皆さんこんにちは!事例Ⅰチームです。
本日は、事例Ⅰチームの企画として、「ランキングは低いけど、加点対象ではないかと議論になったキーワード」をご紹介したいと思います。
(なお、今回の記事は令和2年度 事例Ⅰ 第4問の内容を多分に含みますので、気にされる方は一度、過去問を解いたうえでの閲覧をお願い致します)
目次
令和2年度の事例Ⅰ 第4問では企業グループのトップマネジメントとして、グループ全体の人事制度確立の方法について問われた問題でした。
私(くろひょう)の解答を、恥を忍んで記載します。
留意点は①多角化に対応した公平、妥当、明確な評価基準の設定と、長期的視点で評価を行う事②非正規社員や外国人が働きやすいようなフレキシブルな出勤体系や、悩み解消システムなどの制度を作ること。
ふぞろい流採点では太字下線部が加点キーワードとなり、7点(20点中)で、半分以下でした。。。私が受験生時代にふぞろい14を読んだら、「なんであかんねん!」と舌打ちしている気がします。
ちなみに、私の事例Ⅰの全体得点は下記の通りでした。
ふぞろい流採点:58点
得点開示:65点
まあ、盛り込んでいるキーワードは確かに少ないですが、それにしても「他に加点要素があるんちゃうの?」とも思うわけです。
というわけで、ふぞろいのランキング外ではあったけれども、「加点されている可能性もあるよね?」と議論になったキーワードや、多そうで少なかったキーワードを以下にご紹介させて頂きます。
「2位:(評価)公平、公正、適正な評価を行う」について
「納得感」、「透明性」などのキーワードはダメなのか?という意見はあると思います。私も「公平、妥当、明確な評価基準の設定」と記載しましたので、「妥当、明確」がダメなのか?と正直思います。もちろん採点者が評価に関するキーワードを幅広く加点対象にしており、これらのワードが加点されている可能性はありますが、キーワードの記載者数が少なかったため、ふろぞい流採点としてはランキング外で加点対象になっておりません。
「長期的視点」
私はこのキーワードを入れました。多角化している企業グループなので、事業によってステージが違い、長期的な視点での評価を行わないと不公平感が生じるのではないかと考えたからです。個人的には加点されているのではないかと思ってますが、記載者数はとても少なかったです。。。残念!
「一体感」
「一体感の醸成」というようなキーワードを記載している方は合格者+A答案でも比較的多かったですが、やはりランキング外のため加点対象になっておりません。もちろん全体の解答内容次第ですが、個人的には加点されている可能性があるのではないかと思います。
「モラール」と「モチベーション」
「モチベーション」と記載された方は思ったより少なかったです。モラール(集団の士気、意欲)とモチベーション(個人の動機づけ)の使い分けを意識されている方が多かったのかもしれません。
以上、どこまで幅広くキーワードが加点されているかは採点者のみ知ることであり、「ふぞろいの不完全さ」をあえて記事にさせて頂きました。しかし、大事なのは自分のキーワードが入ってなかった際に、「なぜ、ふぞろいランキングのキーワードを選ばなかったのか?」「なぜ、あえて、そのキーワードを優先したのか」を深く分析することだと思います。自分の解答分析や思考の癖の理解などにふぞろい14を是非ご活用頂ければ幸いです!
明日は、事例Ⅱチームより投稿させて頂きます!お楽しみに~!