設備投資の意思決定会計(ゆるわだ)

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みなさん、こんにちは!事例Ⅳチームのだいきです。

いよいよ1次試験まで残すところ23日。

すでにラストスパートに向け助走に入っている方も多いかと思います。

私もこの時期は1次試験の過去問演習と間違えた箇所の復習に全集中していました。

でも試験1週間前はぐっと学習時間を減らして「早く寝る」を最優先にしていたことを覚えています。

本番当日に100%の力を発揮して無事に努力を実らせるためにも、

体調は万全に整えて臨みましょう!

(もう今日はこれが言えたら満足です・・・)

 

さて、今日は1次試験直前ということで、財務・会計の小ネタを書きたいと思います。

設備投資の意思決定会計

財務・会計の範囲には2次試験 事例Ⅳの定番である「設備投資の意思決定会計」が含まれています。

WACC(加重平均資本コスト)、正味現在価値法(NPV)、内部利益率法(IRR)・・・

なんとなく複雑な計算式が多くて覚えるの大変って感じの論点です。

 

これって実は1次試験の範囲なんですよね。(私も振り返るまで忘れていました)

財務・会計での出題頻度は毎年1問程度なので、1次試験対策としてはあまり重要ではないかもしれませんが、

ここでの学習がそのまま2次試験にも直結する論点なので、せっかく勉強するなら

ただ計算式を丸暗記するだけではもったいないです。

というか、丸暗記しただけだとすぐ忘れてしまいますよね。応用も効かないです。

できることなら「なんでそんな計算をするのか」っていう会計処理の背景を理解することをおススメします。

自分の言葉で背景が説明できるようになると、腹落ち感が高まって計算式そのものも忘れにくくなります。

 

実は私もこの論点、最初はすごく理解に苦しみました。

特に正味現在価値法(NPV)について「なんでそんな面倒な計算をするんだ」と思っていました。

将来のネット・キャッシュ・フローに割引率をかけて現在価値に戻す

ここがしっくりこず、しばらくはもやもやしたまま計算式を丸暗記していました。

しかし参考書やネットの記事などをあさりながら、あーだこーだ思考をめぐらせて理解に努めた結果、

一応、自分なりの理由付けができ、そこからはむしろ好きな論点になりました。

正解かは分かりませんが、その思考過程と私の解釈を書いておきます。

 

現在価値に割り戻す意味

正味現在価値法(NPV)は投資案を評価するためのひとつの指標値です。

計算式は「年々のネット・キャッシュ・フローの現在価値合計-投資額」

これが0を上回るならその投資案は採用するに値するというものです。

 

最初に私が違和感を感じたのは、現在価値に割り戻す意味ってなんだろうってところです。

複数の投資案があったとき、単純に将来得られそうなキャッシュと投資高の差額が

一番大きいやつを選べばいいじゃないですか。わざわざ現在価値にする必要あるのか?

そう思ったんです。

 

参考書を読み込むなかで、そのひとつの答えとして出てきたのは、

「お金の時間価値をそろえて評価する必要があるから」というもの。

1年後に手に入る100万円と5年後に手に入る100万円とではお金の価値が違う。

だから投資時点にその価値をそろえましょうという理屈。

私(・・・お金の価値が違うのはその時々で物価が違うからなのか?そんな不確かなもの使える?)

残念ながらこの時の私は「お金の時間価値」の意味合いをしっかり理解できていなかったため、

イマイチ腹落ちすることができませんでした。

 

そもそもお金の時間価値って何だろう。

現在価値に割り戻すときは「割引率」を使う。

これは資金調達にかかるコストである資本コスト率などを使うらしい。

(実際には一概には言えませんが)

 

その流れで出てきたもうひとつの解は、

「資本コストを上回るキャッシュを獲得する必要があるから」というもの。

設備投資には多額の資金が必要であり、

銀行からの借入や新株発行など資金調達の考慮が必要不可欠です。

銀行から借入するときは金利がかかるし、新株発行すれば配当金が発生する。

これらの資本コストがかかるから、このコストをペイできるだけのキャッシュを

生み出せるか確認するために、その率で割り戻して評価する。

私(・・・おー、確かにこれはいいんじゃないか。でも自己資金で賄ったらコスト0じゃない?)

という禅問答で腹落ちならず。

 

自己資金で賄えるなら追加コストかからないはず。

でもこのお金、もし投資信託とかに預けて資産運用してたらその分の利息はもらえなくなるよね。

あ!このもらえなくなった利息はコストじゃん。

この利息を上回るだけの投資じゃないなら採用するに値しないよな。

経営者もそんなバカな選択しないはずだよ。

 

そう、最終的に私が出した結論は、

「経営者は常に一番合理的なお金の使い方をするから」というもの。

割引率は資本コスト率であると同時に、期待する収益率(ここでは投資信託の利息)でもあり、

自由に使えるお金があれば、一番合理的なお金の使い方を選択するはず。

たとえ目の前に並べられた投資案じゃなくても!

 

この考えであれば、将来得られそうなキャッシュを期待収益率である割引率で割り戻す、

という行為も説明つく気がします。

要するに、資産運用で獲得できるキャッシュすら生まない投資案ならそもそも投資に値しない。

俺は投資信託買っちゃうよ!ということだと理解しています(あくまで私の解釈です)。

 

※振り返ってみると、最初にしっかり「お金の時間価値」の意味合いを理解しておけば

こんなにいったりきたりの思考をたどらなくて済んだのかもしれません。

お金の時間価値とは、そもそもお金を運用することで得られる利益を前提にしているということ。

5年後に手に入る100万円は向こう5年間なにもすることができませんが、

1年後に手に入る100万円なら再投資に回すことで4年間も長くお金を増やすことができる。

たとえ物価が変動しなくても、お金の価値は将来より今のほうが高いっていうことです。

だからお金の時間価値をそろえないと、本当にどちらが得かわからないよね、となるわけですね。

 

まとめ

かなり強引な解釈でしたが、自分なりに納得するまで咀嚼すると理解が深まりますよ、

ということをお伝えしたかったのでした。

ただし、1次試験直前ですので一度なぜを考えてみてやっぱり理解できないなーと感じたら、

ぜひ他の学習を進めてください!深追いは禁物です!(書いた本人が言うなですが・・)

 

1次試験まであと少し。ラストスパートがんばっていきましょう!!

 

明日はさちのブログです。ゆるわだでしょうかがっつりネタでしょうか、お楽しみに~!

 

 

 

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