こんにちは♪
2次試験合格後、中小企業診断士として登録するための要件のひとつ、
実務補習 15日コースで絶賛修行中のNanaです。ふっふっふ……(壊れ気味)
実務補習って何ぞや?実際どんなの?という実務補習話は修行が終わったらまたお話するとして、
今日のテーマは「2次試験オリジナリティ溢れる助言は、合格まで取っておこう」です。
2次試験、設問にはいくつかの決まったパターンがあります。
「理由は何か。xxx字以内で答えよ。」
「どのような要因があったか。xxx字以内で答えよ。」
「~の在り方についてxxx字以内で述べよ。」など
その中で私が一番困っていた設問、それは
「中小企業診断士としてxxx字以内で助言せよ。」です。
予備校で2次試験の勉強を開始したころ、この設問を見たときは
”そうそう、こういうのがやりたくって勉強してるのよ。良いの書いちゃうよー”なんて思っていたのですが、
自信満々で提出した解答が返却されてみたら…全く点数入っていない!20点満点中2点!?なんでー!?!?!結構自信あったのに… という状態に。
解答を見ても「えっ、そんなつまらない答えなの?!どういうこと!?」と余計悩みのツボに入ってしまいました。
予備校の先生に聞いたら
”2次試験は「答え」がすでにあるテストなんですよ”
”オリジナリティ溢れる解答書いたら、点数つけるの難しいでしょ?採点者の気持ちを考えてみると良いかも”
と言われ、やっと気づきました。
私が最初に書いていた解答は、与件文と繋がりがあまりない、オリジナリティ溢れる解答(思いつきや経験にもとづく解答)=点数がつかない、だったのです。
自分が採点者だったら、「この助言は面白いし、今後流行っていくかもしれないけど、みんながこんな解答を書くわけじゃないし、点数あげられないな」ってなるのです。
ついつい過去の経験や失敗から学んだこと、最新技術や流行りもの、を入れて解答したくなっちゃいます。
(会社ではちょっとオリジナリティある答えをしないと評価されないことも多いし…)
が、2次試験ではその気持ちをグッと抑えて、
・基本に忠実(1次試験のテキストに書いてある内容を使う)
・与件文に書いていることに絡ませる
そんな解答が大事になってきます。
これを意識し始めてから、少しずつ点数は伸びるようになっていきました。
ちなみに予備校の先生には
「最初あなたの解答みたときは、これ…かなり厳しいな…と思った」と言われました。相当酷かったらしい。笑
点数がなかなか伸びないなーとお悩みの方は、ご自分の解答にどういうことが書かれているのか、客観的にもう一度見てみると良いかもしれません。
その解答、基本に忠実ですか? 与件文に書いていることに絡んでいますか? 経験だけをもとに書いていませんか?
オリジナリティ溢れる助言は、合格後実務で存分に発揮してください!!
現在実務補習中で、様々な会社を訪問して経営診断させてもらっています。
ここでは社長の思いをよく理解して、外部環境や内部環境を調べて考えて、現状分析をすると共に改善提案もします。2次試験でいうところの助言です。
先週のこと、色々な視点から考え、オリジナリティ溢れる助言を社長にしたところ、とっても喜ばれました!!!!
社長の思いをよく理解して外部環境や内部環境を調べる、までは2次試験で勉強してきた内容です。
そこにオリジナリティを入れて発展させるのが、実務ではできるんだな、と中小企業診断士の面白さと奥深さを実感しました。
実務補習めちゃくちゃ楽しいです!!!
(が…キツイ…体力的にも精神的にも…)
次回は、前職がライターで日本語チェックのレベルが高い、ふぞろいの品質向上には欠かせない”かもとも”の登場です♪お楽しみに~!!