見えないものを、見えるようにする

同友館
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ちゃーです。
こんにちは。
今日は、ふぞろいのOBとして
その後の診断士活動の紹介ということで
自分の日常からお話させてもらおうかと思います。
私はいわゆる会社法に定める中小企業に実際に勤めている
(おそらく)数少ない企業内診断士です。
別に診断士合格後に中小企業に転職したわけではなく
元々中小企業に勤めたこともあって、試験合格後も
そのまま居残っているだけです。
もっとも、仕事の内容は合格前後で大きく様変わりして、
以前はシステムエンジニアとして企業向けのソフトウェアを
開発する技術職だったのですが、今は経営企画部という名の
社内外向けの”何でも屋”をやっています。
このような異動は社内でも非常に例外的なことで、
試験合格によって私の人生が大きく変わった事は間違いないです。
ところで、そんな立場にいると社内で問題が起きた時に
いろいろな部署から相談を受けることが多くあります。
最初は経営にかかわる知識事項にかかわることが主だったのですが、
最近では事業の現場で起きている問題解決についての
相談を受けることが多くなってきました。
話を聞いてみると、現場では毎日色々なことが起きているので
その情報量に流されて、結局本人自身が何が起きているのか
よく分かっておらず、見えていないことが多いです。
私は現場で起きていることに関する情報量は圧倒的に貧弱ですが
それを綺麗に整理して、見せてあげることができます。
たったそれだけのことなのですが、私のこれまで実務経験からして
関係者から喜ばれるのは”知識”ではなく、この”知恵”の部分です。
要するに漫然・混沌とした情報に、
切り口という名のメスを入れて分解し、
ロジックいう名の秩序を与えて整形する。
見えないものを、見えるようにしてあげる。
2次試験の王道的パターンを実務でも同じようにやっているだけです。
今振り返っても2次試験の勉強はお釣りが来るぐらい
やっておいて損はないと思うので、実務家を目指す受験生には
ぜひ頑張っていただきたいと思うのです。

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