思いは熱く、勉強・試験は冷静に

9 5月, 2015 １次試験, ２次試験, 試験全般, 2年目生向け

こんにちは。２年目生合格ナビゲーターのむらっちです。

最近はポカポカ陽気を通り過ぎて夏が近づいているなと感じる日も出てきましたね。１次試験は真夏に行われますので、１次試験を受験される方は夏バテしないような体調管理方法を考えておくことをおススメします。２次試験に専念される方も、１次試験合格組が２次試験に駒を進めてくるまでの時間をどうやって実力アップさせて差をつけていくかが合格のカギを握ると思います。

さて、今回の記事は前回の記事でも少し予告していましたが、

①苦手科目をなくす方法（苦手科目について、前回の記事に対して少しだけ補足します）

②２次試験に必要な国語力を日々の積み重ねで鍛える方法

についてお話しします。

①「苦手科目をなくしていく」

前回の記事では、苦手科目との向き合い方をお話ししました。しかし、苦手科目はないに越したことはありません。そこで、今回はさらに、どのように苦手意識をなくしていけばいいのかについて、むらっちなりの方法をお伝えします。

それは、「ここまでできれば、もう苦手科目ではない」という基準を自分の中で決めておくことから始まると思います。その際に、あまり高すぎる目標を立てないことが重要です。１次試験の場合は総平均60点以上、２次試験の場合は総合Ａ評価が合格基準です。得意科目を含めてトータルでその基準に到達すれば合格できるわけです。

むらっちが思うには、１次試験の場合は50点程度、２次試験の場合はＢ評価（50点前半）程度を手堅く獲得できるぐらいまで頑張ることが目安です。この基準をクリアすることで、苦手科目に対するストレスはある程度軽減できるはずです。

第１ステップとして１次試験の場合は40点以上、２次試験の場合はＣ評価（40点前半）以上が最低ラインとなります。まずはそこまで確実に点を取れるようにしておかなければ、足切りとなってしまいます。

第２ステップとして上記の目安まで努力してみることを、むらっちはおススメします。これは、第１ステップで固めた基礎知識を活用してでもう少し難易度の高い問題に対応できるようにする、もしくは、頻出論点以外の知識をさらに増やしていくことで得点の上積みが見込めると思います。100点を目指す必要はありませんので、60～80点程度の実力までついたと感じられれば、それ以上の深追いは却って効率が悪いため、見切りをつけたほうが良いでしょう。苦手科目が複数ある場合は、同様に進めていきます。

むらっちは財務・会計と事例Ⅳを得意にしていました。そのため、その２つはほとんど勉強せずに、１次試験では苦手科目の経済学・経済政策、企業経営理論を、２次試験では事例Ⅰ～Ⅲに主に時間を費やしていました。

イメージは曲芸の皿回しです。得意科目は、放っておいてもある程度は点数が取れる状態をキープできる＝お皿が回転してくれています。ここで課題となるのは苦手科目です。日々の勉強を重点的に行い、お皿が割れないよう、回し続けていきましょう！