私たちはこうして合格しました!~ふぞろいの使い方(事例Ⅰ~Ⅲ)~

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こんにちは!
受験生のあらゆる苦労を味わった男、きくっちです。
本日は事例Ⅰチームリーダーでもあるきくっちが、合格者の目線でふぞろいの使い方をまとめてみました。
まず言いたいのは“採点だけ“で終わってはいけない!ということです。
では、順に見ていきましょう。

まずは自己採点

まずは当然、自分の解答の自己採点から始まります。
(自己採点ができてしまうのも、ふぞろいの魅力です)
そして、その時点でどの程度点数が取れているか! が、気になるところですが、何点取れたかははっきり言ってあまり重要ではないと思います。
にも関わらず、「よ~し、ふぞろいで70点の解答が書けたから大丈夫だ!」、「あー、ヤバい全然点数取れてないよ~」、などと一喜一憂する受験生がなんと多いことか(過去のきくっちのことです)。

これまで何度かお伝えしてきましたが、そもそも2次試験は相対評価です。
逆に言えば、全ての問題が完璧に、或いは高得点で答えられる必要はありません

 

見直しのポイント

ふぞろいでは、各設問ごとに難易度が示されています(難しすぎる、勝負の分かれ目、みんなができた)。
その難易度ごとにまずは以下の目線で得点できているかを確認はしますが、大事なのはその後です。
なぜその目標の点数が取れていないか。取れるためにはどうしたらよかったかを徹底的に分析し、対応方法として自分の解法プロセスを見直すことです。

難しすぎる設問

初めて解いたときはあまり高得点でなくても問題ありません。
どうせ本番でもみんな解けていませんから。
それよりも最も重要なキーワードだけでも書けているか、部分点でもいいので4割確実に取れていたか、取れていなければどうしたら取れていたかを徹底的に考えましょう。
注意点として、試験では過去に問われた論点が再度出題されることがままあることです。
というか、きくっち個人の感覚的には設問の半分以上は過去にも同様の或いは類似問題が出されているように思います。
難易度が高いからといって、今後も高得点は取れなくてもいいというわけではなく、今は解けなくても覚えてしまうことが大事だと思います。

勝負の分かれ目の設問

これは本番までには6割の点数が取れることが必要です。そのためには、キーワードの中でも特に重要なものやそもそも切り口は外していないかを徹底的に検証しましょう。

みんなができた設問

絶対に7・8割程度の確保ができるようになりましょう。
逆に6割以下ならば、なぜ取れなかったのか分析することが大切です。

 

検証のポイント(間違いの原因探し)

では、どんな見直し方があるでしょう?
色々ありますが、まずはふぞろいの解答のポイントや、先生と受験生による会話の中で繰り広げられる解答を導くための考え方を自分が持てたかどうか、が最初のポイントになると思います。

もし同じ考え方が持てなかったのなら、原因は何か
与件文が十分に読込めていなかったのか、設問文の捉え方が甘かったのか、知識が不十分だったのか・・・。
まずはそこを見極めましょう

自身の間違ったポイントを見直すわけですから、非常に苦痛を感じる人もいるかもしれません。
「これはたまたま見逃しただけ」、「うっかり忘れただけ」、「つい読み間違えただけで本当はできるはず!」等と自分に言い訳してはいけません。

これらの「たまたま」、「うっかり」、「つい」こそが自身が間違える原因なのです。
人間には誰しも、考え方、物事の受け取り方、話し方、書き方にもクセがあるものです。
それは決して悪いことではなく、この試験を受けるにあたっては意識して対応する必要があるというだけのことです。
「自分は何もしなければこういうミスをするタイプの人間」と自分を客観的に扱える素直さが必要になります。

 

原因別の対策(例)

例えば、与件文が十分に読込めていなかったとしたら、その原因と対策は何か?
今思いつくものをざっと書いてみます。

①赤ペン等でチェックしていたか、していたならなぜ解答に盛り込めなかったのか。
⇒チェックしたキーワードを解答に入れているか確認するプロセスを追加する。

②チェックしていなければ、なぜ重要なキーワードを見落としたのか
・知識不足なのか(例えば事例Ⅲで「バラつき」というワードがあれば、標準化・マニュアル化が必要と思いついたか)
⇒頻出の論点を整理して、見た瞬間に反応できるように暗唱できるまで暗記。
・複数回でてきたキーワードを見逃したのか、「しかし」など接続詞のあとの言葉なのに見逃したのか等
⇒キーワードに必ずチェックができるように与件文を何度も読む練習をする
・単なる読み飛ばし
⇒読む時間を長くしてでも読み飛ばしを回避する

③そもそも読むのが遅い
 ⇒早く読む練習をする(指差し法などもおススメ)
 ⇒何度も読まなくて済むように、1度で丁寧に設問と対応付けたチェックをする練習

④設問との対応付けが下手
 ⇒設問と解答下書きを別紙に書き、与件文の横に置いて丁寧に対応付けながらチェック(以前ご参照

⑤時系列を見間違えて失敗
 ⇒与件文を読みながら、時系列をメモする習慣をつける

と、つらつらと書きましたが、与件文の読み方に関してだけでもこれくらいの分析や対策以上のことを多くの合格者はやっていると思います。
合格する人の共通点は、こうした自分の問題点を徹底的に見つめ直し、解法プロセスや知識などの改善に向け実践していることだと思います。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ふぞろいの使い方(事例Ⅰ~Ⅲ)とは、自身の解法プロセスを見直し改善するキッカケづくり、だと思います。
ふぞろいには直接的にどうすれば解けるか、は書いていませんし、上記のような解決すべき問題点は無数にあります。
あくまで自身で考え解決する力、言い換えれば自分自身と向き合う力が試される試験だときくっちは考えています。
ふぞろいを入り口として、徹底的に自身と向き合い、合格を手にしましょう!

 

さて明日は、事例Ⅳチームによる「ふぞろいの使い方(事例Ⅳ)」です!
お楽しみに!

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