ふぞろい16 事例Ⅲ分析&企画チームのかっしーです。
昨日のいのっちは、昨年は勉強漬けのGWを過ごしたようですが、合格後の今年は満喫のGWを過ごしたようで。受験生の皆さまも来年は心置きなくGWを満喫できるよう勉強に励んでいるかと思います。
一次試験まで87日(12週と3日)、二次試験まで172日(24週と4日)ですね。
先日、今年度の試験委員が発表されました。令和5年度中小企業診断士試験委員名簿
事例Ⅳについては、近年深く関わっていると本命視されていた先生が出題委員を外れたようで、今年度は傾向が変わるのかどうか注目されていますね。
また、前々回の私のブログ記事で読書本を紹介しましたが、「競争戦略」(日経BPマーケティング)の著者である加藤先生も委員から外れました。企業経営理論は委員の先生が最も入れ替わるようで、出題傾向が変わるかもと目されていますね。
さて、「中小企業診断士2次試験 ふぞろいな合格答案 エピソード16 (2023年版)」の予約が開始したとのことで、学習には直結せず閑話休題ですが、ふぞろい執筆の感想を書いていきます。
目次
勉強会等で、他の受験生の再現答案を見る機会は以前もありましたが、少ない数では憶測の域を出ず…でした。しかし、数百の再現答案を実際に1つ1つ見て分析すると「質は量に転換する」ではないですが、傾向がクッキリと見えてきました。また、考えもしなかった発見が次々と見えてきて、これがふぞろいのウリか!と実感しました。
模範解答は複数存在し、令和4年度からは受験者全員に各事例の得点通知はされていますが、各設問の得点までは分かりません。各設問まで浮き彫りにし対策するという点は、今後もふぞろいでできる領域かと思っています。
これも、ふぞろい16でも史上最高数の再現答案を皆さまがお寄せくださったおかげです。
合格して間もないかけだし診断士のうち、ふぞろいな経歴&キャラのメンバーが集まってチームを作り、各班や役割に分かれて執筆するこのプロジェクト。
これが成立しているのは、レベルの高い診断士試験を突破してきたことに加えて、診断士活動の特徴であるネットワークを築いて協業することに対する意識があると感じました。
チームワークを重んじ、積極的にアイデアや意見を出して議論しながら、より良い本にしようと献身的に作業をして、執筆はスピード感をもって進みました。
合格後の実務補習等でも同じような体験はできるかもしれませんが、長期間1つの目標に向かって一丸となって取り組むのは貴重な経験だなぁと日々感じています。
メンバー全員が受験時代に愛読した元読者です。その視点と実体験に基づき、「勉強計画を立てる時にこの記載が役に立った。」、「この記事のおかげで2次試験本番も焦らずに済んだ(持ち物、会場の情報等は必見ですよ。)」等々、執筆中も話題は尽きず。
私は意識していなかった部分まで読み込んで、実際にどう実践したかまで喋り出すメンバーもおり、自然と過去のふぞろいにも手が伸び、読み返して新たな発見もありました。
元読者≒ファンのメンバー達が作るからこそ随所にふぞろいなこだわりが見られ、各記事はファン愛に溢れています。長く忙しい受験勉強かと思いますが、合間に全編読んでもらえるのが今から楽しみです。(担当記事が役立ったら何より。)
予約は開始していますが、発売はまだ先ですので、7月まで楽しみにお待ちいただければと思います!(既に予約くださった方は、ありがとうございます。活動の励みになります!)
明日は前回「与件分無し解答作成トレーニング」に続く「設問解釈トレーニング」の詳しい解説をしてくれます、おみその登場です。