1次試験の勉強を2次試験に活かす

同友館
doyukan_logo

おはようございます。
山上@分析チームです。
6月に入りそろそろ1次試験へのラストスパートですね。
1次試験を受ける人も、受けずに2次試験一本に備える人もいるでしょう。
1次試験の直後からスパートできるように、2次試験の準備も並行してやっておきましょう。
1次試験で手一杯でそれどころではないと思っている方も多いと思います。私自身、不合格だった一昨年はそうでした。
そこで、1次試験を控えたこの時期に、1次試験の勉強を2次試験に活かす勉強方法について提案します。
(1)「読む力」、「考える力」の基礎力アップ
2次試験に必要な能力は、「読む力」、「考える力」、「書く力」の3つです。
このうち「書く力」は即効性があり、1次試験後から始めても良いかもしれませんが、
「読む力」と「考える力」を身に着けるには時間がかかりますので、今のうちから鍛えておきましょう。
そのためには、1次試験の一つひとつの選択肢をきちんと読み、適切である根拠、不適切である根拠を見つける練習をしましょう。
この練習で、与件文から解答の根拠を見つける力が鍛えられます。
また、違和感のある部分を直感的に(素早く)感じ取る訓練にもなるはずです。
「ふぞろいな合格答案エピソード3」では、「読む力」、「考える力」、「書く力」について解説していますので、参考にしてください。
(2)中小企業白書の整理
中小企業経営・政策を受験する人は必ず中小企業白書の整理をされることと思います。
受けない人も、1次試験を受験するつもりでこの時期にやっておきましょう。
2次試験の直前になるとじっくり読み込む余裕がなくなります。
2次試験を睨んでやるべきことは、2009年版と2010年版の論点の整理と事例の読み込みです。
各地で「2010年版中小企業白書」説明会が開催されますので、参加するのもリフレッシュできて良いでしょう。
Webで検索してみてください。
(3)財務会計の計算練習、用語の整理
財務会計では計算力を鍛えましょう。最低1日1問、苦手な人は1時間以上、とにかく毎日やってください。
教材は、過去3年分の1次・2次試験の過去問が良いでしょう。受験校の模試や問題集でも良いと思います。
難しい問題に取り組むよりも基本的な問題を繰り返しやるべきです。毎日やれば自信になります。
私は、この時期に自分用問題集を作って、2次試験当日までの計画を立ててやりました。
それと、1次試験案内に書かれている用語は説明できるようにしておきましょう。
1次試験でも2次試験でも問われます。さらに口述試験でも。単語帳を作っておくと便利です。
2次試験では、財務会計が最後の科目(事例?)です。
仮に事例?までで失敗しても、最後の財務会計に望みをつなぐことができます。
1次試験は2次試験の重要な参考書です。1次試験直後からスパートできるように、この時期から準備しておきましょう。
1次試験を受ける人も受けない人も、今やっていることが2次試験にどう繋がるかを意識して勉強してください。
「ふぞろいな合格答案エピソード3」の販売は6月14日。
いよいよ発売日が近づいてきました!!
にほんブログ村のランキングに参加中です。
1クリックをお願いします。↓
にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ

「この記事が参考になった」と思った方はクリックをお願いします!
SNSでフォローする