1次の財務・会計、2次の事例Ⅳ対策としての簿記の勉強のおすすめ

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ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

2020年から始めたウェイトトレーニングで体力増強中、くろです。

(自己紹介はこちら、過去の記事はこちら

 

クリスマスまであと3日!

今年は皆さま、どのようにお過ごしでしょうか。

2次筆記試験の結果が気になって、それどころではないという方がいらっしゃるかもしれません。

2022年度の試験に向けて、1次試験から勉強を始めたよ、という方もいらっしゃるかもしれません。

 

今回は、1次試験の財務・会計や、2次試験の事例Ⅳが苦手な方に、簿記の勉強をお勧めします。

 

イントロダクション

当方は事例Ⅳチームでしたが、財務・会計や事例Ⅳは得意科目ではありませんでした。

そのわりに、1次試験の財務・会計や2次試験の事例Ⅳは、さほど苦労することなく合格点をとることができました。

それはなぜか?

簿記の勉強をしたことがあったからです!

 

日商簿記の出題範囲と1次財務・会計のつながり

 

TAC出版の「中小企業診断士 2022年度版 最速合格のための スピードテキスト 2 財務・会計」の目次と、日商簿記の出題範囲の重なり具合をざっくりと見てみましょう。

 

第1章 財務・会計とは(省略)

第2章 財務諸表概論(B/S、P/Lは2~3級、C/Fは1級)

第3章 経営分析

第4章 管理会計(1級)

第5章 意思決定会計(1級)

第6章 ファイナンスⅠ

第7章 ファイナンスⅡ

第8章 貸借対照表および損益計算書の作成プロセス(簿記1~3級)

第9章 キャッシュフロー計算書の作成プロセス(簿記1級)

第10章 原価計算 (簿記1~2級)

第11章 会計規則 (簿記1~3級)

 

以上のように、簿記を勉強しておくと、新たに勉強する論点が格段に少なくなります

近年では、中小企業診断士用のテキストには掲載されていないけれども、簿記のテキストには掲載されている論点が、本試験問題に出てきているような気がします。

簿記の勉強をしておくと、初見の論点にも慌てずに対応でき、なおかつ得点源にもできるのではないかと思います。

 

2次事例Ⅳとのつながり

 

事例Ⅳで頻出する意思決定会計やCVP分析などは、簿記では1級のテキストに掲載されています。

令和2年度の事例Ⅳで出題された「負ののれん」も、簿記のテキストにばっちり掲載されていました。

論点によっては、事例Ⅳ用のテキストの解説を読むより、簿記1級のテキストを読んだほうが理解が深まるかもしれませんので、苦手な論点は簿記1級のテキストを書店で立ち読みしてみるのも良いかもしれません。

 

明日は、簿記1級ホルダーのだいきが登場します。

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