みなさん、こんにちは。2年目生合格ナビゲータの芹生です。
ふぞろいな合格答案8は、もう入手されましたでしょうか?既に一部の書店では品薄状態になっているようですので、お早目のご購入をお勧めいたします。もし、近くの書店が品切れでも、日本のどこかの書店にはまだ残っている可能性があります。昨年、近くの書店で品切れになり全国の書店に電話をかけまくり本を入手した”強者”もいます。
さて、今回は、受験予備校の事例の演習問題の活用方法になります。また模擬試験でも同じように活用できます。
予備校では毎週、事例問題を解く演習と解説講義をやっていると思います。その予備校の事例演習は必ず復習をすることを心掛けましょう。復習をせず、点数だけ確認するだけだととてももったいないです。この事例演習は新しい事例を解くことのできるいいチャンスです。事例演習は復習まで使いこなしましょう。
では、予備校の事例演習の活用方法ですが、まず、私の1年目の2次試験対策に失敗した経験からお話しします。
私の1年目の試験対策では、予備校の事例演習の復習をほとんどしませんでした。当時はできるだけ多く事例を解けばいいと思っていました。予備校の事例演習は1週間で2事例ずつの予定で進んでいきますが、海外出張だったこともありどんどん未使用の問題が積み上がっていきました。そして残り1ヶ月になった時くらいから、ようやく時間ができてきて、ひたすら予備校の事例演習と過去問を解きまくりました。採点結果に一喜一憂し、復習はせずに、本試験までにすべての事例をやり終えることが目標となっていました。
この 1年目の反省から2年目は事例演習のやり方を量より質 に変更し、きちんと予備校の復習をやるようにしました。この復習のやり方ですが、演習終了後には解説を聞くと思います。解説を聞くとその場で納得して何となくわかったつもりになります。しかし、これで終らせてはいけません。自宅に帰ってから、間違ったところは、どの解答プロセスだったのかを確認します。
わたしの解答プロセスではまず設問文から読みます。設問文を解釈するのですが、ここで間違っていたであれば、知識が足りなかったことが多いです。解説を読みながら知識を補充します。それでもわからなければ1次試験用のテキストも読み返し確認することもします。与件文からキーワードを拾ってこれなかった場合、どうやって見落したか原因を調べます。見落している場合は他の目立つキーワードに注意がいってしまう場合が多いようです。解答プロセスに問題があるようであれば解答プロセスを微調整します。この時期ではあまり大きな解答プロセスの変更は危険です。そして、場合によっては骨子を組み立てるところまで、もう一度演習をやり直します。
実際に事例演習を解く時には、後の復習で効果が出るように工夫するとよいと思います。私の場合、問題用紙にメモを書き込む際に解答プロセス毎にペンの色を変えて、後でどのプロセスで何を考えていたかわかるようにしていました。多色ペンを設問毎に使いわける人も多いと思いますが、演習ですから解答プロセス毎に時系列で使い分けするのもお勧めします。
あとは、過去問研究はふぞろいな合格答案だけでだいじょうぶでしょう。過去問の使いかたは他の合格ナビゲータが解説していますので参考にしてください。それでは、合格目指してがんばっていきましょう。応援しています。
明日は正義の見方「ガネパンマン」が模試の活用方法を教えてくれます。
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