みなさまこんにちは。事例Ⅲ&分析統括担当の「うめりー」です!
先日、令和4年度の試験実施スケジュールが公表されました!
これをきっかけに、勉強を本格的に始める方も多いと思います。
でもちょっと待って!
本当にその計画で大丈夫ですか?
自分の状況、見誤ってはいませんか?
目次
私は、1次試験を5回受験しています。
特に経営法務と中小企業経営・中小企業政策の暗記科目が苦手で、試験2日目は毎年運だめしの状態でした。
自分では十分に勉強をしているつもりで、経営法務にいたっては、関連度が高いといわれる「ビジネス実務法務検定」にまで手を出しました。でも、何回受けても2科目の点数が取れない。
知識習得目的で始めた受験でしたが、結果が出ないと疲れてきます。
そんな中、私の転機となったのは、会社で受けることになった自腹研修でした。
今回は、私の診断士試験の勉強スタイルと、その見直し内容についてお話ししたいと思います。
「会社の自腹研修」の話の前に、ここで一度、私の受験スタイルに触れたいと思います。
私は仕事の都合もあり勉強時間の確保が難しかったため、毎年3~4科目受験での科目合格を狙っていました。
<受験遍歴>
1回目:経営情報システム(免除)を除く6科目を受験
2回目以降:合格できなかった科目(経営法務+中小+その他)の科目合格を狙う
(細かくはあまり覚えてない)
<使用問題集>
過去問マスター各種
<勉強期間>
毎年5月~7月が中心(2回目以降)
<勉強方法>
1か月1科目の消化を目標に、過去問マスターのAB問題を中心に2~3周。
間違えた問題はノートにまとめて復習。
これで、十分に勉強しているつもりでした。
そこで冒頭の「会社の自腹研修」の話に戻りますが、
勉強スタイルを見直す転機となったこの自腹研修、以下の特徴があります。
・試験受験料が自腹(6万円!)
・受かるまで自腹(6万円!!)
・題意の読み取りが難しくストーリー性が薄い。暗記系。
試験が自腹で6万円! さすがに1回で受かりたいと思った私は、必死に対策を考え、試験対策として①問題集を5周すること、②メモはすべて問題集に取ること(資料の1本化)、の2点を決めて勉強に取り組みました。
結果として問題集は5周目半ばでタイムオーバーでしたが、なんとか合格!
苦手な暗記系でも反復練習で合格できたことの喜びと同時に、
診断士試験の勉強時間は、私にとって圧倒的に不足していたことに、やっと気づくことができました。
この経験が無かったら、私は診断士試験を合格できずに諦めていたかもしれません。
巷には多くの勉強ノウハウがあり、YouTubeを活用して勉強したふぞメンバーもいます(ちゃんみの記事に衝撃を受けました!認知特性をもとに効率的な勉強方法を紹介)。
今回私が取った、勉強時間を確保する、反復回数を増やす、という対策は、地道で当たり前な対策だと思います。ただ、少なくとも私にとって、苦手科目を克服するためには必要なことでした。基礎部分をある程度仕上げた自覚が生まれ、前回よりも不安が少なくなりました。
多年度受験で行き詰まっている方は、一度自分の状況や特性に合わせて、勉強スタイルを見直してみてもよいかもしれません!
今回は、計画性の薄い私の受験失敗談が、受験生の役に立てればと思い、恥を忍んで投稿させていただきました。よくその計画で受かろうと思ったな、という声も聞こえてきそうですが、そこはご容赦くださいね!
ちなみに、効率を極めた試験対策をお望みの方は、1次・2次どちらも2か月の勉強で合格したけんとの記事がおすすめです。尊敬。
明日は、いつでもどっしり構えるけんけんが、メンタルについて語ります!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。