こんにちは、ストレート生合格ナビゲーターのとりっちです。
いよいよ本試験まであと3日。
いつもやや長めな記事を書いていますが、今日は超・直前期ということで、手短にポイントだけをお伝えします。
ストレート生の皆さん、今の心境はいかがですか?
恐らく、自信たっぷりに本試験に臨めるという人は少数派ではないかと思います。
2年目生や多年度生と比較して
「過去問などの研究が十分でない」
「本試験を受けた経験がない」
といったことを自身の「弱み」として不安に感じている方もいらっしゃるでしょう。
しかしそれは、本試験の場においては、「強み」に変えることができると私は思います。
本試験では、約8割を落とすために、いわゆる「難問・奇問系の問題」や「2次試験対策でおざなりになりがちな“1次知識”を問う問題」などが高い確率で出題されます。
それによってパニック状態になったり過剰な深読みをし、普段できていたことやタイムマネジメントができなくなってしまう受験生から、その「落ちる8割」に飲み込まれていってしまいます。
そのような状況で、勝ち残れる人とはどのような人だと思いますか?
「どのような問題が出題されようと、冷静に全体を俯瞰して、戦略を立てられる人」だと私は思います。
そして、2次試験における「戦略」とは、試験の本質である「問われたことに素直に答える」道筋を見極めることです。
その視点から考えると、本試験は間違いなく、ストレート生の「過去問研究が十分でない」「本試験の受験経験がない」ことを強みに変えるチャンスなのです。
なぜなら、過去の出題傾向や経験論などに邪魔をされず、「問われたことに、素直に答える」道筋を最も見極めやすいのがストレート生であるからです。
目次
これが、冷静に戦略を立てるうえでの判断基準となるのです。
そして、この「どんな状況にあっても、誰よりも広い視野で全体を俯瞰する力」は、診断士としても非常に重要な能力です。
経営に課題を抱えている企業は、多かれ少なかれ「組織全体や未来を向いた思考で自社を分析できない」状態にあります。
そのような状況に対し、診断士がお手伝いできることは、「全体を俯瞰した視点で現状を診断し、未来に向けた長期的な時間軸で助言をする」ことです。
もし本試験当日、想定外の事態が発生して冷静さを欠きそうになったら、この「診断士だからできること」を思い出して下さい。
「問題が解けそうにない自分」を「課題を抱えた企業」だと捉え、全体を俯瞰して、自身に助言してみてください。
きっと、こういう声が聞こえてくるはずです。
頭の中に、常に「診断士としての自分」を存在させておくこと。
それがあなた自身を合格に導いてくれる、と信じましょう。
皆さんの「診断士としての」健闘をお祈りしています。
明日は、多年度生合格ナビゲーターのみほみほから、直前アドバイスをお伝えします。
本試験前日に行っておくべきことや、本試験当日の心構えについて、みほみほの経験に基づいたアドバイスをしてくれるようですよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
最後に、本試験後のことなど今の段階では考える余裕はないかと思いますが、ぜひ、早い段階で「再現答案」を作成しておくことをおすすめします。
合格していた場合、再現答案がないまま口述試験に臨むことはとても不安な心境になると思います。私はまさにそのパターンで、口述試験は筆記試験よりも緊張しました。
一方で、もし私が試験に落ちていたら、翌年の再受験対策を立てる上でもあやふやな反省点のまま取りかかることになっていたと思います。
また得点開示請求をしたとしても、自分の再現答案の精度が低ければ、あまり役には立ちません。
特に、合格したら受験生指導をしたいと思っている方にとっては、再現答案はあなたにしか提供できない貴重な教材になるはず。
ぜひ、診断士らしい「未来志向」で、再現答案の作成に取り組んでくださいね。作ってさえしまえば、心置きなくリフレッシュの日々を楽しめますので!
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