知らないからこそ言える言葉がある

同友館
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どうもこんにちは!物憂げな木曜日いかがお過ごしでしょうか。事例Ⅳチームのだいきです。

2次試験まであと1ヶ月強。もう1ヶ月しかないとみるか。まだ1ヶ月あるとみるか。

捉え方次第で勉強への取り組み方が変わってきますね。

個人的には焦りは禁物だと思います。

やみくもに過去問を回してふぞろいで採点。これは避けたほうがいいです。

過去問をやるならひとつひとつをじっくり取り組みましょう。

同じ過去問を少し間隔をあけて複数回解き、

ふぞろいをみて改善した点してない点をしっかり整理する。

この反省の繰り返しが効果的だと思います。まだ間に合います。

2次試験は知識の量ではなく、知識を適切に使う力が必要です。

答えを覚えるのではなく、ちゃんと頭の引き出しから正しい知識を

引っ張り出せているかを意識してみるといいのではないかなと思います。

 

話題は変わりますが、今日は実務補習で得た気付きを少し書きたいと思います。

未知の業界

9月に初めての実務補習を経験しました。

自分にとってはまったく未知の業界であり、専門的な用語も含めて勉強することばかりでした。

「あー知識が足りない、事前の予習不足だ、こんなんでちゃんと診断や助言ができるんだろうか」

「そもそも業界の専門的な知識は相手方のほうが圧倒的に多い。一体何を提言すればいいんだ」

 

そんなことを考えながら2日目を迎えた折、ヒアリングをした外部の方からこんなことを言われました。

「知らないからこそ言える言葉もあると思う。外からの視点がいいんだよ、それが強みになる」

はっとしました。

業界のことを知れば知るほど、企業側と同じ視点になっていってしまう。

そうすると一般論が言いづらくなる。多面的な見方もできなくなってしまうかもしれない。

もちろん知らないより知っていた方がいいことも多いけれど、すべてを知らなくていいんだ。

第3者の視点で診断することも必要なんだ。

その気付きをいただいてから少し吹っ切れた気がします。

 

経営の基本的なところは変わらない

最終日に協会の偉い方からもありがたい言葉をいただきました。

 

診断士は様々な業界・業種の企業を支援していく。当然知らない世界も多い。

でも経営の基本的なところは実は変わらない。

診断士は経営の問題を洗い出し、課題を考え、助言する。

そして企業の成長を支援していく。

だから知らない世界でも積極的に飛び込んでいってください。

沢山の企業を診ることが皆さんの肥やしになる。

 

とても良い経験をさせていただきました。

 

2次試験にも通じるところがある

実務補習で得た気付きは2次試験の事例Ⅰ~Ⅲにも通じるところがあると思います。

例えば製造業に従事していない人は事例Ⅲに苦手意識があるかもしれません。

でも、実はそこまで関係ないんです。メーカーについての専門知識がなくても

1次試験で勉強した経営全般に関する知識が備わっていれば解けるはずです。

事例企業を意識するのではなく、

事例ごとに問われている経営知識を意識することが必要なのだと思います。

 

明日はさちのブログです!勉強の合間の良いリラックス方法を教えてくれますよ!

お楽しみに~!

 

 

 

 

 

 

 

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