みなさんこんにちは。オールドルーキーの心の友、くろひょうです。
受験生の皆様は娯楽をいろいろと我慢されていると思いますので恐縮ですが、私「ドクターX~外科医・大門未知子」が本当に好きなんですよね。ビール飲みながら麻雀している姿や笑いがある構成も好きですが、「私、失敗しないので」とか「致しません」とか、一度でいいから言ってみたい・・・。私の好みはどうでもいいのですが、今、思い返すと「私、失敗しないので」というような自己暗示、そして当日試験だけに集中するための事前準備やリラックスして心身を整えることは、凡人が試験に合格する上で本当に重要だったなと改めて感じます。というわけで、本日は実力を発揮するための事前準備や当日の対策についてお伝えしたいと思います。
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少なくとも前日はゆっくりと心身を落ち着かせて試験に臨みたいですね。そのためにも、会場に何を持っていくか、何を着ていくか、当日にどのようなスケジュールで行動するかなど、今週末には決めて準備されることをお勧めします。ちなみに、私は荷物が多くなりすぎて当日にカバンを変更したり移動に疲れたりしたので、その点もご注意ください。具体的に何を使用したかは実力を出し切るため、道具と体調を整えようを参照ください。
寒暖に対応できるように重ね着できたり、脱いだりできる服装が良いと思います。私は如何にリラックスして試験に臨むかを重視していましたので、ユニクロの薄手のジャージとパーカーのセット&スリッパで、ほぼ家の中での姿で受験しました。
試験当日を万全の体調で迎えられるように心身を整えましょう。私は金曜日も有休を取ったので、持参するファイナルペーパーを完成させたり、事例Ⅳの問題だけ解いたりしました。私の前日の土曜日は下記のようなスケジュールでしたが、自分なりのリラックス方法で心身を整えてください。
朝:ストレッチ→事例Ⅳの問題2問ほど→テニス(いつも通りの運動を心掛ける)
昼:吉本新喜劇を見ながら昼食(すち子と吉田裕の「ドリルすんのかいせんのかい」でしっかり笑う)
昼後:ハンモックで読書したり、中小企業白書の事例企業の記事をいくつか見てイメージ高める
夕方:ウォーキング&神社で神頼み
夜:入浴剤使ってリラックス、22時就寝
私の場合は、夜に寝られるよう、昼寝しないように注意しました。試験前夜に緊張しての寝不足は致し方ないかもしれませんが、2日続きの睡眠不足は影響が大きいので、金曜の晩も十分な睡眠を取ることをお勧めします。
当日は休憩時間が長いようにみえて、思いのほか慌ただしく過ぎ去りました(解答用紙を配ったり、回収したりすることを考えると当然ですね)。あまり詰め込み過ぎたプランにしない方が良いかもしれません。
・ショパンを聴きながらトイレ並ぶ(甥っ子が完璧にショパンを弾いたのを聴いて失敗しないイメージがあった)
・「蒸気でアイマスク」で目を休める(ショパン聴きながら)
・ツボ押しボール&食事など
私は「戦う相手は他の受験生ではなく、あくまで自分自身であること」と「試験を楽しむこと」を常に意識して自分のプランを実行することだけに集中していました。それでも緊張する時は、周囲を見渡して笑いのネタを探すようにしていました。笑いは緊張ホルモンの増加を防ぎ、理想的な心理状態をもたらしてくれる特効薬と言われています。
その他、過去に読んだ本に記載されていて、昨年実行した「試験開始1分前にリラックスする方法」を紹介します。問題&解答用紙を配る時間は結構長いので効果的でした。
「まず、腕時計の文字盤を見て、秒針が「12時」のところ、0秒にきたら、5秒で息を吸います。次の10秒で、ゆっくり息を吐き、さらに次の5秒で完全に息を吐ききります。ここで、秒針は「4時」のところにきています。このように、秒針を見ながら「1分間呼吸法」をやってみましょう。やるとわかりますが、結構、忙しいです。つまり、呼吸以外のことが全く考えられない状態になります。「難しい問題が出たらどうしよう」とか「時間内に全て解けなかったらどうしよう」とか、余計な心配や不安が湧き上がる余地が全くなくなります。
目は「文字盤を見る」ことだけに集中し、身体は「呼吸をする」ことだけに集中します。そうすれば、それ以外のことは全く考えられなくなります。
引用:樺沢紫苑著『いい緊張は能力を2倍にする 脳科学で緊張を「味方」に変える』
チャレンジングな二次筆記試験、皆様が持てる力全てを発揮されることを願っております。
明日は、たまちゃんが直前期の過ごし方をアドバイスしてくれますよ、お楽しみに!