資格と目的

同友館
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みなさんこんにちは!事例Ⅳチームのだいきです。

もうすぐ今年が終わろうとしています。みなさんにとってどんな一年だったでしょうか。

思い通りの一年を過ごせた方、後悔と反省の一年だった方、平々凡々な一年だった方。

どんな一年であったとしても、年末くらいは一旦心を落ち着けて、

今年の振り返りと来年の目標を立ててみてはいかがでしょう。

今日は私の今年の振り返りから、診断士資格を取得する目的についての想いを書きたいと思います。

 

 

私にとって今年は自身を取り巻く環境の変化が大きい一年でした。

診断士試験に合格して、ふぞろいや実務補習、その他団体への参加でさまざまな出会いがありました。

まだ資格登録こそ出来ていませんが、診断士見習いとして仕事も頂戴することが出来ています。

年末は例年であればM-1グランプリやFNS歌謡祭など特番を見ながら

家族とほっこりのんびり過ごすのが通例でしたが、今年は勉強会に参加したり打ち合わせしたり

頂戴した仕事をこなしていたりと、いつもとは違う日々を過ごしています。

これはとても嬉しい変化です。

 

私が診断士資格を目指した目的は「会社の人事に左右されない武器を手に入れたかった」からです。

その背景には「家族との時間を大切にできている現状を維持したい」という安定志向がありました。

変化の激しい世の中です。自分を磨き続けなければ会社に認められない。

会社に認められなければ人事に振り回されて現状維持は難しいかもしれない。

つまり現状維持するためには自分自身の変革が必要と考えたわけです。

 

結果的に、ほぼ予想通り、会社の目が気にならなくなったのは事実です。

仮に万が一のことがあっても、自分自身でやっていけるかもしれない、

そう考えることもできるようになりました。

確実に、自分自身をアップデートできていると思います。

 

ただ1点。新たな悩みが生まれています。

それは先日子供から言われたひとこと。

「パパ、いつもパソコンばっかりやっててつまんない」

 

ショックでした。家族のためにと思って勉強して何とか合格した資格。

家族のためにと思って会社の人事に左右されない自分を手に入れようとしてたのに、

結局、家族と過ごす時間を削ってしまっていました。

診断士の活動は、基本的に本業が終わった後か休日です。

企業内診断士である以上、仕方のないことです。

仕方のないことなのですが、

家族との時間を大切にするという当初の目的と逆の状況になっていました。

本末転倒というやつです。

でもこれは診断士の資格が原因ではありません。

当初の目的を見失った自分の活動の仕方が原因です。

診断士の資格はさまざまな機会を与えてくれました。未来の選択肢をくれました。

本当に取得して良かったと思っています。

 

これから診断士試験の学習をする方や試験合格を待つみなさんにお伝えしたいのは、

「資格をとる目的は何か」

今一度腰を据えてこれを考えていただきたいということです。

その目的を果たすために診断士資格をとることが最適な手段なのか、

取得したあとはどのような活動をしていくのか。

年末年始はそんなことに思いを巡らせてみることも大切だと思います。

決してネガティブな話ではなく、ポジティブな未来のためにオススメします!

 

私自身も今年の振り返りを踏まえて、

来年は家族時間とのバランスを考慮した活動を指向していきたいと思います。

自分自身の価値を高めることとの両立、これを課題として、

顧客満足も大切にしつつ、診断士として自分にできることを模索していきます。

 

本日は以上です!みなさん良いお年をお過ごしください!

明日はさちです!お楽しみに★

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