脱・予備校病

同友館
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多年度生合格ナビゲーターのみほみほです。
「ふぞろいな合格答案エピソード8」書店にも並び始めたようですね。ぜひみなさまの勉強に活用していただければ嬉しいです。

さて、前回のブログでは夏休みの取り方・使い方の話を書きましたが、今回は、前々回のブログ「予備校病」の続きを書きたいと思います。

前々回の「予備校病」のブログで、「予備校の演習では、与件文一部が『ここがヒントだよ』とピカピカ光るけど、本試験の問題では光らなかった」と書きました。
なぜピカピカ光らないのか?それは、予備校と本試験における、問題の作り方の違いにあるのではないかと思います。

各予備校では独自に診断士試験の分析を行い、それぞれ「こうすれば合格できる!」というテクニックを作り上げています。そのため、予備校の演習は、このテクニックを練習するトレーニングという点を意識して作られていると思います。だから、予備校のテクニックを使って演習に臨むと、ヒントが見つけやすくなっているのではないかと思います。
けれど本試験で解くのは「中小企業の診断及び助言に関する実務の事例」です。特定の予備校のテクニックが使えるか使えないかという点は、恐らく作問者は特に意識せずに作っているでしょう。だから、テクニックを使って挑んでも、予備校の演習ほど、ヒントが見つけやすなってはいないと思います。

予備校のテクニックは、あくまで各々の予備校が独自に診断士試験を分析して作り上げたもの。だから、試験対策において一つの参考にはなるかと思います。そして、テクニックを練習するためには、予備校の演習を解くことは有効だとも思います。
けれどテクニックをある程度習得したら、過去問中心の勉強に切り替えて「中小企業の診断及び助言」をする力を伸ばすことに力を入れる方が、「予備校病」を防止する上では有効かもしれません。

平成26年度試験にあたっては、みほみほは「脱・予備校病」のために、過去問を中心にした勉強をしました。予備校の演習は、テクニックを使う力を忘れないようにするために、たまに解いていましたが、平成25年ほど、細かく復習したり分析したりしすぎないよう気を付けていました。その代わり、ふぞろいなどの参考書を活用して過去問分析を行う時間を増やしました。
ただ、過去問を中心にした対策を行う中でも、「初見問題に対応する力」を養うためにも、予備校の演習は有効だと思います。多年度生にとって、過去問の多くは「1度は解いたことがある問題」になるので、初めて見る事例を解いて、対応する力をトレーニングしておくことも重要だと感じていました。

予備校のテクニックはもろ刃の剣。うまく活用したいですね!

次回は、2年目合格ナビゲーターむらっちです。ふぞろい8の紹介盛りだくさん。お楽しみに。

 

長らくお待たせいたしました。
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ぜひ、お手にとってご覧ください。

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