結論は最初に、一文は短く

同友館
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みなさんこんにちは、事例Ⅳチームのだいきです。

2次試験まであと17日。知識の整理は進んでいるでしょうか。

この時期「文章がうまくまとまらない」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

与件文から重要なキーワードを拾うことが出来ても、

これを字数制限内でうまく配置して、伝わる文章に仕立てるのがまた難しいんですよね。

今日は私が意識していた文章を仕立てるポイントを書きたいと思います。

一般的によく言われていることばかりですが、大事なことなのでおさらいしてくださいね。

 

①結論は最初に書く

設問が求めていることは何か。これに真っ先に答えることです。

Q.どのような施策を行っていくべきか。

A.施策は~。理由は~。

理由から書き出すと、読む人は最後まで読まないと求めている答えが見えません。

つまり解答がぼやけてしまいます。

選んだキーワードから、設問要求にストレートに対応するものをさらに選抜してください。

それを解答の冒頭に書くだけです。複数ある場合は①②③と箇条書きにすればいいだけです。

決して難しくはありませんが、意識していないと、つい理由から書きたくなります。

おそらく理由→結論という思考プロセスを解答にするほうが楽だからではないでしょうか。

この罠にはまらないようにしたいところです。常に結論を先に書く意識が必要ですね。

 

②一文はできるだけ短く

説明や助言を求められる設問は、ついつい冗長的になりがちです。

そんなときは、一文をできるだけ短くする。これをお勧めします。

以下の2つはどちらの文章が読みやすいでしょうか。

【A】

方向性は複数のヘルスケアメーカーとの取引を拡大してZ社依存度を低下させ、

高齢者をターゲットにハーブの島内外での知名度と、

無農薬で高品質のハーブの効率的な栽培方法を活用して新規顧客獲得を図ること。

【B】

方向性は複数のヘルスケアメーカーとの取引を拡大し、Z社依存度を低下させること。

高齢者をターゲットに、ハーブの島内外での知名度と、

無農薬で高品質のハーブの効率的な栽培方法を活用し、新規顧客獲得を図る。

 

いかがでしょうか。Bではないでしょうか。

句読点を使って一文を短くするだけで、これだけ読みやすさが違います。

せっかく同じキーワードを使うなら、読みやすいほうが得です。

もし100字の字数制限を一文でつなげて書いている方は要注意です。

どこかで区切れる箇所がないか、確認してみましょう。

 

③適度な体言止めでメリハリを

最後は体言止めです。文章を心地よくまとめるコツですね。

〇〇を実施する。→ 〇〇を実施。

特に文中で箇条書きの表現を使うときは、体言止めを使うとメリハリが出ます。

【例示】

助言は①強みである高い溶接・研磨技術の訴求②営業部の強化による新規顧客開拓の実施

③7m以上の製品も対応可能にする工場建屋の改築④IT化、標準化による短納期対応力の向上

以上によりモニュメント製品事業の拡大、充実を図る。

 

いかがでしょうか。体言止めが適度に入ると文章にリズムができて心地よいです。

ただし、多用し過ぎると逆に分かりにくくなることもあるので注意しましょう。

 

まとめ

伝わる文章に仕立てるために私が意識していたポイントは以下の3点です。

①結論は最初に書く

②一文はできるだけ短く

③適度な体言止めでメリハリを

テクニックは他にも沢山あると思います。

でも試験の本質的な部分ではありません。あまり時間をかけるのは避けましょう。

きっとこれだけでも文章がまとまるようになると思いますよ。

 

本番まであと少しです。引き続きがんばっていきましょう!

 

明日のブログは、ミュージカルをこよなく愛するさち

心躍る記事をお楽しみに~★

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