「飽きちゃった…」そうなる前に! マンネリ化しない過去問のまわしかた

同友館
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こんにちは! やさぐれ2年目合格ナビゲーター、けいたんです。

今日から9月ですね。
すでに2次試験受験の権利を持っている方は、先週金曜日より受験申込受付が始まっています。締切は9月18日(金)ですが、万が一にも申し込み忘れた…なんてことのないように! 申込がまだの方は、今日中に振込用紙を持って郵便局に行きましょう!

さて今日は、2次試験対策にあたって避けて通れない教材の話をしたいと思います。カンのいい人は(よくない人も)もうお気づきですね? そう、過去問」です。

ふぞろい8メンバの中にも、過去問に特に力を入れて取り組んだよ! という人は多いです。しかしそう言われても、どう取り組んでいいか迷ってしまう受験生も多いのではないでしょうか。けいたんもそんな受験生のひとりでした。

過去問に取り組むうえで、けいたんをモヤモヤさせたポイント、それは、事例の数が限られていることでした。
本試験は年に1回ですから、当然ながら存在する過去問の数にも限度があります。1回目は初見の問題として取り組めますが、2回目からは「すでに見た(解いた)ことのある問題」として取り組むことになります。事例の内容も覚えているし、1回目でなんとなく解答も作ってしまった…となったとき、2回目以降どうやって取り組むかが悩みドコロでした。特に、2次対策を中心に取り組んだ2年目は、「過去問、飽きた…」というのが本音だったのです。

しかし、そうは言っても、避けては通れない「過去問」。 なんとかマンネリ化を防ぎ、成果を出したい、と考えて実践したのがコレ↓です。

『毎回、目標とする着地点を変えてみる』

例えば、こんな感じです。

1回目:各設問の解答の方向性をつかむ。
「各設問の解答には、だいたいこんなことを書こう」というイメージをつくりました。与件文から適切な材料をみつけてくること、制約条件を外さないことに集中し、解答は箇条書きメモくらいでまとめていました。

2回目:事例企業の課題を把握する。
事例企業の大枠を把握することを目標にしました。けいたんは、どちらかというと枝葉(各設問の解答)の部分にばかり目が行ってしまい、幹(事例企業全体を通しての課題)を見落としがちでした。そこで、2回目に解くときは、各設問の答え(=枝葉の部分)が1本の幹に収まるか? の検証をしながら解きなおすようにしていました。

3回目:解答を文章にしてみる。
自分の言いたいことを指定の字数内で、かつ分かりやすい文章で書くことをゴールとしました。これにはかなり苦戦しました。頭の中に答えがあるから大丈夫! では全くないことを、身を持って知りました…。

4回目:制限時間内に、制限字数内で解いてみる
最終的には、本試験と同じ状況で解いてみてどこまでできるかをシュミレーションしました。もちろん初見の問題ではないので、本試験と同じ状況…とは言い難いのですが、80分の中で、どういう順序で動くか、与件文のどこを重点的に見るか、解答はどういう手順で作るか、などのプロセスを練習することで、本試験での動きを想定することができたと思います。

けいたんが上のやり方を思いついたのは、受験する年の夏ごろだったと記憶しています。それまでは、完璧に解答をつくるところまでやろうとして時間ばかりがかかってしまったり、逆に80分できっちり時間を区切った結果、ほとんど解けないまま終わったり…と、消耗する割には効果が見えず、モヤモヤしていました。しかし、着地点を変えるやり方を取り入れてからは、解答づくりの過程における自分の弱点がはっきり見えるようになり、有効な対策が立てられるようになった感じています。
過去問との付き合い方に悩んでいる受験生の方、こんなやり方もあるんだなぁ…と参考にして頂ければ幸いです。

(ちなみに、上記は、時間があるときに取り組んだパターンです。今日から本試験までの時間で考えると、過去問を4サイクルも回すことは難しいと思われますので、自分の得意不得意に合わせて目標を設定してみるといいかもしれません。)

さて、今日のお題は過去問でしたが、明日はセリフさん「予備校の演習問題」の活用法について語ってくれるようです。予備校利用の受験生の方、必見です!

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