本番でどうしても解けない問題に出会ったら…? とっさの対応力UPのための5つのコツ

同友館
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多年度生合格ナビゲーターのみほみほです。試験2日前となりました。準備はいかがでしょうか?

去年のみほみほは、試験直前の3日間お休みをいただくことができました。最初の2日間は予備校の自習室にこもり、事例を解く感覚を体にしみこませるため、1日5~6事例解いていました(ただし、起きる時間や寝る時間、食事の時間や量は本試験に合わせ、生活リズムを作るよう心掛けました)。最後の1日は翌日に備え、疲れすぎないよう、午前中に1事例だけ解いた後は、午後は整体に行って体を整え、試験当日のお昼のためのパンを買い、夜は早めに眠りました。

とにかく、2次試験は疲れます。本番で頭が働かなくなるのを避けるため、がっつり勉強するのはできれば今日までにして、明日はゆっくり過ごしてくださいね。

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(さあ、行こう!)

 

今日のテーマは「本番でどうしても解けない問題にぶつかった時にどうするか」です。万全に準備をしても、方向性すら見えない問題が出てくることは誰にでもあると思います。そんなときどうするか。みほみほがやっていた現場対応のコツをご紹介します。

 

(1)「こんなの知らない!」という問題が出ないことはあり得ない、と腹をくくっておく。

これまでの出題形式とは異なる、初めて見る問題は、毎年必ず出題されます。それがわかっていれば、知らない問題が出てきても、「お!今年はこう来たかー」と、楽しむ余裕が出てくると思います。

 

(2)事例のテーマを忘れない。与件文・設問文から離れない。

「事例Iなのに、事例IIっぽい解答になっちゃった…」。慌てて解答を書くと、そんなことになってしまうかもしれません。事例Iは人事・組織、事例IIマーケティングと、各事例のテーマからずれないように気を付けてください。与件文にかじりついて、何かテーマに沿ったヒントがないか探してみて下さい。そして、設問文で問われていることから離れないようにすることが大事です。

 

(3)フレームワークを活用する。

与件文にかじりついてみたけれど、全く解答の根拠が見つからず、何を答えるか見当が付かない問題が出てしまうこともあるでしょう。そんなときはフレームワークを活用。「人、モノ、金、情報」「売上、コスト」「内部、外部」など、使いやすいフレームワークを引っ張り出し、それらの切り口で解答に使えそうなものがないか、頭の中を駆け巡らせてみてください。

 

(4)Yes/No問題は、結論だけは書く。

「この計画を進めるべきか、やめるべきか答えよ」と結論を選ばせる問題、ありますよね。答えが分からず、さらに時間もほとんどないという状況になってしまったら、とりあえず「やるべき」または「やめるべき」と、結論だけでも書いておきましょう。もしかすると2分の1の確率で、点数が入るかもしれません。

 

(5) 【事例IV】  分からない問題はサクッと捨てる。ただし記述部分は埋めきる。

事例IVの計算問題などで分からない問題が出てしまったら、どう頑張っても分からないと思います。そんな時はサクッとその問題を捨てて、浮いた時間は解けた問題の見直しに充てましょう。自分が分からない問題は、きっとみんなも解けません。みんなが出来る問題を落とさないよう、きっちり見直しをすることが大事です。

ただし! 文章を記述する問題は、与件文の言葉やフレームワークなどを使って、できるかぎり埋めきってください。また、計算過程を書かせる問題も、何か書けることがあれば書いておきましょう。部分点が入るかもしれません。

 

 

それでは、明後日はがんばってきてください! 試験終了後に、美味しいお酒が飲めますように。ただし口述試験対策のために、再現答案の作成を忘れずに(みほみほは去年、試験打ち上げの帰りの電車で再現答案を作りました)。

みなさまの健闘をお祈りしています!!

 

試験前日となる明日は、2年目生合格ナビゲーターのむらっちです。むらっちからの直前アドバイスをお楽しみに。

 

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