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皆さんこんにちは、事例Ⅱチームです。
ふぞろいで採点していて「なんでこのキーワードは点数にならないんだ?」と思うことってありませんか?
一生懸命考えぬいて書いた自分の解答とふぞろいの解答を見比べて、点数が低く肩を落ち込ませている方も多いと思います。
肩を落ち込ませているだけではいけないと思いながらも、勉強中というのは悩みやすいもの、
・ふぞろいのキーワードってどうやって選ばれているんだろう?
・自分の書いたキーワードって、他の受験生はどのくらい書いているんだろう?
と思われている方も多いのではないでしょうか?
私 イノシ も、
本日はそのような
・選ばれなかったキーワードってどんなの?
・選ばれなかった理由を知りたい!
という方に向けて、令和2年度の事例Ⅱ第3問設問2の分析結果を基に解説していきたいと思いますので、是非読んでいただければと思います。
なお、若干ネタバレとなりますので、令和2年度の過去問を解いていない方は、ブックマークをした上で、一旦そっとブラウザを閉じていただければと思います。
目次
ズバリ選ばれなかったキーワードの一部をご紹介します。
※選ばれたキーワードは、書籍に書いていますので割愛します
選ばれなかったキーワードをいろいろと挙げましたが、それぞれグループ分けするとこんな感じです。
・20~50歳代の女性
・大都市圏在住
・安眠を求める
・健康志向
これら「ターゲットに関するキーワード」が選ばれなかった理由は、単純に「書いていた受験生数が全体的に少なかった」からです。
ふぞろい流採点はいただいた再現答案から、合格+A答案の解答数が多かったキーワード順にランキングをつけています。
そもそもの絶対数が少ない場合、相対的に合格+A答案の数が少なくなるので、キーワードに選ばれる可能性は低いです。
・オンラインサイト、サイト
・関与を高める
この「設問に書かれている言葉をそのまま使ったキーワード」が、選ばれなかった理由は「C+D答案に多いキーワード」だったからです。
ふぞろい流採点は、いただいた再現答案から、合格+A答案の解答数が多かったキーワード順にランキングをつけているのですが、合格+A答案よりもC+D答案の方が多い場合は、キーワードに選ばれる可能性は低いです。
設問の言葉をオウム返しするのではなく、題意に合わせて文章をカスタマイズして解答をする必要があったものと考えられます。
・メルマガの定期配信
・顧客同士の交流
・悩み相談に応じる
紙面でも書いていますが、上記の「製品づくりに巻き込むことを意識できていない」キーワードは選ばれませんでした。
この「製品づくりに巻き込むことを意識できていない」が、選ばれなかった理由はターゲットに関するキーワード同様、「書いていた受験生数が全体的に少なかった」からです。
題意に沿っていない解答のため書く人が少なかったものと推察します。
定番キーワードを書くことにこだわってしまって、「これさえ書いておけば大丈夫」と思い込んでしまった受験生が書いてしまったのかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
選ばれなかったキーワードが何だったのか?選ばれなかった理由はわかりましたでしょうか?
これであなたもレベルアップですね!
レベル14が高いか低いかはわかりませんが、以下にまとめます。
これまで見て頂いた通り、「題意に沿った解答をしていない」とふぞろい流採点でも、高得点は狙えないという事がお分かりになったかと思います。
中小企業診断士2次試験は、奇抜なマーケティング戦略をお披露目するところではありません。いかに模範解答に近い解答を書くかが重要な試験です。
その為にもきちんと題意を把握して、題意に沿った解答をできるように意識をする必要があります。
予備校の模範解答やふぞろいの解答ランキングを見て「納得いかない!俺の答えの方が正しいはずだ!」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もう一度自分の解答を見た上で「題意に沿って解答できているか」を見直してみてはいかがでしょうか。
明日は引き続き事例Ⅱチームから、昨年度の代名詞と名高い「アンゾフ(第3問設問1)」についての話題をお届けします!お楽しみに!