事例Ⅱ企画~ふぞろい流採点について~

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皆さんこんにちは。事例Ⅱチームです。

今日は『ふぞろいな合格答案エピソード14』における採点、通称「ふぞろい流採点」についてお話したいと思います。

とその前に、以前お知らせしました「2次試験まで3ヶ月!お悩みは今のうちに解決!ふぞろいな相談会」の申し込みURLをご案内します。

第1回:7月24日(土)16:00~18:00 *終了後懇親会あり

https://www.kokuchpro.com/event/fuzoroi14/1681313/

第2回:7月25日(日)10:00~12:00 *終了後懇親会なし

https://www.kokuchpro.com/event/fuzoroi14/1681354/

*いずれの日程も同じ内容となっており、7月4日(日)の13時から、申し込み受付けを開始します。

弱点を理解しよう

ふぞろい流採点」では、原則として合格者とA答案の方からいただいた再現答案に基づいて、多いキーワードから順に点数が割り当てられています。

 

ここでポイントなのが、合格者の答案は、決して全てが60点以上ではない、ということです。

この試験は、40点未満が1つもなく、合計で240点以上であれば合格できます。

 

購入特典のふぞろい14メンバーの開示得点を見ていただければわかると思いますが、特に事例Ⅱについては、ふぞろい14メンバーの点数が低いことからも、全体的に平均点が低かったものと予想できます(事例Ⅱが60点未満で合格したふぞろい14メンバーは約50%)。

 

つまり、特に事例Ⅱについては、ゆらぎが多い可能性があります。

では、いくつか具体的に見ていきましょう。

 

例えば第1問のWについては、「知名度が低い」という解答キーワードがあります。「現在のB社の状況」について問われていることから、現在の知名度についてどうか、という問題もありますが、合格答案とA答案に一定数の解答があったことから、このようになっております

 

一方、紙面には掲載しておりませんが、「立地条件が悪い」という解答もありました。これはマーケティングの4PにおけるPlace(流通)についての弱みとなり、個人的には得点になると思いますが、解答としての数がかなり少なく、ふぞ流採点では紙面に掲載する解答キーワードとはなりませんでした

 

このように、ふぞろい流採点では、あくまでも解答数で解答キーワードを決定しているため、実際の採点がキーワード採点であるかは不明ですが、「知名度が低い」という解答キーワードよりも「立地条件が悪い」という解答キーワードの方が、実際は配点が高い、という可能性があります。

 

また、例えば第3問設問2では、ツールにおける1位の解答キーワードと2位の解答キーワードとで配点に差がありますが、こちらも解答数によるものです。

 

こちらについて、BBSやSNSなどといったツールの名称のみではなく、ツールをどう使うかといった記載とセットで得点になるものと思いますが、ふぞろい流採点では、このように、ツールの名称毎の解答数に応じた配点となっております。

 

これらはあくまでも一例です。ふぞろい流採点には弱点もあり、完璧ではありません

 

ただ、合格者やA答案の方が多く書いたキーワードであることは間違いありません。

 

一部では相対評価と言われている試験ですので、このようなキーワードが記載できれば、周りと極端にずれることもないでしょう。あくまでも解答キーワードの目安としてお使いください。

 

自己採点時の留意点

自己採点する場合についての留意点についてお伝えします。

 

例えば第2問について、「高齢者」をターゲットとして解答した場合に、「何を」として「アロマオイル」として解答しても、ふぞろい流採点では得点になります。

 

しかしながら、どうでしょう。

 

近年では高齢者向け「アロマオイル」がHITしているのかもしれませんが、可能性としては低いのではないでしょうか。

 

読者の皆さんはもうお気付きかと思います。

 

そうです。ふぞろい流採点では答案の一貫性という点が考慮されていないのです。

 

なので、自己採点をする際には答案の一貫性があるか、という点を考慮してください。

 

これは設問内に限らず、設問間の一貫性についても同様です。

 

例えば、第1問で記載した強みを活かした施策を他の設問で記載するのではなく、記載していない強みによる施策を記載した、などが例として挙げられます。

 

このようなことがないよう、自己採点時には一貫性について留意しましょう。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

ふぞろい流採点には弱点もありますが、私自身も「ふぞろいな合格答案」を使って過去問演習を行ってきました。

 

解答が公表されない試験だからこそ、他の人がどんなことを書いたのか、どの程度書ければよいか、の目安にもなると思います。

 

人それぞれの活用法があると思います。いち早く自分なりの活用法を見つけ、合格を勝ち取ってください

 

さて、明日は、「惜しくも採用されなかったキーワード」について、今日に引き続き事例Ⅱチームが紹介します。お楽しみに~!

 

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