学習において大切なマインドセット

同友館
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どうも、のきです。

三寒四温の天候になってきましたね。

みなさん、体調崩していないでしょうか? 花粉にやられていないでしょうか?

診断士試験には頭脳が必要ですが、それ以上に体が資本ですので、十分気を使って勉強していきましょう!

 

本日はマインドセットのお話をしたいと思います。

マインドセットとは

まず初めにマインドセットについて簡単に定義をします。

教科書的に固く言うと、

経験、教育、先入観などから形成される思考様式、心理状態

となります。

ちょっと言い回しとして硬いので、少し柔らかくして、

心の持ちかたや考え方

と、ここではいうことにします。

そしてまた、マインドセットは固定ではなくその時々におかれた状況である程度揺れ動くものであるとします。

(普段はポジティブな人がふとした拍子にネガティブになったりしますもんね)

 

さて、続いて今この記事を読んでいらっしゃるみなさんに質問です。

ご自身の心の持ちかた、考え方はどういったものでしょうか?

一般的によく聞くのはネガティブやポジティブといったものでしょうか?

 

今回ご紹介したいのはフィックスト(固定型)マインドセットグロース(成長型)マインドセットです。

この二つのマインドセットはスタンフォード大学の心理学教授 キャロル・ドゥエック氏が提唱した考え方で、同じ素質を持っていても、その素質を最大限に発揮できるタイプとできないタイプでは物事の捉え方・考え方が異なることに着目し、それらを大きく2つのマインドセットに分類しました。

続いてそれぞれのマインドセットについて個別に説明していきます。

フィックストマインドセット

フィックストマインドセット(Fixed MIndset/固定型マインドセット)は、

「人の能力は固定的で努力しても変わらない」

と言う考え方です。

こういったマインドセットを持った人は能力が固定的であると信じているため、

  • チャレンジは失敗が怖いからやらない
  • 努力はやっても仕方がない
  • 才能がある人間にはどうやっても敵わない
  • 私が失敗したのは、周囲の環境のせいだ

という思考をする傾向があります。

また、テストの点が悪かった時に「自分には才能がない」と決めつけたり、自分がいかに才能がないかについて考えてしまうことが多いそうです。

そしてこのマインドセットでいることは成長や能力向上を阻害する要因になります。

 

診断士試験に向けた学習を進めていくと、うまく進められないところがあり、

「自分は診断士試験には合格できないのではないのではないか、絶対無理だ……。」

だったり、

「今の勉強がうまくいかないのはきっと自分に才能がないからだ」

といったネガティブな感情が湧いてくる時もあると思います。

そういった感情がふつふつと湧いている時、フィックストマインドセットになっています。

 

この状況が長く続くのはあまり好ましい状況とは言えません。

本当は努力によってまだ伸びることができるのに、その伸びに自分で蓋をして限界を設定してしまっている状況です。

そういった状況を回避するためのマインドセットが「グロースマインドセット」です。

 

グロースマインドセット

グロースマインドセット(Growth Mindset/成長型マインドセット)は

「能力は努力や方法によって変えられる」

と言う考え方です。

グロースマインドセットを持った方は、能力は変えられると信じており、問題に対して真剣に向き合い、なぜ間違ってしまったのか、何が足りなかったのかという思考をします。

そして、”「今はまだ」”できていないと考えます。

そのため、自分にとって難しい問題や課題から逃げず、むしろ自分の成長の可能性を信じて、挑戦を楽しみます。

まるでゲームのレベル上げをしているような感覚ですね。(私も結構ゲーム感覚で勉強していた記憶があります)

やっぱり、勉強を辛いものだと考えるのではなく、楽しんで、自分の成長を感じながら進めていきたいですよね〜。

 

実は、このグロースマインドセット、少し考え方を変えるだけで強化することができます。

そのためには、

  • 失敗した時に、次どうすれば成功できるのか考えるようにする
  • 過程に注目する

診断士の1次試験7科目全てをこれまでの人生で全てやったことのある人は稀だと思います。

2次試験のような全て記述式の試験を初めて経験する人もたくさんいると思います。

なので、最初はできなくても大丈夫です。なんなら1次試験は5月くらいまでは完璧でなくても大丈夫です。

そして2次試験、1次試験が終わった直後に始めた私は、全く何を書いていいのか皆目見当がつきませんでした。

 

できないことは決して悪いことではなく、自分の弱点に気づけるチャンスを得たと考える。

そういった考え方がグロースマインドセットであり、診断士試験合格に向けた学習において大切なマインドセットなのではないかと私は考えます。

みなさんも是非グロースマインドセットで、学習を楽しみましょ〜!

 

まとめ

いかがでしょうか? フィックストマインドセットとグロースマインドセットの違いが分かりましたでしょうか?

そしてグロースマインドセットでいることが学習継続において重要であると伝わりましたでしょうか?

2次試験まで含めるとまだ8ヶ月続く診断士試験。グロースマインドセットで駆け抜けてみませんか?

 

以上、のきでした!

明日は遅くまで仕事もふぞろいも頑張るタフガイ、こーへいです! お楽しみに〜。

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