ちゃーです。
こんにちは。
合格発表まで、あとおよそ1ヶ月。
2次試験受験生の方はドキドキでしょうか。
それとも久しぶりに趣味や読書に没頭したり、
家族サービスにいそしむ日々でしょうか。
いずれにしても試験が終わってひと段落だと思います。
今日は私が企業内診断士として継続学習しているテーマから、
IFRS(国際財務報告基準、いわゆる国際会計基準)について
簡単にご紹介したいと思います。
日本ではいまだ検討段階ではありますが、おそらく2015年ごろには
国際会計基準に基づく財務報告が義務付けられると言われています。
また、その対象となるのは「上場企業」と考えられていますが、
中小企業であっても上場企業の連結決算対象になっている場合には
やはり国際会計基準に基づいて財務報告を行う必要があると考えられます。
国際会計基準が採用された場合の変更点として、
例えば次のような事項があります。
【財務報告書類の名前が変わる】
・「貸借対照表」は「財務状態計算書」に変わります
・「損益計算書」は「包括利益計算書」に変わります
・「株主資本等変動計算書」は「株主持ち分変動計算書」に変わります
もちろん記載の仕方や、記載の内容も変わってきます。
細かいことは書籍などを参照していただくとして、
このIFRSに対応するために財務部門だけではなく、
全社を見通した上での業務手順の見直しと再定義が必要になります。
そこで我々のようなコンサルタントに対するお仕事が発生する可能性が高く、
今からその準備の勉強をしているわけです。
診断士の財務のテキストの表記からも、
いずれは「貸借対照表」「損益計算書」などが
使われなくなるかもしれません。
診断士になった後も勉強は必要ですね。
それでは、また次の機会に。
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