強の耳勉ツールです!朝自宅を出発後すぐに耳にイヤホンを付けてYouTubeダンシ君で暗記学習に取り組む日々でした。歩きながら聞いているだけ!一回で覚えようとせずに、何度も何度も、来る日も来る日も聞いていると自然と暗記できていきます。基本知識の暗記という面で、且つ、移動時間を有効活用できるという面で、圧倒的に効率の良いツールでした!

1次試験当日も会場到着までずっとダンシ君を聞き流していました。ダンシ君再生回数への貢献度は半端ないはず…笑




<1位> TAC出版『第1次試験過去問題集』(正答率A~Cのみ反復法)

1次試験は100点満点中60点を超えたら合格できるテストです。逆に言うと問題の4割までは落としても大丈夫ということ。つまり、受験生の多くが解けない難問は捨ててもOKなテストということです。代わりに、多くの受験生が解ける基本的な問題は絶対に落としてはいけないテストなのです。そこで重宝するのが、過去問の設問ごとに正答率から難易度をA~Eに振り分けて、解けるべき問題なのか捨てて良い問題なのかを区別してくれているTAC出版『第1次試験過去問題集』です!これを使って難易度A~Cだけを徹底的に反復学習する。難易度D~Eには目もくれない。これを5-7年分の過去問で反復学習すれば合格レベルの基礎知識をしっかりと習得できます!

私は難易度A~Cの問題のうち何%解けたか?を集計して管理していたよ…笑

終わりに

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。診断士試験は長い道のりですので、一歩一歩計画的に学習することが重要だと思います。皆さんも自分のペースで、焦らず着実に目標に向かって頑張ってください!次回は、北陸の敏腕弁護士、家庭では育メンと二刀流の仕事を両立させながら試験勉強に打ち込んだスキマ時間の魔術師なおふみの登場です!お楽しみに!

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